東京都葛飾区の解体業者14社を比較|費用相場と地域の解体事情
葛飾区で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
葛飾区に所在する14社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「葛飾区の解体費用相場」や「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。
下の「葛飾区の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
葛飾区の解体工事事情と地域特性
葛飾区の概要
葛飾区は、ゼロメートル地帯の軟弱な地盤と木造住宅が密集するエリアという課題を抱えつつ、再開発が進む東京東部の水郷都市です。
東京都の東端に位置し、江戸川を挟んで千葉県、埼玉県と接しています。かつては水運で栄えた水郷地帯でしたが、都市化にともない、その多くは住宅地や工業地へと姿を変えました。
区の大部分は軟弱な沖積層からなる「ゼロメートル地帯」で、水害や地震時の液状化リスクが高いのが特徴です。加えて、戦後の急速な市街化で生まれた木造住宅密集地域(木密地域)が広範囲にあり、防災性の向上が急務とされています。
近年は京成立石駅周辺などで大規模な再開発事業が進んでいます。人口は日本人が減少傾向にある一方、外国人住民の流入で維持されており、空き家率は約11.8%です。
地形・道路事情と解体費用の傾向
軟弱な沖積層とゼロメートル地帯という地形、そして木造住宅密集地域の狭い道が、解体工事で追加費用(杭抜き、小運搬費)が発生する主な要因です。
- 地形の特徴:区の全域が「東京低地」と呼ばれる沖積層の軟弱地盤でできています。過去の地下水汲み上げによる地盤沈下で区の半分以上が海抜ゼロメートル地帯で、地下水位も高いことから基礎解体時の湧水対策は必須です。特に荒川沿いの東四つ木、四つ木、堀切エリアや京成立石駅周辺は、洪水や地震時の液状化リスクが高いエリアです。
- 道路事情:戦後に農地などが急速に宅地化された歴史から、立石、四つ木、堀切などには昔ながらの道がそのまま残る木造住宅密集地域が広がります。これらのエリアは道幅4m未満の狭い道が多く、重機や大型ダンプが入れません。また、区内を走る水戸街道(国道6号)の四ツ木橋周辺は都内有数の渋滞ポイントで、廃棄物の搬出計画にも影響します。
- 費用への影響:軟弱地盤の土地では建物の基礎杭が長く、引き抜きに追加費用がかかることがあります。狭い道の現場では、4t車が入れず2t車で何度も往復する「小運搬」費用や、重機が使えず手作業で解体する「手壊し」費用が発生するため、坪単価が相場より高くなりがちです。
運営者 稲垣葛飾区、特に四つ木や立石周辺の案件で私がいつも気にするのが、この土壌汚染のリスクです。見た目は普通の住宅地でも、昔の地図を見ると工場だった、というケースは本当に多いんです。汚染が見つかると費用が数百万単位で跳ね上がるため、契約前に土地の履歴調査を提案してくれるような、経験豊富な業者を選ぶことが失敗しないための鍵ですね。
産業遺産の影:めっき工場跡地の土壌汚染リスク
葛飾区、特に四つ木や立石エリアでは、かつてめっき工場が集まっていた歴史から、解体時に土壌汚染が見つかるリスクが他の地域より高くなっています。
葛飾区には、かつて日本のモノづくりを支えた中小のめっき工場が集まっていた歴史があります。昭和30年代以降に多くの工場が操業していましたが、当時は環境規制が緩く、六価クロムやシアン化合物といった有害物質が土壌に染み込んでいる可能性があります。
特に「四つ木」「東四つ木」「立石」「奥戸」といったエリアは、工場と住宅が混在する「住工混在地域」です。そのため、解体する土地が過去にめっき工場や関連作業場だったというケースは珍しくありません。見た目は普通の住宅でも、土地の履歴を調べると工場だったということもあります。
これらのエリアで解体工事をする際は、予期せぬ土壌汚染が見つかるリスクを考えておく必要があります。もし汚染が見つかれば、浄化費用は莫大になり、工事も長期間中断してしまいます。だからこそ、契約前に土地の履歴を調査したり、工事中に土の異変に気づいたりできる、専門的な知見を持つ業者選びが重要です。
解体工事・空き家対策の補助金
特に防災上の危険度が高い「不燃化特区」(四つ木、東立石など4地区)では、古い建物の解体に対して手厚い助成制度が用意されています。
| 制度名 | 補助金額・率 | 対象・条件 |
|---|---|---|
| 不燃化特区 老朽建築物除却助成 | 「実際の除却工事費(税抜)」と「延床面積 × 33,000円/㎡」のいずれか低い方の額。道路後退などの条件により加算あり。 | 昭和56年5月31日以前に着工された木造・軽量鉄骨造の建築物で、指定された不燃化特区内(四つ木一・二丁目、東四つ木、東立石四丁目、堀切二丁目周辺及び四丁目)にあること。 |
この助成金を利用するには、必ず工事の契約や着工の前に葛飾区へ事前相談と申請をし、交付決定を受けることが必要です。着工後の申請は一切認められないため注意してください。
※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
葛飾区の公式サイトで詳細を見る
廃棄物処理と分別ルール
区内に最終処分場はないため、解体で出た廃棄物は近隣の足立区や、県外の埼玉県、千葉県の処理施設へ運搬するのが一般的です。
葛飾区内で出たコンクリートガラや木くずなどの産業廃棄物は、区外の処理施設へ運搬して処分します。近隣では足立区入谷にある株式会社ナックスなどが受け入れ先として知られます。
区の清掃工場は、解体工事で出る産業廃棄物は受け入れていません。だからこそ解体業者は、許可を持つ収集運搬業者と契約し、マニフェスト(産業廃棄物管理票)を使って廃棄物の流れを最後まで管理する法律上の義務(排出事業者責任)を負っています。
運営者 稲垣葛飾区での解体工事は、ゼロメートル地帯の軟弱地盤や住宅密集地の狭い道への対応がまず基本です。それに加え、特に四つ木や奥戸などのエリアでは、昔の工場に由来する土壌汚染リスクへの備えが重要になります。京成立石駅周辺の再開発や不燃化特区制度の動きも、解体を考える上で押さえておきたいポイントです。
葛飾区の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 41,400円 | 25,200~70,000円 |
| 鉄骨造 | 48,000円 | 29,400~83,200円 |
| RC造 | 74,300円 | 67,200~92,500円 |
| 内装解体 | 35,900円 | 21,000~60,500円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
当サイト独自の50の調査項目
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
葛飾区の解体業者一覧
葛飾区の解体業者、全14社をご紹介します。
ワイエス企画株式会社
イエス企画株式会社は下請け業者を介さず、自社の職人が施工を行う体制を採用しています。中間マージンが発生しないため費用を抑えやすく、実際に他社の見積もりより20%安くなった事例や「最安保証」を設けていることも強みです。また、専門家によるアスベスト調査や工事賠償保険への加入など安全面にも配慮しています。費用を抑えながら、安全対策にも力を入れている業者です。
- 下請けを使わない直接施工による価格設定
- 専門家が実施するアスベスト調査サービス「アスチェック」
- 解体工事に関する補助金申請のサポート
株式会社岡田建興ジェイシー
1990年の創業以来、株式会社岡田建興ジェイシーは道路や水道などの公共インフラ工事を通じて葛飾区の街づくりに携わってきました。公共工事で培った経験を活かし、解体工事から不動産開発まで幅広く対応しています。古家の解体だけでなく造成工事や新築工事、不動産の管理・売却相談まで一貫して依頼できることが特徴です。土地活用に関わる複数の工程を一つの窓口で進められるため、解体後の活用まで見据えて相談できます。
企業を評価する際は、これまでどのような工事を手掛けてきたかも確認したいポイントです。東京都や区などの公共団体から工事を受注するためには、技術力・安全管理・法令遵守などについて一定の基準を満たす必要があります。そのため公共工事の実績は、こうした体制が整っているかを判断する材料の一つです。
- 東京都や葛飾区の公共工事を長年受注してきた、行政が認める高い技術力と信頼性
- 解体工事と不動産事業が一体となり、土地の有効活用まで一貫して相談できる体制
- インフラ整備のノウハウを活かした、質の高い宅地開発・再開発事業
株式会社ヨアン
解体工事では、アスベストの有無や適切な対応が重要な課題です。株式会社ヨアンは、アスベストの調査・分析から除去、解体工事までを一貫して手掛けている業者です。「アスベスト診断士」などの資格を持つ担当者が法令やJIS規格に基づいて調査・分析を実施しています。また、除去作業にも対応しており、アスベストに関する調査から解体までまとめて依頼できる体制を整えています。アスベストを含む建物の解体を検討している方にとって有力な選択肢の一つです。
アスベストに関する法規制は年々厳しくなっており、適切な対応には専門知識が求められます。調査会社と解体会社が別の場合、調査結果の共有や作業内容の引き継ぎに手間がかかります。その点、調査から除去、解体までを一貫して対応できる業者であれば情報共有がスムーズになり、手続きや工事をまとめて進めやすくなります。アスベストを含む建物の解体では、こうした対応体制も業者選びの際に確認したいポイントです。
- アスベストの調査・分析・除去を専門に扱う
- 「アスベスト診断士」など国家資格保有者が一貫して担当
- JIS規格や公共工事の仕様書に沿った業務体制
有限会社コラゾン
有限会社コラゾンは一級建築施工管理技士をはじめ、多数の専門資格を保有する技術者が在籍している業者です。木造建物の解体工事だけでなく土木工事やリフォーム工事にも対応しており、幅広い施工実績を持っています。また、関東圏に加え、大阪府や福岡県など複数の都府県で産業廃棄物収集運搬業許可を取得しており、解体工事から廃棄物の運搬まで一貫して対応できる体制を整えています。
保有資格の種類は、その業者がどのような工事まで対応できるか、現場対応力を判断する目安です。建築施工・重機操作・左官工事などに関する資格を持つ技術者が在籍していれば、解体工事だけでなく関連工事にも対応しやすいくなります。また、現場では想定外の問題が発生することもあるため、多様な専門知識を持つ技術者がいるかどうかは確認したいポイントです。
- 一級建築施工管理技士など、25種類もの専門資格を保有する技術者集団
- 関東から西日本まで、10都府県の産業廃棄物収集運搬業許可を持つ広域対応力
- 資本金6,000万円という安定した経営基盤
株式会社たから興業
株式会社たから興業は、「壊すのではなく、整える」という方針のもとで解体工事を行っている業者です。建物の解体だけでなく工事後の土地の仕上がりにも力を入れており、整地まで丁寧に対応しています。また、解体工事が初めての方にも分かりやすい説明を心掛けており、依頼内容や現場の状況に応じて柔軟に対応しています。
解体工事の品質は工事後の土地の状態にも表れます。特に解体後に土地の売却などを考えている場合、更地が綺麗に整えられているかどうかは購入希望者の印象を左右する大切な要素です。解体後の土地活用まで見据え、最後の整地まで丁寧に行う業者であれば安心して工事を任せられます。
- 「壊すのではなく、整える」という作業方針
- 不動産業者からも評価される、丁寧な解体後の整地
- 依頼者の状況に応じた、分かりやすい説明と柔軟な対応
株式会社ヨシウダ建築
株式会社ヨシウダ建築は、昭和6年から親子三代にわたり葛飾区で住宅建築に携わってきた会社です。解体工事だけでなく新築やリフォームの設計・施工にも対応しており、住まいに関する幅広い相談を受け付けています。また、一級建築士が解体後の新築・リフォームの設計・監理まで一貫して担当しています。さらに自然な空気循環を取り入れた住宅工法「WB HOUSE」にも対応しており、解体後の住まいづくりまで見据えて相談できます。
一般的な解体業者は建物の取り壊しを主な業務としていますが、同社は建築会社としての視点から解体工事を行っています。そのため解体後に新築や大規模リフォームを予定している場合は、建物の配置や土地の活用方法も含めて相談しやすいです。また、設計から施工まで対応しているため、解体後の住まいづくりを見据えながら計画を進められます。解体工事後の新築やリフォームまで一括で依頼したい方にとって有力な選択肢の一つです。
- 昭和6年創業、約1世紀にわたり地域に根差してきた圧倒的な歴史と信頼
- 一級建築士が解体から新築までを一貫して監理する、質の高い家づくり
- 長持ちする家「WB HOUSE」など、健康と品質への強いこだわり
好栄工業株式会社
好栄工業株式会社は、建物を建てる際に必要な「一級建築工事業」の許可を取得している会社です。建物の構造に関する知識を活かし、ビルや公共施設などの解体工事にも対応しています。また、周辺環境への影響を抑えるため、騒音や振動の低減を目的とした「超音波剥離工法」を導入しています。さらにアスベストの除去から産業廃棄物の運搬まで対応しており、解体工事に関わるさまざまな工程をまとめて依頼できる体制を整えています。
一級建築工事業の許可を保有していることは、建築構造や施工手順に関する一定の専門性を有していることの目安です。解体現場では、構造上どの部分が重要かを見極めながら作業を進める必要があり、その理解は安全性の確保や適切な解体計画の立案に直結します。特にビルや公共施設など構造が複雑な建物では、建築に関する知識の有無が工事の進め方に影響します。
- 建築の専門知識を示す「一級建築工事業」の許可
- 騒音や振動を抑える「超音波剥離工法」などの特殊技術
- 5社の協力会社との連携による対応体制
株式会社高田工業
株式会社 髙田工業は1979年の創業以来、ビルや工場などの大規模な解体工事を手掛けてきた業者です。安全管理を重視した施工体制を整えており、さまざまな解体工事に対応しています。また、一定規模以上の工事を請け負うために必要な特定建設業許可を取得しているほか、アスベストなど有害物質の除去にも対応しています。建物の解体から環境への配慮が求められる工事まで幅広く対応できることが特徴です。
特定建設業許可は企業の経営規模・技術者の配置・財務基盤などについて、建設業法で定められた要件を満たした業者に与えられる許可です。一般建設業許可より取得要件が厳しく、一定規模以上の工事を元請として請け負う際に必要です。そのため、特定建設業許可を取得している業者は大規模な工事に対応できる体制を整えています。
- 大林組、清水建設など、日本のトップゼネコンを主要取引先とする高い技術力
- 「第一に安全、第二に安全」を徹底する、リスク管理意識の高さ
- 大規模工事を元請に近い立場で担える証である「特定建設業許可」を保有
株式会社誠和土木
株式会社誠和土木は、ビルが密集して通常の方法では重機を搬入できない都市部の解体工事を得意としています。そのような現場では重機をクレーンで屋上まで吊り上げ、上の階から順に解体する「階上解体」を行っています。階上解体には高度な技術と安全管理が求められるため、同社は人材育成にも力を入れています。また、国土交通大臣許可を取得し、首都圏を中心にビルや大型建築物の解体工事を手掛けています。
「階上解体」に対応できるかどうかは解体業者の技術力を確認する際の一つのポイントです。高層ビルの屋上に設置した重機を使い、上層階から少しずつ解体を進めるこの工法には綿密な作業計画と高度な操作技術が求められます。こうした特殊な工事を安全に進めるためには技術者の育成や技術の継承が欠かせません。同社が人材育成に力を入れている背景には、このような専門性の高い工事への対応があります。周辺環境への配慮が特に求められる都市部の解体工事では、階上解体の実績や施工体制も業者選びの際に確認したいポイントです。
- 高層ビル解体の特殊技術「階上解体」に特化
- 職人の技術力を重視した人材育成
- 首都圏における大規模解体の施工実績
株式会社丸友興業
株式会社丸友興業は1986年の創業以来、解体工事を専門に手掛けてきた業者です。木造住宅からRC造のビルまで、さまざまな構造の建物に対応しています。また、産業廃棄物収集運搬業許可を東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県で取得しており、解体工事に伴って発生する廃棄物の運搬にも対応しています。解体から廃棄物処理まで一貫して対応できる体制を整えていることが特徴です。
多くの企業が事業領域を広げる中、長年にわたって解体工事を専門に手掛けている業者には、その分野ならではの経験やノウハウが蓄積されています。解体工事は建物の構造や立地条件によって必要な対応が異なるため、多様な現場での経験は重要な要素です。また、長期間にわたり解体工事に特化してきた業者は、現場ごとの課題に応じた施工方法や安全管理の知見を蓄積している傾向があります。業者を比較する際は解体工事の実績や専門性も確認しましょう。
- 30年以上にわたり解体工事のみを専門に手がけてきた、豊富な経験と実績
- 木造から鉄骨、RC造まで、あらゆる構造の建物に対応できる総合的な技術力
- 首都圏4都県での産業廃棄物収集運搬業許可による、適正処理体制の確立
葛飾区の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
-
相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体
【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
-
いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。
解体工事の見積もりが高額になる要因の一つに、下請け・孫請け業者を介することで発生する中間マージンがあります。同社のように工事を自社で一貫して施工する業者は中間マージンが発生しないため、費用を抑えやすい傾向があります。また、古い建物の解体ではアスベストの有無が重要な確認事項です。工事前に専門家による調査を行うことは依頼主や近隣住民の安全確保に欠かせません。費用だけでなく、こうした安全対策を適切に実施しているかどうかも業者選びで確認したいポイントです。