新宿区の住宅地で売却に伴う解体事例(木造2階建て34坪)

新宿区の木造2階建て住宅の解体現場
施工日 2017年8月
解体費用総額 170万円
都道府県 東京都
所在地 新宿区
坪数 34坪
構造 木造2階建て/住宅
築年数 32年
施工期間 9日

今回は東京都新宿区の住宅街で行われた「土地売却に伴う木造2階建て住宅の解体工事」の事例をご紹介します。

運営者 稲垣

今回ご紹介するのは、住宅地にある建物の売却期限が2ヶ月後に迫り「一刻も早く、かつ解体費用を明確にしたうえで進めたい」という案件。
期限に余裕がない時こそ、業者のレスポンスと見積書の透明性がトラブル回避につながります。

この記事の制作チーム

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中野 達也監修者

一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事

中野 達也(なかの たつや)

解体工事業の技術管理者であり、解体工事施工技士を保有。2011年に解体業者紹介センターを鈴木佑一と共に創設。2013年に一般社団法人あんしん解体業者認定協会を設立し、理事に就任。めざまし8(フジテレビ系列)/ひるおび(TBS系列)/ 情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ系列)/バイキングMORE(フジテレビ系列)など各種メディアに出演。

稲垣 瑞稀運営責任者

「スッキリ解体」編集長

稲垣 瑞稀(いながき みずき)

解体業界専門のWebメディアでWebディレクターとして6年以上、企画・執筆・編集から500社以上の解体業者取材まで、メディア運営のあらゆる工程を経験。近年は解体の前段にある空き家問題(管理・解体・補助金・税制)にも取材領域を広げている。正しい情報が届かず困っている方を助けたいという想いから、一個人の責任と情熱で「スッキリ解体」を立ち上げ、全記事の編集に責任を持つ。

馬場 美月執筆

「スッキリ解体」専属ライター

馬場 美月(ばば みづき)

「解体工事の準備から完了まで、初めての方でも迷わないよう、一つずつ丁寧に解説します。」

「初心者にもわかりやすく」をモットーに、解体工事の全工程をステップバイステップで解説する記事を得意とするライター。毎週の専門勉強会で得た知識や業者様へのインタビューを元に、手続きの流れや専門用語を図解なども交えながら、読者が迷わずに理解できる記事作りを心がけている。

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目次

新宿区 木造2階建て住宅の解体事例解説

解体依頼の背景

依頼主のTさんは、新宿区内の住宅街にあるご実家の売却が決まり、更地での引き渡し期限まで残り2ヶ月を切っていました。売却契約上、遅延は許されません。

しかし現場は重機が入りにくい狭い路地に面し、隣家とも数センチ単位で接する新宿区特有の住宅密集地。Tさんは「この短期間で本当に終わるのか」「住宅密集地を理由に費用が不当に上がるのではないか」と不安を抱えていました。

そのため、スピーディーに対応でき、費用の根拠や工程を明確に説明してくれる業者を求めていました。

解体工事のポイント

売却まで残り2ヶ月という限られた期間で住宅密集地の解体を完了させるには、解体業者の「レスポンスの早さや丁寧さ」「住宅密集地での施工ノウハウ」などが重要です。

  • 電話やメールなどの対応は迅速か?
    見積依頼の段階でレスポンスの速さが怪しい業者は避けるべきです。
  • 住宅密集地への対応力はあるか?
    狭い道路での重機搬入や養生方法、手壊し併用の可否などを具体的に説明できるか確認しましょう。あわせて、道路使用許可や交通誘導員の配置方針が示されているかも判断材料になります。
  • 近隣対策を重視しているか?
    近隣トラブルは工事遅延の原因になり得ます。事前挨拶や工事前の配慮に余念がない業者を選びましょう。
  • 「地中埋設物」への言及があるか?
    工事中に地中埋設物が出てきた場合の対応を事前に決めておくと、後々に余計な時間を割かずに済みます。
運営者 稲垣

近隣トラブルで工事が中断すると、工期が延びて土地の売却期限に間に合わなくなる可能性があります。上記4つのポイントを現地調査やヒアリングでしっかり確認することで、賠償金トラブルなどを未然に防げます。

見積もりの結果

解体業者へ現地調査を依頼した結果、A社に提示された見積費用総額は170万円でした。

A社の見積書

A社の見積書

見積書の内容と選定のポイント

TさんがA社を選んだ決め手は、「担当者による詳細な項目説明」でした。

A社の見積書は、「解体工事」の内訳として建物解体・基礎解体・処分費まで細かく明示されており、さらに「付帯工事」も項目ごとに整理されていました。加えて、隣家と近接した環境での養生計画や売却期限に間に合わせる具体的な工程表も提示され、安心感につながりました。

運営者 稲垣

A社は現地調査で狭い搬入経路や近隣状況を的確に把握し、見積書に不明瞭な項目を設けない誠実な対応を行いました。とくに売却期限が決まっている場合は、費用の安さだけでなく工程管理の確実性や対応の丁寧さも意識しましょう。

施工中の現場写真

① 養生・重機による躯体解体

重機解体の様子

新宿区の住宅街という立地もあり、工事前には解体業者が周辺への挨拶回りを徹底して行います。隣家との距離が近いため高めの養生シートを隙間なく設置し、万全の体制で作業を開始します。

解体作業では、狭い立地でも作業しやすいコンパクトな小型重機を使用。住宅密集地での緻密な操作により、周囲への振動を最小限に抑えつつ、効率よく躯体を取り壊します。

② 整地・引き渡し

工事完了後の現場の様子

地中に細かいゴミが残らないよう清掃し、綺麗な更地に仕上げました。売却後の活用に支障がないよう、入念に地面を転圧して工事完了です。

工期は9日間で、売却予定日まで余裕を持って完工できました。

お客様の声

「売却の期限が迫る中、初めての解体工事で不安もありましたが、どんな作業にいくら掛かるのか丁寧に教えてもらえたので安心して任せられました。新宿区の入り組んだ場所でしたが、近隣への配慮も行き届いており、無事に期限内に更地として引き渡せました。」

Tさんは、近隣とのトラブルもなく、納得の費用で期日通りに終えられたことに大変満足されていました。

スッキリ解体からのアドバイス

売却などで期限が迫る解体工事では、どうしても判断を急ぎがちです。とくに今回のような住宅密集地での解体では、その焦りが思わぬトラブルを招くおそれがあります。

期限付きの解体で確認すべきポイント
  • 追加費用の取り決めは書面で明確になっているか?
    地中埋設物など想定外の事態が起きた場合の費用算出ルールが、事前に書面で示されているか確認しましょう。口頭約束のまま進めるのは避けるべきです。
  • 近隣対応を業者任せにしていないか?
    近隣トラブルが工期遅延や追加対応につながることがあります。挨拶の範囲や説明内容を事前に確認し、養生方法も業者任せにせず確認しておきましょう。
運営者 稲垣

Tさんの事例では、工事を急ぎつつも近隣配慮を徹底する業者を選ぶことでトラブルを防げました。
期限が迫る場合は、「工期を止めないためのリスク管理」の徹底が重要です。

まとめ

今回の解体事例では、新宿区の住宅密集地で2ヶ月後までに解体を完了させるという厳しい条件の中、見積もり内容を明確化することで170万円の適正価格で完工できました。

ポイントは、「透明性の高い見積もり」「期限から逆算したスケジュール管理」です。
工事契約後に遅れが発生する原因を事前になるべく排除できたことで、スムーズな解体を実現できました。

運営者 稲垣

工事を滞りなく進めるには、不安や疑問を解体業者に直接相談し、その場で解消することが大切です。ぜひご希望の地域で解体業者を探してみてください。

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