東村山市の追加費用なしで完工した解体事例(木造2階建て21坪)

工事開始前の現場の様子
施工日 2018年6月
解体費用総額 113万円
都道府県 東京都
所在地 東村山市
坪数 21坪
構造 木造2階建て/住宅
築年数 38年
施工期間 約9日

今回は東京都東村山市で行われた「敷地拡張に伴う木造2階建て住宅の解体工事」の事例をご紹介します。

運営者 稲垣

今回ご紹介するのは、追加費用の不透明さに不安を抱き、「見積もりの段階で追加工事の内訳を明確にしたい」という案件。
現地調査で解体業者に気になるポイントをヒアリングしておくのが重要です。

この記事の制作チーム

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中野 達也監修者

一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事

中野 達也(なかの たつや)

解体工事業の技術管理者であり、解体工事施工技士を保有。2011年に解体業者紹介センターを鈴木佑一と共に創設。2013年に一般社団法人あんしん解体業者認定協会を設立し、理事に就任。めざまし8(フジテレビ系列)/ひるおび(TBS系列)/ 情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ系列)/バイキングMORE(フジテレビ系列)など各種メディアに出演。

稲垣 瑞稀運営責任者

「スッキリ解体」編集長

稲垣 瑞稀(いながき みずき)

解体業界専門のWebメディアでWebディレクターとして6年以上、企画・執筆・編集から500社以上の解体業者取材まで、メディア運営のあらゆる工程を経験。近年は解体の前段にある空き家問題(管理・解体・補助金・税制)にも取材領域を広げている。正しい情報が届かず困っている方を助けたいという想いから、一個人の責任と情熱で「スッキリ解体」を立ち上げ、全記事の編集に責任を持つ。

酒巻 久未子執筆

「スッキリ解体」専属ライター

酒巻 久未子(さかまき くみこ)

「解体工事でお悩みの方に、同じ主婦の立場から実用的な情報をお届けします。」

数多くのお客様や業者様へのインタビューを通じて、お客様が抱えるリアルな悩みに精通。実際の解体工事現場での取材を重ね、特に「お金」や「近隣トラブル」といった、誰もが不安に思うテーマについて、心に寄り添う記事を執筆。子育て中の母親ならではの、きめ細やかな視点も大切にしている。

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目次

東村山市 21坪木造2階建て住宅の解体事例解説

解体依頼の背景

依頼主であるTさんは、自宅隣の空き家を解体し、庭や駐車スペースを広げることを検討していました。

当初依頼を考えていた解体業者から「工事中に追加費用が発生する可能性がある」と説明を受けたものの、具体的な金額が提示されず、不透明な見積もり内容に不安を感じていました。

予算内で安心して工事を進めるため、追加費用の条件や金額が明確な解体業者を改めて探し、納得できる業者選定をご希望でした。

解体工事のポイント

追加費用に関する不安を避けるためには、解体業者の「説明の具体性」「見積もり内容の透明性」などが重要になります。

  • 追加費用の条件が明確に記載されているか?
    追加工事の金額や発生条件までしっかりと提示されるかを確認しましょう。
  • 追加費用発生時の対応方法が決まっているか?
    その場で再見積もりを出してもらえるか、写真や立ち会いで状況確認ができるかが重要です。
  • 坪単価や内訳に不自然な点がないか?
    地域相場と比較しながら、本体工事費や処分費の考え方を確認すると適正な判断がしやすくなります。
  • 説明に納得できるまで質問できるか?
    専門用語を分かりやすく説明してくれる業者ほど、工事中のトラブルも起こりにくい傾向があります。
運営者 稲垣

これらのポイントは見積もり金額だけでは判断できません。現地調査時の説明内容や質疑応答を通して、「安心して任せられるか」を見極めることが大切です。

業者選びのポイント

今回の業者選びで最も重視されたのは、見積もり金額の安さではなく、「追加費用に関する説明の明確さ」でした。

A社の見積もり金額は約113万円で、他社と比較するとやや高額ではあったものの、追加費用が発生する可能性について事前に具体的な説明があった点が、大きな決め手となりました。

解体工事では、アスベストや地中埋設物などが着工後に判明することも少なくありません。そのため「追加工事が発生した場合の費用基準が明確か」を確認することが重要です。

A社では、以下のように想定される追加費用について事前に内容と条件が提示されました。

追加費用に関する説明文
追加費用名金額
アスベストの処理アスベスト調査の結果、なし
地中埋設物の撤去浄化槽が出てきた場合
FRP製:3万円
コンクリート製:5万円
土の鋤き(すき)取り5,500円/m3
作業する範囲は外構工事の広さによる
運営者 稲垣

追加費用が発生する可能性は少なくありません。重要なのは、金額・条件・対応方法が見積もりの段階で共有されているかどうかです。不明確な説明のまま契約せず、具体的な基準を確認しておきましょう。

施工中の現場写真

①重機による解体

重機解体の様子

近隣への配慮として事前に挨拶を行ったうえで解体工事が開始。養生シートを設置し、散水を行いながら粉じんの飛散を抑えて木造住宅を慎重に取り壊していきます。

②瓦礫の分別作業

重機解体の様子

建材は混ぜると処分費が高騰するため、解体の際は重機を使って丁寧に分別します。今回は隣接する本家との境界にあるブロック塀も、後の計画に合わせて同時に撤去されました。

③整地

工事完了後の現場の現場の様子

建物および付帯物の撤去後は細かな破片まで丁寧に取り除き、地面を平らに整えたうえでしっかりと固めて仕上げました。次の活用に向けたきれいな更地となりました。

お客様の声

解体工事では地中埋設物による追加費用を心配していましたが、問題は見つからず解体費用も見積もりどおりで完了しました。大きなトラブルもなく、外構工事に進めて安心しています。

Tさんは、工事中の対応や近隣への配慮も丁寧で安心して任せられたことや、解体後の土地がきれいに整地されていた点に満足されていました。

スッキリ解体からのアドバイス

今回Tさんは、実家の隣にあった空き家を解体し、庭や駐車スペースとして活用する計画でした。

解体後に外構工事を予定している場合、「整地の確認を怠ると、外構工事の段階でやり直しや追加施工が必要になる」ケースも少なくありません。

外構工事を見据えて確認すべきポイント
  • 整地の高さは隣の敷地と合っているか
  • 駐車スペースに必要な地盤の締め固め(しめかため)が行われているか
  • 給排水管や雨水桝の位置が外構計画と干渉しないか
  • 境界ブロックやフェンスを新設する範囲は明確か

※締め固め
地盤を機械でしっかりと押し固め、沈下やぬかるみを防ぐ作業のことを指す。

運営者 稲垣

Tさんのケースでは、解体後の土地利用を事前に想定していたことで、外構工事への移行がスムーズに進みました。解体工事は「更地にすること」が目的ではなく、その後の活用まで見据えて施工内容を調整することが重要です。

まとめ

今回の解体事例ではTさんの希望どおり、追加費用が発生することなく空き家の解体工事を終えられました。

ポイントは、「見積もり金額の安さではなく、追加費用の条件や金額が明確な業者を選定したこと」です。
事前に費用発生の基準が共有されたことで、不安なく工事を進められ無事に外構工事へ移行できました。

また、解体後の土地活用を見据えて整地状態や施工内容を確認していた点も、後工程での手戻り防止につながっています。

運営者 稲垣

工事を滞りなく進めるためには、希望条件や疑問を実際にヒアリングすることが重要です。ぜひご希望の地域で解体業者を探してみてください。

目次
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