杉並区で業者選びに成功した借地返却時の解体事例(木造2階建て25坪)

杉並区の木造2階建て住宅
施工日 2018年5月
解体費用総額 163万2,139円
都道府県 東京都
所在地 杉並区
坪数 25坪
構造 木造2階建て/住宅
築年数 36年
施工期間 8日

今回は東京都杉並区で行われた「借地返却に伴う木造2階建て住宅の解体工事」の事例をご紹介します。

運営者 稲垣

今回ご紹介するのは、借地の返却期限を前に「地主任せにせず、自分で納得できる業者を選びたい」という案件。
見積書を隅々まで確認し、工事内容や業者の対応をしっかり把握することで、最終的に納得のいく適正価格で解体を進められました。

この記事の制作チーム

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中野 達也監修者

一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事

中野 達也(なかの たつや)

解体工事業の技術管理者であり、解体工事施工技士を保有。2011年に解体業者紹介センターを鈴木佑一と共に創設。2013年に一般社団法人あんしん解体業者認定協会を設立し、理事に就任。めざまし8(フジテレビ系列)/ひるおび(TBS系列)/ 情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ系列)/バイキングMORE(フジテレビ系列)など各種メディアに出演。

稲垣 瑞稀運営責任者

「スッキリ解体」編集長

稲垣 瑞稀(いながき みずき)

解体業界専門のWebメディアでWebディレクターとして6年以上、企画・執筆・編集から500社以上の解体業者取材まで、メディア運営のあらゆる工程を経験。近年は解体の前段にある空き家問題(管理・解体・補助金・税制)にも取材領域を広げている。正しい情報が届かず困っている方を助けたいという想いから、一個人の責任と情熱で「スッキリ解体」を立ち上げ、全記事の編集に責任を持つ。

馬場 美月執筆

「スッキリ解体」専属ライター

馬場 美月(ばば みづき)

「解体工事の準備から完了まで、初めての方でも迷わないよう、一つずつ丁寧に解説します。」

「初心者にもわかりやすく」をモットーに、解体工事の全工程をステップバイステップで解説する記事を得意とするライター。毎週の専門勉強会で得た知識や業者様へのインタビューを元に、手続きの流れや専門用語を図解なども交えながら、読者が迷わずに理解できる記事作りを心がけている。

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目次

杉並区 25坪木造2階建て住宅の解体事例解説

解体依頼の背景

依頼主のYさんは、親から引き継いだ借地上の実家を解体し、更地にして返却する必要がありました。

当初は業者手配を地主に任せる予定でしたが、「詳細がわからないまま高額な請求が来るのは不安」と感じ、自分で工事内容や費用を納得できる業者を選びたいと考えました。

解体工事のポイント

信頼できる業者を選ぶためには、解体業者の「現地調査の丁寧さ」「見積書や説明の透明性」などが重要です。

  • 現場の状況を正確に把握しているか?
    解体工事を進める上で、建物の状態や周辺環境などの現場の状況を正確に把握しているかが重要です。
  • 工事内容や費用の根拠をきちんと説明してくれるか?
    総額だけでなく各費用項目の内訳や追加費用のルールなど、納得できる説明があるかを確認しましょう。
  • 工期や工程管理は確実か?
    借地返却の期限内に完了するためのスケジュール管理やリスク対策が十分かどうかも業者選びの重要な判断基準です。
運営者 稲垣

解体業者の「説明力」は「工事の品質」に直結します。見積書の項目について「これは何の費用ですか?」と尋ねた際、専門用語を使わずに納得できるまで丁寧に説明してくれる業者を選ぶことが最終的な満足度につながります。

見積もりの結果

解体業者へ現地調査を依頼した結果、A社に提示された見積費用総額は163万2,139円でした。

A社の見積書

A社の見積書
A社の見積書
A社の見積書

見積書の内容と選定のポイント

Yさんが業者を選んだ決め手は、残置物や庭木の処分などの付帯作業や追加費用のリスクが見積書にすべて明確に記載されていたことです。

さらにA社から直接、借地返却の期限に間に合わせる現実的な解体計画の説明も受けられたことで、安心して任せられる業者だと判断しました。

運営者 稲垣

解体工事でよくあるトラブルの一つが、工事後の「追加請求」です。Yさんのように、見積書に何が含まれていて何が含まれていないかを業者と一つずつ確認することが、見積もり項目の抜け漏れを防ぐために大切です。

施工中の現場写真

① 足場設置

解体工事前の現場の様子

工事の最初のステップとして、建物の周囲に足場を組み上げます。高所作業の安全を確保し、この後の工程で粉塵の飛散を防ぐ養生シートを設置するための土台を作ります。

② 内装材・屋根の撤去

内装解体の様子

重機を搬入する前に、畳・サッシ・断熱材・屋根材などを手作業で撤去します。再資源化のため、素材ごとに現場で丁寧に仕分けていきます。

③ 重機による躯体解体

重機解体の様子

重機を搬入して建物本体を取り壊します。周辺住宅にホコリが舞わないよう、散水を行いながら慎重に作業を進めます。

④ 廃材の分別

基礎解体の様子

壊した建物の廃材は、木材・コンクリート・金属などに細かく分別します。種類ごとに分ければリサイクルできるので、混合廃棄物として捨てるよりも処分費を安く抑えられます。

⑤ 整地・引き渡し

工事完了後の現場の様子

建物を支えていた基礎部分もすべて取り除き、最後に地面を平らに踏み固める「転圧」を行います。工期は8日間で、余裕を持って借地返却ができました。

お客様の声

「最初は見積書の項目名すら分からず不安でしたが、業者に直接相談して抜け漏れがないかを確認できたことで、納得して契約できました。地主への返却もスムーズに終わり、ホッとしています。」

Yさんは、地主や近隣とのトラブルもなく、期日までに適正価格で解体を終えられたことに大変満足されていました。

スッキリ解体からのアドバイス

借地返却に伴う解体工事では、地主との認識のズレがトラブルの原因になり得ます。工事を依頼する前に、以下の3点を必ず確認しましょう。

地主と確認すべきポイント
  • 庭石・庭木・門扉・外構はどれを残してどれを撤去するか?
  • 地中埋設物が出てきた場合どちらの負担になるか?
  • いつから・どの業者が・どういう手順で壊すか?
運営者 稲垣

Yさんの事例では事前に地主と借地権の契約内容をしっかり話し合われていました。
地主とのトラブルを避けるためには、工事着手前に「地主・借地人・解体業者」の三者で現地を見ながら、「何を壊し、何を残すか」をすり合わせる必要があります。

まとめ

今回の解体事例では、Yさんの希望どおり約163万円という適正価格で、期限内に無事に借地返却を完了できました。

ポイントは、「見積書の網羅性を確認して不透明な項目をなくしたこと」「事前に地主と話し合い解体計画を立てたこと」です。
工事前に地主や解体業者との認識のズレをなくしたことで、スムーズな解体が実現しました。

運営者 稲垣

解体業者を選ぶ際は、疑問点を事前に確認して解消してくれるかが重要です。安心して工事を任せるためにも、納得できる業者を選びましょう。

目次
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