この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
「古いブロック塀を解体したいけれど、いくらかかるのだろう」「ひび割れがあるけれど、まだ撤去しなくても大丈夫なのか」と疑問や不安を感じて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
結論から言うと、ブロック塀の解体費用相場は1m2あたり約3,687円です。ただし塀の種類・大きさ・重機の使用可否などによって費用は変わります。補助金制度の活用や複数業者への見積もり依頼によって解体費用を抑えられる場合もあります。
また、費用だけでなくブロック塀の状態を確認することも重要です。劣化した塀を放置すると倒壊による事故につながるおそれがあります。
この記事では、11万件以上の解体ユーザーからの相談実績を持つ『あんしん解体業者認定協会』の監修のもと、ブロック塀の解体費用相場や費用が高くなる条件、費用を抑える方法、解体を検討すべき塀の特徴などを詳しく解説します。
- ブロック塀の解体費用の目安と内訳がわかる
- 補助金や見積もり比較など、解体費用を安く抑える方法がわかる
- 危険なブロック塀の特徴と失敗しない業者の選び方がわかる
監修者
運営責任者「スッキリ解体」編集長
稲垣 瑞稀(いながき みずき)
解体業界専門のWebメディアでWebディレクターとして6年以上、企画・執筆・編集から500社以上の解体業者取材まで、メディア運営のあらゆる工程を経験。近年は解体の前段にある空き家問題(管理・解体・補助金・税制)にも取材領域を広げている。正しい情報が届かず困っている方を助けたいという想いから、一個人の責任と情熱で「スッキリ解体」を立ち上げ、全記事の編集に責任を持つ。
執筆「スッキリ解体」専属ライター
馬場 美月(ばば みづき)
「解体工事の準備から完了まで、初めての方でも迷わないよう、一つずつ丁寧に解説します。」
「初心者にもわかりやすく」をモットーに、解体工事の全工程をステップバイステップで解説する記事を得意とするライター。毎週の専門勉強会で得た知識や業者様へのインタビューを元に、手続きの流れや専門用語を図解なども交えながら、読者が迷わずに理解できる記事作りを心がけている。
解体費用、たった30秒でわかります
個人情報の入力不要。建物の種類と場所を選ぶだけで、概算費用をその場で表示します。
※ 概算は目安です。正確な金額は現地調査による見積もりが必要です
ブロック塀の解体費用相場
弊社の過去データによると、ブロック塀の解体費用は1m2あたり3,687円が目安です。例えば、面積が10m2のブロック塀であれば3万6,870円、20m2であれば7万3,740円、30m2であれば11万610円が相場です。
| 面積 | 費用目安 |
|---|---|
| 10m2 | 3万6,870円 |
| 20m2 | 7万3,740円 |
| 30m2 | 11万610円 |
※解体費用相場は『あんしん解体業者認定協会』が保有する、2020年~2025年7月のブロック塀の解体データ10,000件以上を基に算出しています。
※解体費用相場は平均値です。実際の解体費用は現場の状況やブロック塀の状態によって変動します。
ブロック塀の解体費用の内訳
ブロック塀の解体費用は、主に「解体工事費」「廃材処分費」「補修工事費」「現場諸経費」の4つで構成されています。
- 解体工事費
ブロック塀を取り壊すための費用で、作業員の人件費や重機の使用料などが含まれます。 - 廃材処分費
解体したブロックや基礎コンクリートなどを運搬・処分するための費用です。 - 補修工事費
ブロック塀を解体した後に、基礎部分の補修や周囲の仕上げを行う場合に発生する費用です。 - 現場諸経費
現場管理費や一般管理費、工事を進めるために必要な諸費用が含まれます。
マネージャー 辰巳浩晃特に費用が大きくなりやすいのは、解体工事費と廃材処分費です。ブロック塀の長さ・高さ・基礎の有無・重機が使用できるかどうかによって必要な作業が変動します。
ブロック塀の解体費用が高くなる4つの要因
ブロック塀の解体費用は、塀の種類や周辺環境によって大きく変わります。ここでは、費用が高くなりやすい主な4つの要因を解説します。
要因1:頑丈な素材でできている
ブロック塀には「コンクリートブロック塀」や「化粧ブロック塀」、古い住宅で使われることがある「万年塀」など、さまざまな種類があります。種類によって壊しやすさや作業にかかる手間が異なるため、解体費用にも差が出ます。

それぞれのブロック塀の解体費用の目安は以下のとおりです。
| ブロック塀の種類 | 費用目安 |
|---|---|
| コンクリートブロック塀 | 3,900円~4,200円/m2 |
| 化粧ブロック塀 | 4,500~5,500円/m2 |
| 万年塀 | 8,800~11,000円/m2 |
特に万年塀は頑丈な構造で解体に手間がかかるため、解体費用が高くなる傾向があります。詳しい特徴や解体費用については、以下の記事をご覧ください。

要因2:単体で解体を依頼する
ブロック塀の解体では、建物解体と同時に行うよりも単体で依頼する方が費用が高くなる傾向があります。
ブロック塀のみを解体する場合は重機や職人を別途手配する必要があるため、回送費や人件費が発生します。一方で家屋解体と同時に行う場合は既に現場にある重機や作業員を活用できるため、追加費用を抑えやすくなります。
依頼方法による解体費用の目安は以下のとおりです。
| 依頼方法 | 費用目安 |
|---|---|
| ブロック塀のみ解体する場合 | 4,000円~5,000円/m2 |
| 建物解体と同時に解体する場合 | 2,500円~3,000円/m2 |
要因3:重機が使えない
重機が使えない場所では手作業での解体が必要なため、費用が高くなる傾向があります。
例えば隣家との距離が近い住宅密集地や、道路が狭く重機を敷地内に搬入できない場所では重機解体が難しい場合があります。また、騒音や振動への配慮が必要な現場では、安全面や近隣対策のために手壊し解体を選択することもあります。

重機を使用できる場合と手作業で解体する場合の費用目安は以下のとおりです。
| 解体方法 | 費用目安 | 工期目安 |
|---|---|---|
| 重機解体 | 2,000円~4,500円/m2 | 1~2日 |
| 手壊し解体 | 5,000円~1万円/m2 | 3~4日 |
要因4:アスベストが含まれている
古いブロック塀では、塗料や下地材などにアスベストが含まれている場合があります。その場合は飛散防止のための安全対策や専門的な処分が必要で、通常より費用がかかります。特に1950年代~1990年代に施工された古い塀は注意が必要です。

マネージャー 辰巳浩晃アスベストとは、天然に存在する繊維状の鉱物です。耐火性や耐久性に優れていたため建築資材に広く使われていましたが、吸入による健康被害のおそれから現在は使用が制限されています。
実際に、以下の事例ではアスベストの有無によって20万円以上の費用差が発生しました。

| アスベストの有無 | 解体費用 |
|---|---|
| アスベストあり | 58万円 |
| アスベストなし | 26万円 |
なお、アスベストについては以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
ブロック塀の解体費用事例
事例1:兵庫県加古川市のブロック塀解体
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| 名称 | 規格 | 単位 | 数量 | 単価 | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブロック塀撤去 | 基礎含む | m2 | 23 | 4,000円 | 92,000 |
| 重機回送費 | 式 | 1 | 40,000 | ||
| 小計 | 132,000 | ||||
| 値引 | ▲2,371 | ||||
| 消費税および地方消費税 | 10,371 | ||||
| 合計 | 140,000 | ||||
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県加古川市 |
| ブロック塀の種類 | コンクリートブロック塀 |
| 工期 | 約2日 |
| ブロック塀の面積 | 23m2 |
| 1m2あたりの単価 | 4,000円/m2 |
| 総額 | 税込14万円 |
マネージャー 辰巳浩晃この工事ではブロック塀を基礎まで含めて1m2あたり4,000円で撤去しており、一般的な解体費用相場の範囲内です。
事例2:神奈川県横浜市鶴見区のブロック塀解体

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| 品名 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブロック塀解体処分 | 4.00 | m2 | 7,500 | 30,000 | 手壊し |
| 作業員 | 1.00 | 人 | 20,000 | 20,000 | |
| 諸経費 | 1.00 | 式 | 10,000 | 10,000 | |
| 小計 | 60,000 | ||||
| 消費税 | 10 | % | 6,000 | ||
| 合計 | 66,000 | ||||
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区 |
| ブロック塀の種類 | コンクリートブロック塀 |
| 工期 | 約1日 |
| ブロック塀の面積 | 4m2 |
| 1m2あたりの単価 | 7,500円/m2 |
| 総額 | 税込6万6,000円 |
マネージャー 辰巳浩晃この工事ではブロック塀を手壊しで解体するため、解体単価が1m2あたり7,500円と高めに設定されています。
事例3:神奈川県横浜市泉区のブロック塀解体


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| 品名 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額(税抜き) |
|---|---|---|---|---|
| 解体養生足場(シート共) | 216.58 | m2 | 700 | 151,606 |
| 躯体解体工事 | 98.53 | m2 | 7,700 | 758,681 |
| 基礎撤去工事 | 73.69 | m2 | 3,700 | 272,653 |
| トタン小屋解体工事 | 10.75 | m2 | 3,500 | 37,625 |
| ブロック基礎及び土間撤去工事 | 10.75 | m2 | 2,000 | 21,500 |
| ブロック塀撤去工事 | 23.60 | m2 | 3,700 | 87,320 |
| 門柱門扉撤去工事 | 1 | 式 | 15,000 | 15,000 |
| 樹木・伐採伐根 | 2 | m3 | 12,000 | 24,000 |
| 物置撤去処分 | 1 | 台 | 5,000 | 5,000 |
| 井戸祓い祈祷費用 | 1 | 式 | 30,000 | 30,000 |
| 井戸埋め戻し作業 | 1 | 式 | 30,000 | 30,000 |
| 重機回送費 | 2 | 回 | 25,000 | 50,000 |
| 諸経費 | 1 | 式 | 100,000 | 100,000 |
| 小計 | 1,583,385 | |||
| 値引き | ▲19,749 | |||
| 消費税 | 156,364 | |||
| 合計 | 1,720,000 | |||
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市泉区 |
| ブロック塀の種類 | コンクリートブロック塀 |
| ブロック塀の面積 | 23.6m2 |
| 1m2あたりの単価 | 3,700円/m2 |
| 総額 | 税込11万9,702円 |
マネージャー 辰巳浩晃この工事では家屋解体とあわせてブロック塀を撤去しているため、ブロック塀の撤去単価は1m2あたり3,700円と、相場の中でも比較的安い水準です。
ブロック塀の解体費用を安く抑える4つの方法
ここでは、ブロック塀の解体費用を安くする具体的な4つの方法を紹介します。
方法1:補助金制度を活用する
自治体によっては、危険なブロック塀の解体費用を補助する制度があります。条件を満たせば数万円~数十万円の補助を受けられるため、自己負担を抑えられます。補助対象となる主な条件は以下のようなものです。
- 道路に面しているブロック塀
- 通学路や避難経路沿いにあるブロック塀
- 高さや劣化状態が基準を超えているブロック塀
ただし、対象条件や補助額は自治体によって異なります。
補助金制度の例
ブロック塀の解体費用を補助する制度には、以下のようなものがあります。
- 東京都世田谷区|ブロック塀等撤去工事助成事業(最大支給額20万円)
- 東京都大田区|ブロック塀等改修助成事業(最大支給額16万円)
- 東京都豊島区|ブロック塀等改善工事助成金(最大支給額2,500円/m)
- 東京都杉並区|ブロック塀等安全対策支援(最大支給額50万円)
なお、多くの自治体では「工事契約前」「着工前」の申請が必要です。先に解体してしまうと補助対象外の場合があるため、まずは自治体の建築課や防災関連窓口へ確認しましょう。

方法2:複数業者から見積もりを取る
ブロック塀の解体費用を抑えるには2~3社以上から見積もりを取り、工事内容と金額を比較することが大切です。
同じ面積のブロック塀でも、業者によって解体方法・廃材処分費・基礎撤去の範囲などが異なるため見積もり金額に差が出ます。「解体工事費」「廃材処分費」「補修工事費」などの内訳を確認することで、不要な費用が含まれていないか判断できます。
マネージャー 辰巳浩晃実際に複数業者から見積もりを取得したことで、ブロック塀の解体費用を2万9,000円抑えられたケースもあります。

方法3:状況に合った業者へ依頼する
ブロック塀だけを解体する場合は外構業者、建物解体と同時に解体する場合は解体業者へ依頼すると費用を抑えやすくなります。
外構業者はブロック塀・フェンス・門扉などの外まわり工事を専門としているため、小規模な解体工事を効率よく対応できます。一方で家屋解体と一緒に依頼する場合は、すでに重機や作業員が現場にいるため、解体業者へまとめて依頼した方が追加費用を抑えられるケースがあります。
「ブロック塀のみの解体」なのか「建物解体に伴う撤去」なのかによって、適した依頼先を選ぶことが大切です。
方法4:ブロック塀周りの不用品を整理しておく
ブロック塀の周囲に植木鉢・プランター・自転車・物置などがある場合は事前に移動しておきましょう。作業スペースが確保できないと解体前の片付け作業が必要で、追加の人件費が発生する場合があります。また、不用品を業者に処分してもらうと一般廃棄物として別途費用がかかります。
特に植木や庭石などはブロック塀の解体とは別工事として扱われることもあるため、事前に整理しておくことで余計な費用を抑えられます。
今すぐ解体すべきブロック塀の3つの特徴
ブロック塀は1個あたり約10kgと重量があり、倒壊すると重大な事故につながるおそれがあります。以下のような特徴が確認される場合は、早めの点検や解体を検討しましょう。
特徴1:耐用年数を超えている
ブロック塀の寿命は一般的に約30年です。内部の鉄筋は15~20年ほどで劣化が始まるとされており、外見に問題がなくても強度が低下している場合があります。古いブロック塀は、地震や強風などをきっかけに倒壊するリスクが高まるため注意が必要です。
【実例】福井県で小学生がブロック塀の下敷きに
福井県鯖江市は26日、同市惜陰小学校の6年生の男児が、通学中に民家のブロック塀の一部が崩れて、足に大けがを負ったと発表した。男児は右足のすねを骨折するなどし全治8週間のけがを負った。
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市によると、26日午前7時半ごろ、鯖江市舟津町4丁目の道路で男児が、崩れてきた民家のブロック塀に足を挟まれたという。ブロック塀は6段積みで、高さ1・3メートル、幅2・4メートル。男児が友だちを待っていた時に手でブロック塀を触ったところ、上の2段が崩れてきたという。
市は市内の通学路の危険箇所を緊急点検したほか、27日に臨時の校長会を開き、注意喚起するという。
市は集合場所から学校までの通学路について、教員による安全点検を実施している。今回のブロック塀は自宅から集合場所に向かうまでの場所で、市は保護者に安全を確認してもらっていたが、危険箇所という報告はなかったという。
ブロック塀をめぐっては、2018年の大阪北部地震による倒壊で、直撃した女児が死亡する事故が発生。この事故をうけて国土交通省は、ブロック塀の安全点検の実施を全国の自治体に要請。避難路沿いの家屋や民間のブロック塀の耐震診断を、自治体が所有者に義務づけられるようにした。
特徴2:建築基準法の基準を満たしていない
ブロック塀には高さ・厚さ・鉄筋・控え壁などの基準が定められています。以下に該当する場合は、安全性に問題がある可能性があります。
- 塀の高さが2.2mを超えている
- 厚さが10cm以上ない(高さ2.0〜2.2mの場合は15cm以上)
- 高さ1.2mを超えているのに控え壁がない
- コンクリートの基礎がない
- 鉄筋が適切に配置されていない

特徴3:ひび割れや傾きなどの異常がある

ブロック塀にひび割れや傾きが見られる場合は、内部の鉄筋や基礎部分が劣化している可能性があります。特に、以下のような症状がある場合は注意が必要です。
- 大きなひび割れがある
ひび割れから雨水が入り込み、内部の鉄筋がさびて強度が低下している場合があります。 - ブロックが欠けている
表面だけでなく、内部まで劣化が進んでいる可能性があります。 - 塀が傾いている
地盤の沈下や基礎の劣化によって、倒壊の危険性が高まっている場合があります。 - ブロック同士の接合部分が崩れている
ブロック同士を固定するモルタルが劣化し、塀全体の強度が低下するおそれがあります。
マネージャー 辰巳浩晃見た目では軽微な異常に見えても、内部の鉄筋や基礎の状態は確認できません。少しでも不安がある場合は、専門業者による点検を受けることが大切です。
なお、ブロック塀の安全性について相談できる窓口には以下の団体があります。
| 組織名 | 電話番号 |
|---|---|
| 公益社団法人 日本エクステリア建設業協会 | 03-3865-5671 |
| 一般社団法人 全国建築コンクリートブロック工業会 | 03-3851-1076 |
ブロック塀の解体で失敗しない業者の選び方
ブロック塀の解体では、業者によって解体方法・費用・対応の丁寧さに差が出ます。ここでは、追加費用や近隣トラブルを防ぐために確認したい業者選びのポイントをご紹介します。
ポイント1:ブロック塀の解体実績がある業者を選ぶ
ブロック塀の解体では塀の種類・基礎の状態・周囲の環境によって適した解体方法が変わります。例えば住宅街や隣家との距離が近い場所では手作業での解体が必要な場合があり、道路沿いや高いブロック塀では安全対策も重要です。
過去にブロック塀の解体経験がある業者であれば、現場状況に合わせた施工方法を提案できるため安心して依頼できます。

ポイント2:現地調査を丁寧に行う業者を選ぶ
追加費用を防ぐには現地調査を丁寧に行い、作業条件を正しく把握したうえで見積もりを作成する業者を選ぶことが大切です。
ブロック塀の解体費用は、長さや高さだけでなく基礎の有無・重機の使用可否・廃材の搬出経路などによって変わります。現場の確認が不十分だと工事開始後に想定外の作業が発生し、追加費用につながる可能性があります。
そのためブロック塀の状態だけでなく、周囲のスペースや搬出経路まで確認してから見積もりを提示する業者を選びましょう。
ポイント3:見積もりの内訳が明確な業者を選ぶ
見積もりでは、解体する面積・1m2あたりの単価・廃材処分量などが明記されているか確認しましょう。各項目の金額や作業内容が分かれば、費用の根拠や工事範囲を把握しやすくなります。
一方で、「解体一式」など簡略化された見積もりでは解体範囲や処分内容が分かりにくく、後から認識の違いが起こる可能性があります。実際に工事後に「解体範囲の認識が違っていて、一部のブロック塀が残ってしまった」というトラブルもあります。

ポイント4:補修や外構工事まで相談できる業者を選ぶ
ブロック塀を解体した後は、新しいフェンスの設置や土間部分の補修などが必要な場合があります。解体だけでなくフェンス設置や外構工事にも対応できる業者であれば、解体後の仕上がりまで含めて相談できます。
特に道路沿いや隣地との境界にあるブロック塀では、解体後の安全性や見た目も考慮して提案できる業者がおすすめです。
ポイント5:近隣への配慮ができる業者を選ぶ
ブロック塀の解体では騒音・振動・粉じんの発生を完全になくすことはできないため、近隣への配慮ができる業者を選ぶことが大切です。特に住宅地では隣家との距離が近いケースも多く、作業中の破片の飛散や騒音によるトラブルにつながる可能性があります。そのため、工事前の近隣挨拶や防音・飛散防止のための養生を適切に行うことが重要です。
マネージャー 辰巳浩晃依頼前には「近隣への事前説明を行うか」「作業時にシート養生を設置するか」など安全対策への取り組みを確認しましょう。
【FAQ】ブロック塀の解体に関するよくある質問
ブロック塀は自分で解体できますか?
自分で解体することも可能ですが、重量があり倒壊やケガの危険があるため、基本的には専門業者への依頼がおすすめです。
特に高さのある塀や基礎部分まで撤去する場合は倒壊の危険や周囲への被害リスクが高まるため、無理にDIYを行うのは避けましょう。
ブロック塀にカッター入れをするのにいくらかかりますか?
ブロック塀のカッター入れ費用は、1mあたり約3,000円~6,000円が目安です。
ただし、ブロックの厚さ・切断する長さ・作業環境などによって金額は変わります。
まとめ
ブロック塀の解体では、単に費用だけを見るのではなく安全性・工事内容・業者選びまで含めて判断することが大切です。
特に古いブロック塀や傾き・ひび割れがある塀は、倒壊による事故につながるおそれがあります。状態によっては部分的な補修で対応できる場合もありますが、安全性に不安がある場合は早めに専門家へ相談しましょう。




