埼玉県川口市の解体業者21社を比較|費用相場と地域の解体事情
川口市で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
川口市に所在する21社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「川口市の解体費用相場」や「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。
下の「川口市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
川口市の解体工事事情と地域特性
川口市の概要
東京都に隣接する川口市は、かつての「鋳物の街」から、大規模な建て替えや再開発が進む住宅都市へと姿を変えています。
川口市は荒川を隔てて東京都と接する、埼玉県南部の都市です。古くは鋳物産業の集積地として日本の成長を支え、「キューポラのある街」としても知られました。
現在、その産業構造は大きく変わり、都心へのアクセスの良さから住宅都市としての性格が強まっています。特に駅前を中心にビルの建て替えなどが活発に進められています。
地形・道路事情と解体費用の傾向
北部の台地と南部の低地という二重の地形、そして昔ながらの町割りが生んだ狭い道が、解体費用を押し上げる主な要因になっています。
- 地形の特徴:市域は北部の「大宮台地」と南部の「荒川低地」に大きく分かれます。赤井・安行地区など台地の縁では急な坂や崖、古い擁壁が多く、高低差のある現場が珍しくありません。一方、川口駅周辺など南部の低地は平坦ですが、場所によっては地盤が弱く、解体後の地盤改良や地中障害物の撤去に注意が必要です。
- 道路事情:芝地区や旧鳩ヶ谷市エリアでは、昔の農道や宿場町の区割りがそのまま残っているため、道幅4m未満の狭い道が網の目のように広がっています。特に、宿場町によく見られる「鍵の手(クランク)」状の道は、大型重機の搬入を非常に難しくします。
- 費用への影響:高低差のある現場では重機が使えず、手作業で廃材を運び出す(小運搬)必要があり、人件費が増えます。道が狭いエリアでは小型トラックで何度も往復輸送するため運搬効率が落ち、標準的な現場に比べて解体費用が1.5倍から2倍になることもあります。古い擁壁の補強や造り替えに追加費用がかかる可能性も考えておくべきです。
運営者 稲垣私がこれまで見てきたトラブルで特に費用がかさむのが、旧工場跡地から見つかる土壌汚染です。川口市のような場所では、見積もりの段階で地歴調査や汚染リスクについてきちんと説明してくれる、経験豊富な業者を選ぶことが失敗しないための何よりのポイントです。
「鋳物の街」から商業都市へ:産業転換と再開発の注意点
2025年に完了した駅前の大規模再開発をきっかけに解体需要が高まる一方で、旧工場跡地ならではの土壌汚染リスクに備えることが重要です。
川口市の解体工事を考える上で、かつての主要産業であった鋳物産業の歴史は無視できません。市内には今も町工場の跡地が点在しており、こうした土地を解体する際には、過去の操業による土壌汚染や地中埋設物が見つかるリスクがあります。
特に、地中に埋められたコンクリートガラや鉱滓(こうさい・スラグ)には注意が必要です。もし汚染が見つかれば対策費用が数千万円に及ぶこともあるため、事前の地歴調査が欠かせません。
この産業構造の転換を象徴するのが、2025年5月に開業した「三井ショッピングパーク ららテラス川口」です。旧そごう川口店を改装したこの施設は、もともと鋳物工場跡地の再開発で生まれた場所であり、今回の再生で駅周辺の人の流れを大きく変えました。
この新しい商業施設の誕生は、周辺の商店街や古い雑居ビルの建て替え需要を刺激し、新たな解体工事の増加につながる可能性があります。
解体工事・空き家対策の補助金
川口市には、倒壊の危険がある空き家や、道路に面していないため活用が難しい空き家の解体費用を補助する、上限100万円の制度があります。
| 制度名 | 補助金額・率 | 対象・条件 |
|---|---|---|
| 川口市空家除却補助金 | ・工事費の4/5 ・上限100万円 | 倒壊などの危険がある家や、道路に接しておらず活用が難しい空き家の解体。 |
| ブロック塀等安全対策補助金 | ・撤去費用の2/3 ・上限30万円 | 地震で倒れる危険のあるブロック塀などの撤去。通学路沿いでは条件が緩やかになることもあります。 |
空家除却補助金は、例えば令和7年度(2025年度)は8月頃から受付が始まり、先着順で予算が上限に達し次第、締め切られます。利用を考えるなら、市の発表をこまめに確認し、早めに事前診断を依頼することが大切です。絶対に「交付決定通知」が届いてから、工事の契約や着工を進めてください。
※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
川口市の公式サイトで詳細を見る
廃棄物処理と分別ルール
解体工事で出るコンクリートガラなどの産業廃棄物は、市の施設には持ち込めません。費用を抑えるには、施主様ご自身が事前に家財を処分しておくことが鍵となります。
川口市内の解体工事で出たコンクリートガラ、廃プラスチック、金属くず、石膏ボードなどは「産業廃棄物」にあたるため、市の処理施設(戸塚環境センターなど)へは一切持ち込めません。これらは埼玉県の許可を持つ民間の処理業者へ運ぶ必要があります。
解体費用を抑える最も効果的な方法は、工事が始まる前に施主様ご自身が家財道具(タンスや布団など)を市の施設へ「家庭ごみ」として直接持ち込むことです。こうすれば、解体業者が産業廃棄物として処分するより、はるかに安い手数料(10kgあたり100円)で済みます。
ただし、市の施設への自己搬入は完全予約制です。早めに計画を立てて準備を進めてください。
運営者 稲垣川口市での解体工事は、北部の台地と南部の低地という地形の違いや、旧宿場町から続く狭い道への対応がまず求められます。それに加え、この街の歴史である鋳物工場跡地ならではの土壌汚染リスクを考えた業者選び、そして駅前再開発の動きを見据えた計画が成功の鍵です。
埼玉県の施工事例ピックアップ
川口市の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 37,400円 | 24,400~66,400円 |
| 鉄骨造 | 48,600円 | 30,000~73,000円 |
| RC造 | 76,800円 | 65,000~118,500円 |
| 内装解体 | 35,400円 | 17,700~57,500円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
当サイト独自の50の調査項目
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
川口市の解体業者一覧
川口市の解体業者、全21社をご紹介します。
株式会社滝口興業
株式会社滝口興業は、創業から40年以上の歴史を持つ解体業者です。官公庁や大手デベロッパーとの直接取引実績があり、大規模な施工にも対応しています。グループ内で産業廃棄物の処理から不動産売買までを手掛けており、建物解体後の土地活用や売却までを同一の責任体制で進められます。複数の業者を介在させる手間を省き、スムーズなプロジェクト進行を実現しています。
- 創業40年以上の業歴と、国土交通省からの直接受注実績
- 解体、産業廃棄物処理、不動産売買までを担うグループ一貫体制
- 高層ビル解体用の高所破砕機など、自社で重機を20台保有
株式会社内山商事
株式会社内山商事は、1969年設立の川口市を拠点とする建設業者です。通常の解体に加え、建物を解体せずに移動させる「曳家(ひきや)」や、傾いた建物を水平に戻す「嵩上げ(かさあげ)」といった高度な専門技術を保有しています。こうした技術力を背景に、埼玉県や川口市など行政からの公共工事も受諾しています。国際規格のISO認証取得や埼玉県の「SDGsパートナー」登録など、組織運営の健全性も追求しています。
曳家や嵩上げといった技術は、建物の構造を熟知していなければ成立しません。こうした繊細な作業を完遂できる実力は、難易度の高い住宅密集地での解体においても精度の高い施工に直結します。単に取り壊すだけでなく、建物を「残す」という選択肢を技術的に提示できるのが強みです。
- 建物を壊さずに動かす「曳家工事」、傾きを修正する「嵩上げ工事」に対応
- 1969年創業、埼玉県や川口市などからの公共工事実績
- ISO認証の取得や埼玉県の「SDGsパートナー」への登録
株式会社Heiseiコーポレーション
株式会社Heiseiコーポレーションは、20年以上の業歴を持つ解体専門業者です。木造家屋から鉄骨造の大型建築物まで、構造を問わず多様な現場に対応しています。施工を「依頼主の歩みを形に残す大切な工程」と捉え、現場での配慮や誠実な対応を経営理念に据えています。公式ホームページでは建設業許可番号や加入保険の種類を明示しており、事前の情報収集においても透明性を確保しています。
大切な住まいを壊す解体工事において依頼主の心情に寄り添う姿勢を明確にしていることは、現場での細やかな配慮にもつながります。理念に基づいた丁寧なコミュニケーションは、作業員のマナーや近隣への配慮にも表れます。技術力だけでなく、施工中の安心感や信頼関係を重視する方にとって心強いパートナーです。
- 21年の経験を持つ技術者が工事を指揮
- 「お客様の歴史を閉じる仕事」という理念
- 公式ホームページに許可番号や加入保険を明記
株式会社ダイコク
株式会社ダイコクは、川口市を中心に累計7,000棟以上の施工実績を誇る解体業者です。近隣対策を重視しており、着工前の挨拶はスーツ着用の専門スタッフが担当して丁寧な説明を行います。万が一の事故に備えた賠償責任保険は「免責金額なし」のプランに加入済みです。これにより、損害の規模を問わず補修費用などが全額補償される体制を整えています。
スーツ姿のスタッフが事前に近隣への挨拶を行う対応は組織としての誠実な姿勢を伝え、工事への理解を得ることにつながります。また、免責なしの保険に加入しているため、万が一の損害が発生した場合にも依頼主の負担を抑えられるのも安心材料です。近隣トラブルのリスクを抑え、施工完了まで円滑に工事を進めたい方にとって安心して依頼しやすい体制です。
- 川口市3,000棟以上、累計7,000棟の施工実績
- スーツを着用した専門スタッフによる近隣挨拶
- 免責金額が設定されていない賠償責任保険に加入
株式会社小櫃興業
株式会社小櫃興業は、川口市で親子二代にわたり30年以上の実績を積んできた解体業者です。過度な広告宣伝を行わず、利用者や地域からの紹介を中心に案件を継続させてきました。解体時に生じる土やコンクリートガラを自社でリサイクル利用する仕組みを持ち、処分コストを抑制しています。もともと外構工事を手掛けているため、施工中の万が一の近隣設備への損害にも自社で迅速に補修対応ができる体制を整えています。
紹介案件が主体となっていることは、これまでの施工品質が地域で評価されていることの表れです。自社でリサイクルを行い、コストダウンを図っていることも依頼主の費用負担を抑えることにつながります。さらに外構工事の技術も備えているため、解体後の仕上がりまで見据えた施工や万が一のトラブルへの修復対応まで一貫して任せられるのも強みです。
- 広告営業は行わず仕事のほとんどが顧客からの紹介
- 土やコンクリートガラを自社で再利用し処分費用を削減
- 外構工事の技術を活かし万が一の隣家補修も自社で対応
株式会社琉和
株式会社琉和は社内での技術者育成に注力しており、作業品質の均一化とチームワークを強みとしています。設備面では40tクラスの低騒音型重機を自社導入しており、大規模な建物の解体時でも周辺への騒音負荷を最小限に抑えています。佐野日大1号校舎などの大規模施工実績に加え、アスベストの有資格者も20名在籍しています。技術習得と最新設備の導入により、多様な現場環境に対応する体制を構築しています。
技術者を自社で育成する仕組みは職人個人の経験や判断だけに頼らず、組織として安全管理を徹底できる体制につながります。低騒音型の重機をあえて選定していることからも、近隣環境への配慮を重視している姿勢が表れています。大規模現場で培った管理能力と豊富な有資格者による対応力を備えているため、住宅地での解体工事においても安心して任せられます。
- 技術レベルの均一化を図るための「技術者の自社養成」
- 近隣に配慮した40tクラスの低騒音型大型重機を導入
- 20名のアスベスト資格保有者が在籍し専門工事に対応
株式会社リ・モデル
株式会社リ・モデルは、川口市を拠点とするリフォームの専門業者です。解体工事をリフォームの出発点として位置づけ、次工程を効率化するための緻密な作業計画を立案します。独自の「職人交換日記」を活用し、依頼主と現場スタッフが日々の進捗や要望を共有できる環境を整えています。施工完了後には写真付きの報告書が提出され、独自の施工保証が付与されるのも特徴です。
リフォームを前提とした解体では、残すべき構造を見極める精緻な判断力が求められます。次工程の職人がスムーズに着工できるよう解体段階から細かな配慮を重ねる姿勢は、リフォーム会社ならではの知見です。また、「交換日記」によって工事の進捗や状況を可視化しているため、現場を直接訪れる機会が少ない依頼主も不透明さを感じることなく工事の状況を把握できます。
- 住宅リフォームを主軸としたプロジェクト全体の管理
- 職人と顧客が直接やりとりできる「職人交換日記」の導入
- 写真付きの「完了報告書」と「施工保証」の発行
株式会社トラスト
株式会社トラストは、解体工事からその後の土地造成・外構工事までを一括して受託しています。外部業者を介さない直接施工のため、業者間の調整コストや中間マージンを排除した価格提示が可能です。施工スタッフにはマナー教育を徹底しており、身なりや言葉遣いを含めた高いプロ意識を持って現場運営にあたっています。
解体から外構まで同一の業者が担うことで窓口が一つに集約され、依頼主の打ち合わせ工数を抑えられます。後工程の造成を理解した上で解体を進めるため工期の遅延を防ぎ、土地の仕上がり品質を高い次元で維持できます。また、マナー教育の徹底は近隣トラブルを避けたい住宅地での施工において強みです。
- 解体・造成・外構工事までまとめて対応
- 自社施工による中間マージンの削減
- 従業員の礼儀や言葉遣いなどマナー教育の徹底
アイエス株式会社
アイエス株式会社は、現場での円滑なコミュニケーションを重視する解体業者です。代表のイシケマル氏を中心に明るい現場環境を整え、依頼主や近隣住民への積極的な挨拶を徹底しています。問い合わせから施工、完了報告までを自社スタッフのみで担当するため、中間マージンを省いた適正な価格設定を実現しています。地域との良好な関係づくりを重んじる、親しみやすさが特徴です。
現場作業員の人柄や挨拶の徹底は近隣住民の感情を和らげ、クレームを未然に防ぐ重要な要素です。施工中の現場へ直接足を運んで状況を気軽に確認できる雰囲気は、初めて解体を行う依頼主にとって利点です。外部業者を介さない直接施工体制により、責任の所在を明確にしながらコスト面でのメリットも提供しています。
- 現場スタッフの明るい人柄と丁寧な近隣挨拶
- 問い合わせから引き渡しまで自社で対応
- 物置解体からRC造の大規模工事まで対応可能
阿部解体工業株式会社
阿部解体工業株式会社は、自社スタッフと自社重機による直接施工を徹底している解体業者です。定期的な勉強会を通じて業務効率の改善を追求しており、工期短縮とコストの最適化を両立させています。ゴミ屋敷の解体に伴う害虫駆除や軟弱地盤での周辺家屋調査など、特殊な対応が必要な現場実績も豊富です。行政への届出やインフラ停止手続きの代行にも対応し、依頼主の事務的負担をサポートしています。
同社は「安くて早い」を実現するために、組織的な学習や作業フローの改善を継続しています。イレギュラーな事態が想定される難しい現場で培った経験も、予期せぬトラブルへの対応力として活かされています。さらに事務手続きまで一任できる柔軟な体制を整えているため、解体工事に伴う煩雑な工程をまとめて任せられます。
- 完全自社施工と定期的な勉強会による効率的な工事
- ゴミ屋敷や軟弱地盤といった特殊な現場での解体実績
- 行政やインフラ関連の各種手続き代行
川口市の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
-
「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
-
相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体
【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
-
問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
-
いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。
解体工事と並行して土地活用を早期に確定させたい依頼主にとって、不動産部門を持つ体制はメリットです。施工担当者と不動産担当者が密に連携を取るため情報の伝達ロスを防ぎ、最適なタイミングでの売却や活用提案が可能です。解体から資産整理までを一元的に相談できる体制は、複雑な手続きを整理したい方に適しています。