横浜市で100坪超建て替えの解体事例(木造2階建て住宅120坪)

横浜市で100坪越え建物の解体事例(木造2階建て住宅120坪)のアイキャッチ
施工日 2016年9月
解体費用総額 533万円
都道府県 神奈川県
所在地 横浜市
坪数 120坪
構造 木造2階建て/住宅
築年数 40年
施工期間 約20日

今回は神奈川県横浜市で行われた 「建て替えに伴う木造2階建て住宅の解体工事」 の事例をご紹介します。

運営者 稲垣

今回ご紹介するのは、建て替えに向けて「費用を抑えつつ、スピーディーで安全に工事を終えたい」という案件。わずかな費用差が総額に大きく影響する大規模案件では、相場を調べた上での適切な業者選びが重要です。

この記事の制作チーム

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中野 達也監修者

一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事

中野 達也(なかの たつや)

解体工事業の技術管理者であり、解体工事施工技士を保有。2011年に解体業者紹介センターを鈴木佑一と共に創設。2013年に一般社団法人あんしん解体業者認定協会を設立し、理事に就任。めざまし8(フジテレビ系列)/ひるおび(TBS系列)/ 情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ系列)/バイキングMORE(フジテレビ系列)など各種メディアに出演。

稲垣 瑞稀運営責任者

「スッキリ解体」編集長

稲垣 瑞稀(いながき みずき)

解体業界専門のWebメディアでWebディレクターとして6年以上、企画・執筆・編集から500社以上の解体業者取材まで、メディア運営のあらゆる工程を経験。近年は解体の前段にある空き家問題(管理・解体・補助金・税制)にも取材領域を広げている。正しい情報が届かず困っている方を助けたいという想いから、一個人の責任と情熱で「スッキリ解体」を立ち上げ、全記事の編集に責任を持つ。

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目次

横浜市 120坪木造2階建て住宅の解体事例解説

解体依頼の背景

依頼主であるOさんは、建て替えに向けた120坪の実家の解体を予定。

当初はハウスメーカーに一括で任せる予定でしたが、提示された見積もりが予算を大きく超えていたため、新築の予算を削らなくて済むよう、解体費用をできるだけ抑えたいとご希望でした。

また、広い敷地内に点在する「小屋」「車庫」「庭木」もまとめて手際よく撤去してくれる業者を探していました。

解体工事のポイント

建て替えに伴う大規模な解体でコストを抑えるポイントは以下です。

  1. 分離発注で中間マージンを削減する
    ハウスメーカーに一括依頼すると手間が省ける半面、提携業者への委託時に20〜30%の手数料(中間マージン)が上乗せされます。新築はハウスメーカーへ、解体は解体業者へ別々に依頼する「分離発注」を行うと、この費用をカットできます。
  2. 100坪以上の建物の解体費用相場を知る
    まずは、解体費用の目安を知ることが大切です。スッキリ解体を監修している「あんしん解体業者認定協会」が保有する11万件以上のデータ(2020年~2025年7月)によると、100坪の木造住宅の解体費用相場は、「320万円~670万円」です。建物の構造や立地などによって金額は変動しますが、参考までに相場を把握しておくと安心です。
  1. 付帯工事費(小屋や車庫の解体)を把握する
    「付帯工事費」とは建物本体以外の解体費用です。Oさんの場合、離れの小屋や車庫、庭木の撤去費が該当します。
    広い敷地では付帯工事が多くなりがちです。見落としのないよう撤去範囲を業者と念入りにすり合わせましょう
  2. 相見積もりをする
    費用相場等を確認したら、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行いましょう。比較する際は費用総額だけではなく、項目ごとの単価が明記されているかにも注目しましょう。
運営者 稲垣

建て替えの際は新築工事とのスケジュール調整が必要です。大規模な解体工事であっても進捗管理を徹底できる、誠実な業者選びが重要です。

相見積もりの結果

解体業者2社の見積書を比較した結果、費用総額は「A社557万円」「B社533万円」でした。

A社の見積書

A社の見積書1
A社の見積書2

B社の見積書

B社の見積書1
B社の見積書2

見積書比較のポイント

最終的にOさんが依頼を決めたのは、A社よりも24万円安かったB社でしたが、その決め手は業者の誠実さでした。

大規模な解体工事では、「見積もりに含まれる作業範囲」が曖昧なままだと、後から高額な追加費用を請求されるリスクがあります。その点、B社は見積書と一緒に手書きの現地図を添付し、どこの作業にいくらかかるのかを視覚的にわかりやすく提示してくれました。

また、Oさんが庭木の撤去を一か所依頼し忘れていたことを思い出し、追加の見積もりを依頼した際、B社は速やかに見積もりを修正し、快く再検討に応じてくれました。この迅速かつ親切な対応がOさんの不安を解消し、同社への信頼に繋がりました。

運営者 稲垣

見積もりの安さについてB社にヒアリングすると、「廃棄物の種類ごとに安い処分場を使い分け、処分費を抑えている」という明確な回答がありました。ただ安いだけでなく低コストの根拠を確認することが重要です。

施工中の現場写真

① 足場設置・養生

工事開始時の現場の様子
仮説養生の様子

工事開始時の現場の様子です。120坪の建物を囲うには大規模な養生が必要となります。近隣への騒音やホコリの飛散を最小限に抑えるため、頑丈な足場を組み、隙間なくシートを張っていきます。

② 内装材・屋根の撤去

内装解体の様子

重機を投入する前に、まずは手作業で内装や窓ガラス、屋根瓦を撤去します。これは「分別解体」として法律で義務付けられており、資源をリサイクルするために欠かせない工程です。

③ 重機による躯体解体

重機解体の様子

建物が骨組みだけになったところで重機を導入。大きな建物でも、熟練のオペレーターが周囲の安全を確保しながら効率よく解体を進めていきます。

重機解体の様子

現場の安全を保ち作業をスムーズに進めるため、解体と並行して廃材の分別を行います。大きな建物の解体では大量の廃材が出るため、この分別作業をいかに手際よく行うかが、工期や仕上がりの良さを左右します。

④ 整地・引き渡し

工事完了後の現場の様子

すべての建物を撤去し、地中のコンクリートガラなどを取り除いた後、地面を平らにならして整地します。次の新築工事へスムーズに移行できる、きれいな更地になりました。

お客様の声

「100坪超の大きな家だったので、いくらかかるかビクビクしていましたが、分離発注という選択肢を教えていただき、納得のいく金額で進められました。B社の担当者さんは、見積もりの段階から図面を用意してくれるなど対応がとても誠実で、安心してお任せできました。結果的にハウスメーカーの提示額よりも大幅に安くなり、新築の予算に回せたので本当に良かったです。」

Oさんは、誠実な業者に出会えたおかげでスムーズに費用を抑えて解体できたと大変満足されていました。

スッキリ解体からのアドバイス

今回Oさんは、見積もり時の対応から信頼できる業者を判断しました。

実際に業者と接し、その誠実さを見極めることが安心・安全な解体工事につながります。

依頼前に確認すべきポイント
  • 見積もりの安さの根拠をチェック
    合計金額が安いからと言って内容を確認せずに契約すると追加費用などのリスクを負います。必ず「なぜその金額になるのか」「安い理由は何か」を確認しましょう。
  • 「付帯工事」の範囲を明確にする
    小屋、車庫、庭木、塀など、何を壊して何を残すか伝え忘れのないよう整理し、現地調査で現物を確認しながら希望を伝えましょう。見積もりが出たら、伝えた内容がきちんと反映されているか確認しましょう。
  • 現地調査時の説明や見積書のわかりやすさを確認する
    「依頼主にとってわかりやすく説明してくれるか」「資料は見やすいか」という点は業者の誠実さを判断する指標になります。
運営者 稲垣

現地調査や電話対応を通じて、レスポンスの速さや話しやすさもチェックしておきましょう。業者と自身の相性の良さも大事なポイントです。

まとめ

今回の解体事例では、120坪という大規模な解体ながら、分離発注と適切な業者選定によって約24万円のコストダウンを実現しました。

ポイントは、「見積もりの安さの根拠を確認したこと」「対応の質をみて業者を選んだこと」です。依頼主への接し方は、業者の対応能力や誠実さを判断する基準になります。

運営者 稲垣

通常よりも工期が長くなりがちな大規模解体をスムーズに行うには、誠実に向き合ってくれる業者選びが重要です。ぜひご希望の地域で解体業者を探してみてください。

目次
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