横浜市磯子区で実家の建て替えに伴う解体事例(木造2階建て42坪)

【横浜市磯子区】実際の解体工事過程|工事開始時の現場の様子
施工日 2018年1月
解体費用総額 185万円
都道府県 神奈川県
所在地 横浜市磯子区
坪数 42坪
構造 木造2階建て/住宅
築年数 38年
施工期間 約14日

今回は神奈川県横浜市磯子区で行われた「実家の建て替えに伴う木造2階建て住宅の解体工事」の事例をご紹介します。

運営者 稲垣

今回ご紹介するのは、新築への建て替えを予定しており「近隣トラブルを避けながら安心して解体工事を進めたい」という案件。
現地調査で解体業者に気になるポイントをヒアリングしておくのが重要です。

この記事の制作チーム

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中野 達也監修者

一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事

中野 達也(なかの たつや)

解体工事業の技術管理者であり、解体工事施工技士を保有。2011年に解体業者紹介センターを鈴木佑一と共に創設。2013年に一般社団法人あんしん解体業者認定協会を設立し、理事に就任。めざまし8(フジテレビ系列)/ひるおび(TBS系列)/ 情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ系列)/バイキングMORE(フジテレビ系列)など各種メディアに出演。

稲垣 瑞稀運営責任者

「スッキリ解体」編集長

稲垣 瑞稀(いながき みずき)

解体業界専門のWebメディアでWebディレクターとして6年以上、企画・執筆・編集から500社以上の解体業者取材まで、メディア運営のあらゆる工程を経験。近年は解体の前段にある空き家問題(管理・解体・補助金・税制)にも取材領域を広げている。正しい情報が届かず困っている方を助けたいという想いから、一個人の責任と情熱で「スッキリ解体」を立ち上げ、全記事の編集に責任を持つ。

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目次

横浜市 42坪木造2階建て住宅の解体事例解説

解体依頼の背景

依頼主であるOさんは、住宅ローンが組めなくなる前に実家を新築へ建て替えるため広範囲の土間コンクリート撤去を含む解体工事を予定。

長年の近所付き合いを考慮し「近隣トラブルは避けたい」と考え、工事中の対応や近隣への配慮を重視されていました。

また、当初は新築を依頼したハウスメーカーへ解体工事も相談していましたが、見積金額が想定より高かったため分離発注を検討し解体業者を探すことになりました。

解体工事のポイント

近隣トラブルを避けるためには、解体業者による「近隣への配慮」「工事の品質」などが重要なポイントになります。

  • 事前の近隣挨拶を行っているか?
    工事開始前に業者が近隣へ挨拶を行うことで、騒音や車両出入りへの理解を得やすくなります。「工事期間」「作業時間」の説明があると安心です。
  • 騒音・粉じん対策が具体的に説明されているか?
    養生シートや散水作業など、どのような対策を行うか事前に確認しておきましょう。
  • クレーム発生時の対応窓口が明確か?
    万が一近隣から指摘があった場合、対応方法を事前に決めておくことで施主の負担を軽減できます。
  • 工事車両の出入りや作業時間に配慮があるか?
    住宅街では通行や生活動線への影響もトラブルの原因になります。「作業時間帯」「車両駐車位置」の配慮を確認しておきましょう。
運営者 稲垣

近隣トラブルの多くは、工事そのものではなく工事前の説明不足から発生します。見積もり内容だけで判断せず、現地調査時に近隣対応の考え方まで確認しておくことが重要です。

相見積もりの結果

2社の解体業者の見積費用総額を比較した結果、費用総額は「A社227万円」「B社185万円」でした。

坪単価で見ると、A社は35,000円、B社は28,000円となっています。

A社の見積書

【横浜市磯子区】解体業者2社に見積依頼|A社の見積書

B社の見積書

【横浜市磯子区】解体業者2社に見積依頼|B社の見積書

見積書比較のポイント

Oさんは見積書の比較で42万円ほど価格差があるB社に不安を感じ、業者へヒアリングをしたところ「効率的な施工体制を構築している」ことが大きな要因だとわかりました。

具体的には、以下のような企業努力によって費用を抑えていました。

  • 作業効率の高い工法を熟知し、工期の短縮によって人件費を削減
  • 自社保有の重機を使用することでリース費用が不要
  • 継続的に利用している処分場により、廃材処分費を削減

そして、Oさんがとくに懸念していた広範囲な土間コンクリートの解体については豊富な実績があり、騒音に配慮した施工方法を熟知しているとの説明がありました。
また、「これまでの解体工事で、近隣の方からは良い評価をいただいています」との言葉が後押しとなり、その点に安心感を持てたことから、OさんはB社への依頼を決めました。

運営者 稲垣

見積金額だけで判断するのではなく、「なぜ安いのか」「どの部分でコスト差が生まれているのか」を確認することが、適正な業者選びにつながります。

施工中の現場写真

① 解体前の現場の様子

【横浜市磯子区】実際の解体工事過程|工事開始時の現場の様子

工事開始前に養生シートを設置して、騒音や粉じんの飛散を防止します。屋根・内装・骨組みの順に、周囲へ配慮しながら建物を段階的に解体していきます。

② 重機による解体

【横浜市磯子区】実際の解体工事過程|重機解体の様子

解体で発生した木材・ガラス・金属などの廃材は適切に分別しながら搬出します。建物本体の撤去後は、基礎コンクリートも重機で丁寧に取り壊します。

③ 整地

【横浜市磯子区】実際の解体工事過程|工事完了後の現場の様子

最後に瓦礫や石を取り除き、地面を均して整地へ。新築工事へスムーズに移行できるよう、細かな残置物まで撤去しました。

お客様の声

解体工事が無事に進むか不安もありましたが、予定どおり完了し安心しました。整地後、ハウスメーカーから新築工事の着工の了承が出たときは、本当にホッとしました。

Oさんは、近隣への配慮を重視しながら解体工事が円滑に進み、整地後も問題なく新築工事へ移行できた点に喜ばれていました。

スッキリ解体からのアドバイス

今回は広範囲の土間コンクリート撤去が伴うため、通常の建物解体よりも騒音や振動が長引く可能性がある現場でした。

コンクリート解体特有の特徴を事前に理解しておくことが、心配の軽減につながります。

騒音リスクを把握するためのポイント
  • 土間コンクリートの厚みや撤去範囲はどの程度か?
  • ブレーカー作業(斫り作業)は何日程度を想定しているか?
  • 手作業と重機作業の割合はどうなっているか?
  • 騒音・振動がとくに大きくなる工程はどこか?
運営者 稲垣

コンクリート解体は「建物を壊す音」よりも、斫り作業の連続音が近隣ストレスにつながりやすい工事です。事前に作業内容や期間を把握しておくことで、施主自身も落ち着いて工事を見守れます。

まとめ

今回の解体事例ではOさんの希望どおり、近隣のトラブルもなく新築工事へとスムーズに移行できました。

ポイントとなったのは、「価格だけで判断せず施工体制まで確認したこと」「工事前の近隣への対応を重視して業者を選定したこと」です。
とくに住宅の密集地域では、騒音対策を含めた施工方法に熟知した業者を選ぶことが近隣トラブルの回避につながります。

また、複数社を比較したことで結果的に42万円のコストカットにもつながりました。

運営者 稲垣

工事を滞りなく進めるためには、希望条件や疑問を実際にヒアリングすることが重要です。ぜひご希望の地域で解体業者を探してみてください。

なお、解体工事のトラブルについては次の記事にて詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

目次
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