この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
ウッドデッキは家族の憩いの場として活躍する一方で、雨風や紫外線の影響による経年劣化が避けられません。木材の腐食や破損が進むと床板の底抜けによるケガの危険やシロアリ被害などのリスクが高まるため、適切なタイミングでの解体が必要です。
しかし、いざ解体を検討し始めると「業者へ依頼するといくらかかるのか」「自分で解体(DIY)して節約できるのか」「どの業者に頼めば安心なのか」などの不安が先行し、なかなか計画が進まない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、あんしん解体業者認定協会提供の実例データをもとに、ウッドデッキ解体の費用相場や内訳、実際の見積書事例、DIY解体のリスク、見積もり時のチェックポイントなどを徹底解説します。
正確な費用感を把握すれば、信頼できる業者へ依頼でき、空いたスペースを活用した新しい庭づくりに進めます。
- ウッドデッキを解体すべき適切なタイミングと劣化のサイン
- 素材・広さ・基礎構造ごとの解体費用相場と費用の内訳
- 実際の見積書事例から読み解く、優良業者の見極めポイント
- 業者依頼とDIYの比較、専門業者に任せるべきケース
- 解体費用を安く抑える3つのコツと解体後のスペース活用法
監修者
現場解説一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事・解体アドバイザー
初田 秀一(はつだ しゅういち)
解体アドバイザー歴15年、相談実績は11万件以上。お客様の不安を笑顔に変える現場のプロフェッショナル。「どんな些細なことでも構いません」をモットーに、一期一会の精神でお客様一人ひとりと向き合い、契約から工事完了まで心から安心できる業者選定をサポート。この記事では現場のリアルな視点から解説を担当。
運営責任者「スッキリ解体」編集長
稲垣 瑞稀(いながき みずき)
解体業界専門のWebメディアでWebディレクターとして6年以上、企画・執筆・編集から500社以上の解体業者取材まで、メディア運営のあらゆる工程を経験。正しい情報が届かず困っている方を助けたいという想いから、一個人の責任と情熱で「スッキリ解体」を立ち上げ、全記事の編集に責任を持つ。
執筆「スッキリ解体」専属ライター
丸山 夏実(まるやま なつみ)
「”わからない”という不安を、”わかった!”の安心に変えるお手伝いをします。」
はじめて解体工事に直面する方の不安な気持ちに、誰よりも共感することを大切にするライター。数多くの業者インタビューや専門勉強会を通じて、プロの専門用語を一般の方にもわかりやすく伝える。読者と同じ目線に立ち、一緒に不安を解決していくパートナーのような記事作りを信条としている。
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※ 概算は目安です。正確な金額は現地調査による見積もりが必要です
ウッドデッキの解体を検討すべきタイミングと劣化のサイン
ウッドデッキの解体を安全かつスムーズに進めるためには、まず「解体すべき適切なタイミング」を見極めることが重要です。劣化を放置すると、単に使えなくなるだけでなく、事故や住宅本体への被害につながる恐れがあります。
天然木と人工木(樹脂)の寿命・耐用年数の比較
ウッドデッキの寿命は、使用されている素材と日々のメンテナンス頻度によって大きく異なります。まずはご自宅のウッドデッキの素材と、設置からの経過年数を確認してみましょう。
| 素材の種類 | 特徴 | 寿命・耐用年数の目安 |
| ソフトウッド スギ、ヒノキ、SPF材(軽量・安価な針葉樹の総称)など | 柔らかく加工しやすいが、腐食に弱い。定期的な防腐塗装が必要。 | 5年〜10年 |
| ハードウッド ウリン、イタウバなど | 非常に硬く高密度で、耐久性が高い。防虫効果も持ち合わせる。 | 15年〜20年 |
| 人工木(樹脂)デッキ | 木粉とプラスチック樹脂を混合。腐食やシロアリに強い。 | 15年〜20年以上 |
放置すると危険な床板のたわみやシロアリ被害
年数にかかわらず以下のような劣化のサインが見られる場合は、早急な解体・撤去を検討すべきです。
- 床板のたわみ・ぐらつき
デッキの上を歩いた時にフカフカと沈み込む感覚があったり、全体が大きく揺れたりする場合、見えない土台部分(根太や大引、束柱)が腐食している恐れがあり、底抜けによる転落事故の危険があります。 - シロアリの痕跡(空洞音や羽アリ)
木材をハンマーで叩くと「コンコン」と軽い空洞音がする、あるいは春から初夏にかけて周辺で羽アリを頻繁に見かける場合、内部がシロアリに浸食されている可能性があります。ウッドデッキで発生したシロアリ被害を放置すると基礎を伝って家屋の柱や土台へと侵入し、建物の耐震性を低下させる恐れがあります。住宅全体の修繕費用は数百万円規模になるため、早期の解体と防蟻処理が必要です。
【初田理事に聞いた】築数年での決断も!実際の使用年数と解体理由
現場解説
一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事・解体アドバイザー
初田 秀一 (はつだ しゅういち)
解体アドバイザー歴15年、相談実績は11万件以上。お客様の不安を笑顔に変える現場のプロフェッショナル。「どんな些細なことでも構いません」をモットーに、一期一会の精神でお客様一人ひとりと向き合い、契約から工事完了まで心から安心できる業者選定をサポート。この記事では現場のリアルな視点から解説を担当。
実際、どれくらいの年数で解体を決断される方が多いのでしょうか。解体アドバイザー歴15年の中で数々の現場を見てきた初田理事に実情をお聞きしました。
理事 初田秀一使用年数はさまざまです。40年以上放置し危険な状態になってからご相談いただくケースもあれば、設置からわずか5年前後で解体を希望される方もいらっしゃいます。
稲垣:古くなって劣化が進んだから、という理由だけではないのですね。
理事 初田秀一はい。新築時に設置したものの、「周囲の目が気になって使わなかった」「車が増えたので駐車場にしたい」など、ライフスタイルとのギャップを感じて数年で解体される方は意外と多いです。
理事 初田秀一また、メンテナンスが不足していたソフトウッドのデッキがシロアリ被害に遭い、5年ほどで解体を余儀なくされた事例もあります。
見た目は綺麗でも、メンテナンス不足により見えない部分で傷みが進行しているケースがあります。耐用年数が近づいている場合はもちろん、設置から数年であっても「使わずに放置している」状態であれば、シロアリなどのトラブルが起きる前に解体やリフォームの検討をおすすめします。
【素材・基礎別】ウッドデッキの解体費用相場と内訳
ウッドデッキの解体を専門の解体業者に依頼した場合の平均費用相場は「4,000円〜18,000円/m2」です。しかし、この金額は「広さ」「素材」「基礎の構造」によって大きく変動します。
【広さ・素材別】解体費用の総額相場
以下の表は、作業費・処分費・運搬費などを含めた総額の目安です。ハードウッドは解体手間の増加で、人工木(樹脂)デッキは処分費の割高感から、それぞれソフトウッドよりも費用が高くなる傾向があります。
| 広さ(面積の目安) | ソフトウッド | ハードウッド | 人工木(樹脂)デッキ |
| 小規模:5m2未満(約3畳) | 20,000円 ~ 50,000円 | 30,000円 ~ 60,000円 | 25,000円 ~ 50,000円 |
| 中規模:5m2~10m2(約3~6畳) | 50,000円 ~ 80,000円 | 60,000円 ~ 120,000円 | 50,000円 ~ 100,000円 |
| 大規模:10m2以上(約6畳以上) | 80,000円 ~ 150,000円 | 120,000円 ~ 200,000円以上 | 100,000円 ~ 180,000円 |
※費用相場は「あんしん解体業者認定協会」が保有する2023年~2024年の全国約1,200社の見積もりデータを基に費用幅を算出したものです。この価格はあくまで目安です。実際の費用は立地条件(重機の搬入経路の広さ)など、現場の状況によって大きく変動します。これらの費用は、あくまで個別の撤去にかかる目安です。実際には、複数の作業を組み合わせることで割安になるケースもあります。
【基礎別】束石とコンクリート基礎で変わる費用
費用の振れ幅に影響を与えるのが、デッキを支える「基礎」の構造です。
- 束石(コンクリートブロック)
地面に置かれている、または浅く埋められているだけのブロックであれば、スコップ等で比較的簡単に撤去できるため、追加費用はかからないか、1個あたり数百円〜数千円程度の少額で済みます。 - コンクリート基礎(土間コンクリートなど)
デッキの下部全体がコンクリートで固められている場合、専用の重機(ブレーカー等)でコンクリートを砕く「はつり工事」が必要になります。この作業費とコンクリートガラの処分費として、数万円〜十数万円の費用が追加されます。
ウッドデッキ解体費用の主な内訳
見積書に記載される費用の内訳は、大きく以下の5つに分類されます。
- 解体作業費(人件費):職人がデッキを解体するための費用です。面積(坪やm2)単位、または作業時間(人工)単位で計算されます。
- 重機回送費:重機の移動や、廃材を処分場へ運搬するためのトラック維持費・ガソリン代。
- 収集運搬費:現場から処分場まで、廃材をトラックで運ぶための車両代および燃料費です。
- 廃材処分費:木くずやコンクリート片を、正規の産業廃棄物処理施設へ持ち込み処分するための実費です。費用の3〜4割を占めることもあります。
- 仮設養生費:近隣への粉塵・騒音被害を防ぐため、足場や養生シートを設置する費用です。
【実際の見積書を公開】ウッドデッキ解体の費用事例
ここでは、条件の異なる2つの「実際の見積書事例」を解体工事に関する相談に11万件以上答えてきた初田理事の解説を交えてご紹介します。
事例1:天然木ウッドデッキ(小規模)の解体費用
- 広さ:約5m2(約3畳)
- 素材:ソフトウッド
- 現場環境:重機搬入可能

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| 品目 | 数量(単位) | 単価 | 金額 | 備考 |
| 1 仮設工事 | ||||
| 2 解体工事 | ||||
| ウッドデッキ撤去、積込み | 1 工 | ¥20,000 | ¥20,000 | |
| 消耗品替刃 | 1 式 | ¥2,000 | ¥2,000 | |
| 3 運搬・処分 | ||||
| ウッドデッキ処分 | 1 式 | ¥5,000 | ¥5,000 | |
| 収集運搬 | 1 回 | ¥10,000 | ¥10,000 | 軽トラック |
| 重機回送 | 往復 | |||
| 4 その他 | ||||
| 官庁届出(リサイクル法・道路使用等) | 0 件 | |||
| 諸経費 | 1 式 | ¥10,000 | ¥10,000 | |
| 交通誘導員 | 0 人(正しくは1人) | ¥15,000 | ||
| 隣地補修予備費(振動による災害) | 0 式 | |||
| 値引き | ¥-704 | |||
| 小計 | ¥46,296 | |||
| 消費税 8%(※平成27年当時の税率) | ¥3,704 | |||
| 合計(見積金額) | ¥50,000 |
理事 初田秀一総額は50,000円。解体が容易なソフトウッド製で面積も小さく、作業は半日程度で完了しました。重機や廃材の搬出経路も確保できたため、最低限の作業費や処理費で工事ができました。
事例2:人工木デッキ(中規模)の解体費用
- 広さ:約7.8m2(約4.8畳)
- 素材:人工木(樹脂)/ 束石(コンクリートブロック)あり
- 現場環境:住宅密集地

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| 名称 ・ 仕様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 |
| ウッドデッキ解体工事 | ||||
| 木製ウッドデッキ撤去 3.9m×2m | 7.8 | m2 | 5,000 | 39,000 |
| 同上基礎 コンクリート平板撤去 | 8.0 | ヶ所 | 500 | 4,000 |
| 廃棄物積込費 | 1.0 | 式 | 20,000 | 20,000 |
| 廃棄物運搬費 | 1.0 | 式 | 20,000 | 20,000 |
| 廃棄物処分費 | 1.0 | 式 | 10,000 | 10,000 |
| 消耗資機材費損料 | 1.0 | 式 | 4,000 | 4,000 |
| ※平日昼間作業の見積になります。 | ||||
| 小計 | 97,000 | |||
| 諸経費 | 19,400 | |||
| 値引 | ▲280 | |||
| 法定福利費 | 3,880 | |||
| 合計 | 120,000 | |||
理事 初田秀一総額は120,000円。天然木に比べ人工木の処分費がやや割高な上、コンクリートブロックの撤去・処分費(500円×8ヶ所)が発生しました。また、住宅密集地で大型トラックを横付けできず、離れた場所まで廃材を運ぶ搬出作業費(廃棄物積込費)が加わったことで、総額が10万円を超えたケースです。
見積書はここをチェック!優良な解体業者を見極めるポイント
見積書を受け取ったら、金額の安さだけで判断せず、以下のポイントをチェックしてください。
- 内訳が詳細に記載されているか
「ウッドデッキ解体工事 一式 150,000円」といった大雑把な記載では、費用の妥当性が判断できません。先ほどご紹介した見積書のように、「作業費」「処分費」「運搬費」など、項目ごとに単価と数量が明記されているか確認しましょう。 - 追加費用の条件が明確か
「地中から障害物が出た」「基礎コンクリートが想定より厚かった」など、どのような場合に追加費用が発生するのか、事前に説明や記載があると安心です。 - 近隣対策費などの「諸経費」が含まれているか
諸経費には、トラック駐車のための「道路使用許可申請費」や、事前の「近隣への挨拶回り」にかかる費用などが含まれます。総額を安く見せるためにこれらを削る業者は、近隣対策を怠る恐れがあるため注意が必要です。諸経費の内容は業者によって異なるため、内訳が不明な場合は直接確認しましょう。
業者依頼とDIYのメリット・デメリットを比較
「少しでも費用を浮かせたい」と、ご自身での解体(DIY)を検討される方もいるのではないでしょうか。ここでは、業者依頼とDIYのメリット・デメリットを比較します。
解体業者に依頼するメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| ・安全かつスピーディ(多くは1日以内)に完了する ・重労働や危険な電動工具の扱いをプロに任せられる ・面倒な廃材の分別や運搬、処分をすべて一任できる ・近隣への配慮(騒音・粉塵対策など)を任せられる ・周辺設備(藤棚や屋根など)や不用品もまとめて撤去・処分できる ・外構工事にも対応している業者を選べば、解体後の土地活用の相談も一括でできる | ・職人の人件費などが含まれるため、DIYに比べて費用がかかる |
株式会社エコネクストでは、解体工事をはじめ、土木工事やエクステリア工事にも対応しております。
解体後の外構工事まで一貫して行うことで、工期短縮やコスト削減につなげることが可能です。
自分で解体(DIY)するメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| ・人件費等がかからず費用を節約できる | ・慣れない工具(丸のこなど)の扱いや釘の踏み抜きなどによるケガの危険が伴う ・廃材を処分する際は、自治体の規定サイズ(長さ50cm以下など)に細かく切断する手間が発生する ・コンクリートブロックなど自治体で回収できない廃材は専門業者への処分依頼が必要 ・作業に数日〜数週間かかる場合が多い |
板などの木材は一つ一つの一辺の長さを50センチ未満、太さや厚さを10センチ未満にして、ひもで縛るか、松戸市認定袋可燃ごみ用で出してください。
引用:可燃ごみ|松戸市
安全第一!DIYを避けて業者に任せるべきケース
以下に該当する場合は、労力と安全性の観点から業者への依頼をおすすめします。
- 土間コンクリート基礎が打たれている(素人では破壊・処分が困難)
- 面積が5m2(約3畳)以上ある(廃材の量が一般家庭の処理能力を超える)
- ハードウッドが使われている(強固なため手持ちの工具では解体が困難)
- 高所(2階ベランダなど)に設置されている(転落の危険性がある)
- シロアリ被害が進行している(家屋への影響調査や防蟻処理が必要なため)
ここでも、初田理事に体験談をお聞きしました。
理事 初田秀一実際、当初はご自身でDIY解体をしようと試みたものの、途中で断念して「やっぱり業者に頼みたい」と相談を受けたことがあります。お客様に話をうかがうと、自力での解体を諦めた理由は主に以下の3点でした。
- デッキ材にハードウッドが使われており、手持ちの工具では解体に時間がかかったこと。
- 面積が5m2(約3畳)以上あったため、数枚の板を外しただけで大量の廃材が出てしまい、細かく切って家庭ゴミに出すなどの労力を要したこと。
- 床下に土間コンクリート基礎が打たれていたこと。(コンクリートの破壊や重いガラの処分は素人では難しいと判断し、ここで作業をストップ)
理事 初田秀一紹介した業者が専用機材を用いて基礎の粉砕から廃材処分まで1日で完了させると、お客様は安心された様子で「最初からプロに頼めばよかった」と少し悔しそうでした。
ウッドデッキは、素材や大きさ、基礎の構造によってはDIYでの解体が困難なケースがあります。無理してケガをする前に業者へ相談しましょう。
ウッドデッキの解体費用を安く抑える3つのコツ
ウッドデッキの解体は業者に依頼するのがおすすめですが、予算には限りがあります。ここでは業者を利用しつつ費用を抑えるコツをご紹介します。
コツ1:自分でできる範囲の片付けや不用品処分を事前に行う
解体当日までに、デッキ上に置かれたプランター、ガーデニング用品、ラティス、テーブルや椅子などの「残置物」を自分で片付けておきましょう。業者がこれらを撤去・処分すると、高額な処分費(1m3あたり1万円以上など)が加算される場合があります。事前に自治体のゴミとして処分するだけで、処分費の節約につながります。
コツ2:他の付帯工事と一緒に依頼する
ウッドデッキの解体を業者に依頼すると、人件費や廃材の運搬費、重機回送費などの基本料金がかかります。建物の解体や、以下のような付帯工事(建物以外の解体工事)とセットで依頼すれば、これらの費用をまとめられるためトータルコストを抑えられます。
| セットで依頼しやすい外構工事の例 | 費用が安くなる理由 |
| テラス屋根・サンルームの撤去 | ウッドデッキの上に併設されていることが多く、足場や作業スペースを共有できる。廃材も同じトラックに積んで処分できるため運搬費が浮く。 |
| 目隠しフェンス・ラティスの解体 | デッキに隣接・連結されていることが多く、解体作業の流れで一気に壊せるため、別々に依頼するよりも作業時間(人件費)を圧縮できる。 |
| 庭木の伐採・抜根 | ウッドデッキ周辺の植栽や庭全体を同時に依頼すると、1日分の基本料金でまとめて作業を終わらせることができる。 |
なお、庭に関する解体費用については以下の記事でまとめて解説しています。よろしければ併せてご確認ください。

コツ3:複数の解体業者を比較検討する
適正価格を把握し、悪質な業者を避けるためには、同じ条件で3社程度から見積もりを取る「相見積もり」が有効です。
金額だけでなく、「内訳が詳細か」「担当者の対応は誠実か」「質問に的確に答えてくれるか」を比較して業者を選ぶことが、後のトラブル防止に繋がります。
解体後の庭をどう活かす?空いたスペースのおすすめ活用アイデア
ウッドデッキの撤去は費用がかかりますが、庭を有効活用するための第一歩です。空いたスペースの使い道をあらかじめ考えておくことで、その後の計画もスムーズに進みます。
アイデア1:人工芝とタイルの組み合わせでローメンテナンスな庭に
手入れの手間を省きつつ機能性とデザイン性を両立するなら、人工芝とタイルの組み合わせがおすすめです。子供やペットの遊び場になる人工芝と休憩スペースに最適なタイルを使い分けることで、雑草を防ぎ日々のメンテナンスを軽減できます。

画像引用:雑草知らずの庭を実現! 人工芝とタイルでローメンテナンス|フォーシーズンズ
アイデア2:土を活かして家庭菜園や花壇を楽しむ
空いた土のスペースを利用して、家庭菜園や花壇を作るのもおすすめです。ウッドデッキの撤去によって日当たりが良くなった場所を活かし、季節の野菜や花を育てて楽しめます。

画像引用:家庭菜園のあるお庭 施工例特集~ガーデンプランナーの提案から広がる暮らし~|IeNiwa工房
アイデア3:メンテナンスフリーな素材でのデッキ新設
「デッキの空間は残したいが、木材の腐食がネックだった」という方には、人工木デッキやタイルデッキへのリニューアルがおすすめです。初期費用はかかりますが、シロアリや腐食の心配が少なく、その後のメンテナンスの手間を大幅に減らせます。


画像引用:人工木デッキとタイルテラスを並べて設置しました|Garden Life(株)サイキグリーン
【FAQ】ウッドデッキの解体費用に関するよくある質問
ウッドデッキと家の外壁が直接固定されている場合、解体時に外壁は傷つきませんか?
慎重に作業しますが、ビス穴や設置跡が残るため、コーキング等の補修が必要になります。
外壁に直接固定されたウッドデッキは、優良業者が慎重に解体しても、外壁にビス穴や塗装跡が残ります。雨水の侵入を防ぐ防水処理(コーキングなど)が必要になるため、解体業者が補修まで対応するのか、別途外装業者を手配すべきかを見積もり時に確認しましょう。
テラス屋根やパーゴラも一緒に解体できますか?
はい、同時に解体可能です。ただし、屋根の材質や大きさによって追加費用が発生します。
ウッドデッキに設置されているテラス屋根やパーゴラなども、まとめて解体を依頼できます。追加費用(解体作業費+処分費)は面積や材質によりますが、数万円程度が目安です。高所作業を伴うDIYでの解体は危険なため、ウッドデッキと一緒にプロへ任せることをおすすめします。
解体作業中、職人さんにお茶出しをしたり、自宅のトイレを貸したりする必要はありますか?
お茶出しやトイレの貸し出しは基本的に不要です。お気遣いなく普段通りお過ごしください。
現在の解体工事では、職人の飲み物やトイレは各自で手配するのが一般的です。依頼主への配慮からお茶出しを不要とする業者も多いため、特別な準備は必要ありません。工事中も普段通りにお過ごしいただいて問題ありません。
マンションのベランダに設置したウッドデッキの解体費用は、戸建ての場合と同じですか?
戸建てよりも費用が割高になる傾向があります。
マンションの解体では、手作業での廃材搬出や共用部の厳重な養生、管理組合への申請、作業時間の制限など特有の条件があるため費用がかさむ傾向にあります。また、戸建ての解体とは異なる専門的なノウハウが求められるため、効率よく費用を抑えて解体するにはマンションでの施工実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。
まとめ:ウッドデッキの解体は正確な見積もりと将来の計画から
ウッドデッキの解体は、劣化によるケガやシロアリ被害を防ぐため、適切なタイミングで行うことが重要です。費用は広さや素材、基礎の構造によって変動しますが、業者に依頼することで安全かつ迅速に撤去できます。
最後にこの記事のポイントをまとめます。
- 5m2以上の規模、またはコンクリート基礎・ハードウッドの場合
自力での解体(DIY)はケガのリスクや廃材処分の負担が大きいため、業者へ依頼しましょう。 - 解体費用を安く抑えるコツ
プランターやガーデニング用品などの残置物を事前に自分で処分し、業者への依頼費用を最小限に抑えましょう。テラス屋根の撤去やフェンスの解体、新しいデッキの新設など、他の外構工事とセットで依頼することで基本料金をまとめ、トータルコストを削減できます。 - 解体後の庭づくりも検討している場合
外構工事も行っている解体業者への依頼がおすすめです。ウッドデッキの解体後、庭の土地活用まで一括で相談できます。
業者へ依頼する際は、必ず複数社から見積もりを取り、金額の妥当性と担当者の誠実さを比較検討した上で、安心して任せられる業者へ依頼しましょう。
使用していないウッドデッキを放置することは、ご家族の安全や家屋の寿命を脅かすリスクとなり得ます。まずは業者に現地調査を依頼し、正確な費用を把握した上で、解体後の新しい庭をイメージしてみてはいかがでしょうか。
