春日部市の実家売却で費用127万の解体事例(木造2階建て23坪)

【春日部市】実際の解体工事過程|工事開始前の現場の様子
施工日 2018年6月
解体費用総額 127万2,170円
都道府県 埼玉県
所在地 春日部市
坪数 23坪
構造 木造2階建て/住宅
築年数 30年
施工期間 約2週間

今回は埼玉県春日部市で行われた「相続した空き家の売却に伴う木造2階建て住宅の解体工事」の事例をご紹介します。

運営者 稲垣

今回ご紹介するのは、実家を相続してから3年以上放置しており「近隣トラブルを避けつつ信頼できる業者を自分で探したい」という案件。
このような事例では、リスク管理を徹底している業者選びが重要です。

この記事の制作チーム

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中野 達也監修者

一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事

中野 達也(なかの たつや)

解体工事業の技術管理者であり、解体工事施工技士を保有。2011年に解体業者紹介センターを鈴木佑一と共に創設。2013年に一般社団法人あんしん解体業者認定協会を設立し、理事に就任。めざまし8(フジテレビ系列)/ひるおび(TBS系列)/ 情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ系列)/バイキングMORE(フジテレビ系列)など各種メディアに出演。

稲垣 瑞稀運営責任者

「スッキリ解体」編集長

稲垣 瑞稀(いながき みずき)

解体業界専門のWebメディアでWebディレクターとして6年以上、企画・執筆・編集から500社以上の解体業者取材まで、メディア運営のあらゆる工程を経験。近年は解体の前段にある空き家問題(管理・解体・補助金・税制)にも取材領域を広げている。正しい情報が届かず困っている方を助けたいという想いから、一個人の責任と情熱で「スッキリ解体」を立ち上げ、全記事の編集に責任を持つ。

馬場 美月執筆

「スッキリ解体」専属ライター

馬場 美月(ばば みづき)

「解体工事の準備から完了まで、初めての方でも迷わないよう、一つずつ丁寧に解説します。」

「初心者にもわかりやすく」をモットーに、解体工事の全工程をステップバイステップで解説する記事を得意とするライター。毎週の専門勉強会で得た知識や業者様へのインタビューを元に、手続きの流れや専門用語を図解なども交えながら、読者が迷わずに理解できる記事作りを心がけている。

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目次

春日部市 23坪木造2階建て住宅の解体事例解説

解体依頼の背景

依頼主であるSさんは、築30年の実家をご両親から相続。一時は賃貸に出すことも検討されましたが、管理の手間や維持費を考え、思い切って更地にして売却することを決意されました。

長年空き家にしていたため、近隣の方々に迷惑をかけずに工事を終えたいという強いご希望がありました。

解体工事のポイント

解体工事をトラブルなく進めるためには、解体業者の「リスクの見極め」「説明の丁寧さ」などが重要になります。

  • レスポンスは早いか?
    電話やメールの対応が迅速か確認します。見積もり段階で対応が遅い業者は、工事中のトラブルや近隣からの連絡対応も遅れる可能性があります。
  • 見積もりの内訳は具体的か?
    「解体工事一式」といった曖昧な表記ではなく、坪数ごとの単価や建物規模に応じた費用が明確に示されているかを確認します。
  • 近隣対策の具体的なプランはあるか?
    挨拶回りの範囲や、騒音・埃を防ぐ養生の方法など、近隣トラブルを防ぐための具体的な配慮を説明してくれる業者を選びましょう。
  • 追加費用が発生する条件は明確か?
    地中埋設物や基礎の形状(ベタ基礎など)によって費用が変わる可能性を、事前に正直に説明してくれるかを確認しましょう。
運営者 稲垣

これらは見積書の内容ではなく、現地調査など実際にヒアリングをして確かめましょう。

見積もりの結果

解体業者へ現地調査を依頼した結果、A社に提示された見積費用総額は127万2,170円でした。

A社の見積書

A社の見積書
A社の見積書
A社の見積書

見積書の内容と選定のポイント

今回の見積書において、Sさんが信頼を寄せたポイントは「リスクの事前開示」です。

A社は、地中にある浄化槽の撤去費用やコンクリート使用量の多いベタ基礎による割増料金など、通常は工事中に追加されやすい項目を事前に図面や現地調査で把握して見積もりに反映しました。

さらにA社は専門用語を使わずに理由を丁寧に説明してくれたため、Sさんは納得して依頼を決めました。

運営者 稲垣

解体工事中のトラブルを避けるためには、単に「解体一式」で済ませるのではなく、後から発生しうる追加費用のリスクを事前に説明し、納得できる金額を提示してくれる誠実さが重要です。

施工中の現場写真

① 重機による躯体解体

【春日部市】実際の解体工事過程|重機解体の様子

内装材や屋根瓦を手作業で撤去した後、重機を搬入して建物本体の取り壊しを進めます。埃が舞い散らないよう散水を徹底しながら、熟練のオペレーターが周囲の安全に配慮して慎重に作業を行います。

② ベタ基礎の撤去

【春日部市】実際の解体工事過程|基礎解体の様子

建物を取り壊した後は地中の基礎を撤去します。今回はコンクリートの使用量が多い「ベタ基礎」だったため、専用の重機で厚いコンクリート板を砕きながら掘り起こします。あわせて、事前確認していた浄化槽などの埋設物もすべて取り除きます。

③ 整地・引き渡し

【春日部市】実際の解体工事過程|工事完了後の現場の様子

すべての廃材を搬出した後、土の中に細かなコンクリート片や木くずが残っていないか入念に清掃します。最後に、売却活動がスムーズに進むよう重機で地面を転圧して平らに整えて工事を完了させます。

実働約2週間という迅速な工期で無事に完工し、その後の売却活動へスムーズに移行できました。

お客様の声

「両親から相続した愛着のある家を壊すのは寂しさもありましたが、最後までトラブルなく終えられてホッとしています。解体業者さんは、見積もりの段階で浄化槽やベタ基礎のことを正直に話してくれたので、納得して任せられました。これで自信を持って不動産屋さんに売却をお願いできます。」

Sさんは、近隣とのトラブルもなくスムーズに売却活動へ移れたことに大変満足されていました。

スッキリ解体からのアドバイス

今回の事例でSさんは空き家を放置するリスクを未然に防ぎ、スムーズな売却へと繋げました。

とくに相続した空き家の解体を先延ばしにすると、「建物の管理状態」によるトラブルが発生しやすいため注意が必要です。管理が不十分な空き家は、自治体から「特定空き家」に指定される可能性があります。

空き家放置で「特定空き家」に指定されないために
  • 倒壊など保安上危険な状態ではないか?
  • 衛生上有害(ゴミの放置や害獣の発生)になっていないか?
  • 管理不全で著しく景観を損なっていないか?
  • その他、周辺の生活環境の保全を妨げていないか?
運営者 稲垣

特定空き家に指定されると、固定資産税の優遇措置(最大6分の1)が受けられなくなるほか、最悪の場合は行政代執行による強制解体(費用は全額所有者負担)となることもあります。状況が悪化する前に、Sさんのように早めの決断をすることが重要です。

まとめ

今回の解体事例ではSさんの希望どおり、近隣トラブルを避け、適正な費用で無事に更地へと引き渡しが完了しました。

ポイントは、「特定空き家に指定される前に早めの決断をしたこと」「ベタ基礎や埋設物のリスクを見積もり段階で正直に提示する業者を選んだこと」です。不透明な要素を事前に排除できたことで、工事後の追加請求もなくスムーズな解体を実現できました。

運営者 稲垣

実家解体を検討する際は焦らずに、しかしタイミングを逃さず、信頼できる業者選びを心がけましょう。ぜひご希望の地域で解体業者を探してみてください。

目次
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