さいたま市で85万円抑えた建て替え時の解体事例(木造2階建て43坪)

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施工日 2018年9月
解体費用総額 135万円
都道府県 埼玉県
所在地 さいたま市
坪数 43坪
構造 木造2階建て/住宅
築年数 30年
施工期間 約10日

今回は埼玉県さいたま市で行われた「新築の建て替えに伴う木造2階建て住宅の解体工事」の事例をご紹介します。

運営者 稲垣

今回ご紹介するのは、建て替え時にハウスメーカーから提示された見積もりが高額で、「できるだけ費用を抑えつつ期限内に完工したい」という案件。解体業者への直接依頼と複数社の見積もり比較が重要です。

この記事の制作チーム

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中野 達也監修者

一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事

中野 達也(なかの たつや)

解体工事業の技術管理者であり、解体工事施工技士を保有。2011年に解体業者紹介センターを鈴木佑一と共に創設。2013年に一般社団法人あんしん解体業者認定協会を設立し、理事に就任。めざまし8(フジテレビ系列)/ひるおび(TBS系列)/ 情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ系列)/バイキングMORE(フジテレビ系列)など各種メディアに出演。

稲垣 瑞稀運営責任者

「スッキリ解体」編集長

稲垣 瑞稀(いながき みずき)

解体業界専門のWebメディアでWebディレクターとして6年以上、企画・執筆・編集から500社以上の解体業者取材まで、メディア運営のあらゆる工程を経験。近年は解体の前段にある空き家問題(管理・解体・補助金・税制)にも取材領域を広げている。正しい情報が届かず困っている方を助けたいという想いから、一個人の責任と情熱で「スッキリ解体」を立ち上げ、全記事の編集に責任を持つ。

丸山 夏実執筆

「スッキリ解体」専属ライター

丸山 夏実(まるやま なつみ)

「”わからない”という不安を、”わかった!”の安心に変えるお手伝いをします。」

はじめて解体工事に直面する方の不安な気持ちに、誰よりも共感することを大切にするライター。数多くの業者インタビューや専門勉強会を通じて、プロの専門用語を一般の方にもわかりやすく伝える。読者と同じ目線に立ち、一緒に不安を解決していくパートナーのような記事作りを信条としている。

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目次

さいたま市 43坪木造2階建て住宅の解体事例解説

解体依頼の背景

依頼主であるSさんは、自宅の建て替えに向けた解体を予定。

当初、工事の依頼は一貫してハウスメーカーに任せようと思っていましたが、ハウスメーカーから提示された解体費用は「220万円」。この金額を「あまりに高額……」と感じたSさんは、できるだけ費用を抑えた解体をご希望でした。

また、新築工事のスケジュールとの兼ね合いを考え、期限内での迅速な完工も重要視していました。

解体工事のポイント

解体費用を抑えるためには、新築工事はハウスメーカー、解体工事は解体業者へ別々に依頼する「分離発注」がおすすめです。

「解体」と「建築」は作業内容が異なり、専門業者が存在します。ハウスメーカーは「建築」の会社のため、解体は下請け業者へ外注し、仲介手数料(中間マージン)が発生します。各分野の専門業者へ個別に依頼すれば中間マージンが発生しないため、その分費用を抑えられます。

運営者 稲垣

ハウスメーカーから提示された見積もりを「こんなものか」と鵜呑みにせず、自分で比較・検討すると費用を抑えられる場合が多いです。最近では、依頼主の出費を考え分離発注を勧めるハウスメーカーも増えています。

分離発注のメリットデメリット

メリット

  • 中間マージンをカットできる。
  • 専門的なアドバイスを直接受けられる。
  • 直接やり取りができるため話がスムーズ、伝言ゲームのような認識の齟齬が起きづらい。

デメリット

  • 自分で業者を手配する必要がある。
  • 悪徳業者の被害を受けないよう慎重な業者選定が必要。
運営者 稲垣

自分で解体業者を選ぶ際は、必ず複数業者から相見積もり(あいみつもり)をとり、費用の妥当性を判断しましょう。

相見積もりの結果

2社の見積もり費用を比較した結果、費用総額は「A社120万円」「B社135万円」でした。

A社の見積書

A社の見積書

B社の見積書

B社の見積書1枚目
B社の見積書2枚目
B社の見積書3枚目
B社の見積書4枚目

見積書比較のポイント

2社の見積もり金額には15万円の差がありました。

一見シンプルで安いA社の見積書ですが、「家解体」の項目に内訳がなく、各作業の費用が不明です。本来不要な費用まで「どんぶり勘定」で計上される可能性や、予期せぬ追加費用が発生するリスクがあります。

一方、B社は「躯体解体」や「土間・コンクリート撤去」など、作業ごとの単価や数量が記載され、金額の根拠が明確です。

またSさんは、特記事項に「地中埋設物」が出た場合の対応など、追加費用に関する注意点を明記している点にもB社の誠実さを感じました。

運営者 稲垣

見積書が依頼主目線でわかりやすい点も、業者選びの重要な判断材料です。金額の安さだけで判断しないことが、予期せぬ追加費用を防ぎ、トータル費用の抑制につながります

施工中の現場写真

①足場と養生の設置

足場と養生設置の様子

近隣対策は解体工事を行う上で大事な工程です。解体で発生する粉塵や騒音を軽減させるため、建物の周りを養生シートで覆います。

②室内の残置物搬出・内装の解体

室内の残置物搬出・内装の解体の様子

重機で建物を取り壊す前に、室内に残っている家具家電などの残置物を運び出し、壁材や床材などを手作業で撤去します。

③重機による躯体解体

重機による躯体解体の様子

室内の残置物や内装の撤去が終わったら、重機を搬入して本格的な解体に入ります。安全に解体を行うため、家の重心を見極めながら慎重に解体を進めていきます。

④廃材の分別作業

廃材の分別作業の様子

解体で出た廃材は、種類ごとに分別と袋詰めを行い処分場へ運ぶ準備をします。項目ごとにしっかり分別し、リサイクル効率を高めます。

⑤建物の基礎・浄化槽の撤去

建物の基礎・浄化槽撤去の様子

建物を解体した後、地面に埋まった基礎や浄化槽などの撤去作業を行います。見積書に含まれていない埋設物が発見された場合は、この時点で追加費用の相談があります。

⑥ 整地・引き渡し

解体工事後の更地

工事は迅速に進み、スケジュールに余裕をもって完工しました。ハウスメーカーの担当者に更地を確認してもらうと、「とてもきれいに整地されているので新築工事も問題ない」とのこと。

お客様の声

期限内に解体工事を無事に終えられホッとしました。B社の担当者は現地調査時にたくさんアドバイスをくださいました。費用も結果的に80万円以上安くなったので、あきらめずに業者を探してよかったと思います。ありがとうございました。

Sさんは、ハウスメーカーから提示された金額より大幅に費用を抑えられたことに大変満足されていました。

スッキリ解体からのアドバイス

解体工事では、業者によって見積もりが数十万円単位で異なることがよくあります。

見積もりに差が出る主な理由
  • その業者にとって得意とする作業かどうか
    →得意な分、効率よく作業するノウハウや専門の重機を駆使できるため費用が安くなる場合が多い。
  • 見積もり金額の算出がざっくりか細かいか
    →中にはどんぶり勘定で多めに金額を見積もっていて、安くても後々追加料金が多くなってしまうような業者も……
  • 面積の算出方法の違い
    →計測方法の違い(目視方法、計測器具)によって多少の誤差が生じる。
運営者 稲垣

業者の得意分野を調べるには、WEBサイトなどで「工事実績」を確認しましょう。自社サイトがない場合は過去の施工写真を見せてもらえます。

まとめ

今回の解体事例では、ハウスメーカーから提示された金額より「85万円」も費用を抑えて解体工事ができました。

ポイントは、「分離発注したこと」「複数の業者を比較検討したこと」「見積書から業者の誠実さを読み取ったこと」です。

ハウスメーカー任せにせず自分で解体業者を選んだことで、費用を抑えられただけでなく、実際に接して誠実だと思える業者を選べました。

運営者 稲垣

業者を選ぶ際は、金額の安さだけではなく対応の質も含めた総合的な判断が重要です。ぜひご希望の地域で解体業者を探してみてください。

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