福岡県福岡市の解体業者43社を比較|費用相場と地域の解体事情
福岡市で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
福岡市に所在する43社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「福岡市の解体費用相場」や「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。
下の「福岡市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
福岡市の解体工事事情と地域特性
福岡市全域に共通する解体工事の特徴と注意点
福岡市は都心部の再開発と郊外の宅地更新が同時に進む一方、丘陵地や河川沿いの低地といった地形的制約が工事費用に大きく影響します。
福岡市での解体工事を考える上で、市全体に共通する課題は「地形の多様性」と「交通網の問題」です。市の中心部から東部(博多区、東区)にかけては河川沿いの平坦な低地が多く、軟弱地盤のリスクを考慮する必要があります。特に地下室や深い基礎を持つ建物の取り壊しでは、地下水の対策が追加費用になる可能性があります。
一方で、市の南部から西部(南区、城南区、中央区南部、早良区南部、西区東部)にかけては、高度経済成長期に開発された丘陵地の住宅街が広がります。ここでは急な坂道や古い擁壁が工事の難易度を上げています。
また、産業廃棄物の処分場が東区や西区の臨海部、あるいは市外に集中しているため、都心部や南部エリアからの運搬距離が長くなる傾向があります。これに加えて、国道3号線や都市高速道路の慢性的な渋滞がダンプトラックの運行効率を下げ、結果として運搬費が高くなる共通の原因です。
運営者 稲垣福岡市はエリアごとの特徴がはっきりしていて、解体費用の内訳も大きく変わるのが面白いところです。都心部なら駐車場代やガードマン費用、丘陵地なら擁壁工事の費用、密集地なら手壊しの手間賃といった具合です。だからこそ、ただ「一式」で金額を出すのではなく、「なぜこの費用がかかるのか」を現場の状況に合わせてきちんと説明してくれる業者を選ぶことが、適正価格で工事をするための第一歩になります。
【エリア別】解体費用の相場観と工事難易度
同じ福岡市内でも、天神・博多などの都心部は経費が高く、西新や姪浜などの密集地は人件費が、南区や城南区の丘陵地は特殊工事費が上乗せされる傾向にあります。
福岡市の解体費用は、エリアの特性によって大きく変動します。主に以下の4つのグループに分けられます。
A. 都心・再開発エリア(中央区の天神、博多区の博多駅周辺)
「天神ビッグバン」や「博多コネクティッド」により、大規模な鉄骨造(S造)や鉄筋コンクリート造(RC造)ビルの解体需要が集中しています。交通量が多く歩行者も絶えないため、夜間工事の制約やガードマンの常時配置が必須になり、安全対策費が嵩みます。また、コインパーキング料金が非常に高額なため、工事車両の駐車コストが見積もりに大きく影響します。アスベスト(石綿)を含む建材が使われているリスクも高いエリアです。
- 主なコスト増要因:高い駐車料金、ガードマン費用、夜間工事割増、アスベスト対策費
B. 下町・木造密集エリア(早良区の西新、西区の姪浜、博多区の美野島・吉塚、南区の井尻、中央区の春吉など)
旧街道沿いや戦後に形成された市街地が多く、トラックが入れない道での工事が頻発します。重機が使えない現場では、人力による「手壊し解体」になるため、工期が延び人件費が大幅に増加します。隣家との隙間がほとんどない長屋の切り離しでは、補修費用なども考慮する必要があります。
- 主なコスト増要因:2t車限定・手運びによる運搬費割増、手壊しによる人件費増、近隣養生・補修費
C. 丘陵・傾斜地エリア(南区の平和・長住、城南区の堤・東油山、中央区の桜坂・輝国、早良区南部など)
山を切り開いた雛壇造成地が多く、急な坂道や階段での資材運び出しが大きな負担になります。特に、昭和期に造られた古い擁壁は崩落リスクを抱えており、解体と同時に擁壁のやり替え工事が必要になるケースも少なくありません。土砂災害警戒区域に指定されている場所も多く、安全管理がより厳格に求められます。
- 主なコスト増要因:手壊し・手運びによる人件費増、擁壁の補修・新設費用、法面保護工事費
D. 郊外・新旧ニュータウンエリア(東区の香椎・千早、西区の元岡・伊都など)
比較的道路が広く計画的に開発されたエリアが多く、4tトラックの進入が容易なため、効率的な工事ができます。ただし、東区の香椎・千早周辺ではタワーマンション住民の騒音・振動への視線が厳しく、西区の元岡・伊都エリアでは九州大学の移転に伴う開発が進む一方で、埋蔵文化財の調査が必要になるリスクがあります。
- 主なコスト増要因:近隣への環境対策費(防音・防塵)、埋蔵文化財調査に伴う工期延長リスク
道路・駐車事情の比較:見積もりを左右する物理的制約
「4tトラックが入れるか」「駐車スペースはあるか」は見積もりに直結します。都心部では駐車料金、密集地では道路の狭さ、郊外では処分場への距離が主な変動要因です。
解体工事の費用を大きく左右する物流面の制約は、区によって大きく異なります。
- 車両進入が困難なエリア:西区(姪浜)、早良区(西新)、南区(井尻)、博多区(美野島)、中央区(春吉)、城南区(鳥飼)など、多くの区に2tトラックがやっと、あるいは手運びが必須になる狭い道の密集地が存在します。これらのエリアでは、廃材の搬出回数が増えるため運搬費が割高になります。
- 駐車コストが高いエリア:中央区(天神)や博多区(博多駅周辺)といった都心商業エリアでは、コインパーキング料金が非常に高額です。南区(大橋駅周辺)や城南区(七隈)などの大学・駅周辺も同様に駐車コストが嵩む傾向にあります。
- 処分場からの距離と渋滞:産業廃棄物の処分場は東区や西区の臨海部、市外に多いため、市の中心部や南部からは距離があります。特に国道3号線(東区・博多区)や国道202号線(西区・早良区)、日赤通り(南区)などの主要幹線道路は慢性的な渋滞ポイントであり、移動時間が運搬費と工期に影響を与えます。早良区南部や西区西部からは、冬季の峠越え(積雪・凍結)もリスク要因になります。
運営者 稲垣「同じ福岡市内なのに、業者によって見積もりが100万円も違う」といったご相談は、本当によく寄せられます。その差額の多くは、実は「4tトラックが現場に入れるか」「工事車両を停める場所があるか」の2点で決まります。特にトラックが入れない現場は、小さな車両で何度も往復するか、手で運び出すしかなく、運搬費と人件費が大きく膨らみます。ご自身の家の前の道幅や駐車スペースを把握した上で見積もりを比較すると、なぜ金額に差があるのかが見えてきますよ。
解体工事・空き家対策の補助金制度
福岡市では、防災目的の「ブロック塀撤去」や「危険家屋の取り壊し」に対する補助金が中心です。単なる建て替え目的の解体補助は限定的なので注意が必要です。
福岡市では、市民の安全確保や住環境改善を目的とした各種補助金制度が用意されています。いずれの制度も【契約・着工前の申請と交付決定】が必須条件ですのでご注意ください。
| 制度名 | 補助金額・率 | 対象・条件 |
|---|---|---|
| ブロック塀等除却費補助事業 | 上限15万円(工事費の1/2等) | 道路に面した高さ1m以上の危険なブロック塀等の撤去。通学路沿いは優先度が高い。 |
| がけ地近接等危険住宅移転事業 | 最大97万5,000円(除却費) | 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)内などにある危険住宅の解体・移転。 |
| 老朽危険家屋等除却費補助 | 上限50万円~(工事費の1/3~1/2程度) | 市の不良度判定で「危険」と認定された空き家の取り壊し。 |
| 地域貢献等空き家活用補助金 | 上限100万円~250万円(改修費の1/2) | 空き家を子育て世帯の住居や子ども食堂として「活用」する場合の改修費等。解体そのものではないが、関連費用が対象になる場合がある。 |
※これらの制度は福岡市全域が対象ですが、「がけ地近接~」は中央区南部、南区、城南区、早良区南部などの丘陵地エリア、「地域貢献等空き家活用~」は市街化調整区域を持つ区でより活用が見込まれるなど、区の特性によって適用しやすさが異なります。
※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
福岡市の公式サイトで詳細を見る
運営者 稲垣このように同じ福岡市内でも、お住まいの区によって「道路の広さ(重機コスト)」や「駐車料金(経費)」、「擁壁の有無(追加工事費)」といった条件が大きく異なり、解体工事の適正価格も変わってきます。天神・博多のような都心部、西新・姪浜のような密集市街地、南区・城南区のような丘陵地では、それぞれ注意すべきポイントが全く異なります。
より詳しい情報は、以下の一覧からお住まいの区のページでご確認ください。
福岡市の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 30,800円 | 28,300~33,900円 |
| 鉄骨造 | 36,300円 | 24,000~85,000円 |
| RC造 | 65,100円 | 55,800~74,300円 |
| 内装解体 | 35,400円 | 15,000~80,000円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
当サイト独自の50の調査項目
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
福岡市の解体業者一覧
福岡市の解体業者、全43社をご紹介します。
九州プライム
九州プライムは問い合わせから工事完了までをすべて自社スタッフで対応しています。下請け業者を使わないため中間マージンが発生せず、費用を抑えることにつながっています。緊急の相談にも対応しやすい体制です。また、アスベストに関する専門性も特徴の一つです。「一般建築物石綿含有建材調査者」などの有資格者が複数在籍しており、調査から除去まで法令に則って進めます。古い建物の解体など、アスベストが懸念される工事も安心して相談できます。
- 下請けを介さない完全自社施工による中間費用の削減
- アスベスト調査の専門資格者が複数在籍
- 個人住宅から商業施設まで幅広い建物の解体実績
有限会社エムケイ・コーポレーション
有限会社エムケイ・コーポレーションは依頼主の希望に関わらず、全ての現場で解体前に「家祓い」を行っています。これは、長年使われた建物に敬意を払う同社の方針によるものです。技術面では「天神AIビル解体工事」といった大規模な商業施設を手掛けた実績があります。また、廃棄物を細かく分別することで依頼主の費用負担を抑える工夫もしています。現地調査には代表者自らが赴き、建物の状況だけでなく依頼主の要望や周辺環境まで丁寧に確認した上で最適な提案を行っています。
解体工事は、依頼主にとって長年暮らした家との別れでもあります。エムケイ・コーポレーションが標準サービスとして「家祓い」を行っている点は、そうした依頼主の気持ちに配慮していることの現れと見れます。効率や費用が重視されがちな工事において、こうした一手間を惜しまない姿勢は業者選びの参考になります。例えば現場での丁寧な作業や、近隣住民への細やかな配慮なども期待できるかもしれません。
- 全工事で標準的に行われる「家祓い」
- 「天神AIビル」など大規模な商業施設の解体実績
- 現地調査には代表者自身が対応
有限会社城戸土木
有限会社城戸土木は、創業から50年以上にわたり土木工事を専門としてきた会社です。公共工事も手掛けており、その技術と経験は解体工事にも活かされています。同社の特徴は建物を解体して更地にするだけでなく、擁壁の設置や造成工事まで一貫して対応できる点です。現場は国家資格である1級土木施工管理技士が管理するため、解体後の土地活用に関する専門的な相談も可能です。
解体業者を探す際、多くの人は「建物を壊す技術」に注目します。しかし、城戸土木のように「土地を整備する技術」を持つ会社を選ぶことにも利点があります。例えば解体後の土地に家を建てる場合、地盤の強度や水はけの良さは将来の安全性に直結します。土木工事の専門知識や経験があれば、土地を更地にする段階で将来起こりうる地盤沈下や水はけの問題を考慮した上で整地を進められます。目先の解体だけでなく土地の長期的な安全性を重視する方にとって、検討する価値のある選択肢の一つです。
- 土木工事の専門知識を活かした土地整備
- 公共工事も手掛ける施工管理体制
- 1級土木施工管理技士による現場管理
アスミオ.株式会社
アスミオ.株式会社は、総合建設会社として解体工事を手掛けています。解体だけでなく、その後の造成・新築工事・不動産売却や活用まで、窓口一つで一貫して相談できるのが特徴です。そのため各工程で別々の業者を探す必要がありません。「九州大学整備工事」のような大規模な公共工事に携わった実績もあります。また、品質管理や環境配慮に関する国際規格「ISO」の認証を取得していることは、同社の管理体制を客観的に判断する上での一つの指標になります。
解体した後の土地に家を建て直したり、土地活用を考えたりしている場合、アスミオ.のような総合建設会社に依頼することも選択肢の一つです。解体専門の業者とは異なり、総合建設会社は解体工事を「次の建物を建てるための準備」と捉える傾向があります。そのため後の工程を見据えて、どのような解体や造成が土地にとって最適かを考えながら作業を進めてくれます。プロジェクトの全体像を理解している業者であれば、長期的な視点での相談できます。
- 解体から造成・新築・不動産取引までを自社で完結
- 「九州大学整備工事」をはじめとする大規模な公共工事の実績
- 品質・環境に関する国際規格「ISO」の認証を取得
松田都市開発株式会社
1980年の設立以来、福岡市中心部の再開発に伴う解体工事を多く手掛けている会社です。アクロス福岡の旧県警本部や天神イムズビルなど、街の象徴的な建物の解体実績があります。特徴は3D-CADを使って事前に解体工程をシミュレーションする点です。複雑な工事手順をCGで視覚的に確認できるため、関係者との打ち合わせや合意形成がスムーズに進みます。また、品質(ISO9001)・環境(ISO14001)・安全(ISO45001)の3分野で国際規格を取得しており、管理体制が整えられています。
福岡市の中心部のような場所での解体工事には建物を壊す技術以外にも様々な能力が求められます。例えば、多くの土地所有者との調整や周辺の商業施設・住民への配慮、行政との協議などです。同社はそうした複雑な条件をクリアし、大規模なプロジェクトを成功させてきた実績があります。技術的な問題だけでなく、多くの人が関わる難しい案件を円滑に進めたい場合に頼りになる業者です。
- 福岡中心部での大規模な解体実績(アクロス福岡の旧県警本部など)
- 3D-CADを活用した施工計画のシミュレーションと可視化
- 品質・環境・安全に関する国際規格(ISO)の3種取得
株式会社西興
株式会社西興は1967年に設立され、解体工事と廃棄物のリサイクル事業を手掛けています。同社の特徴は太宰府市に複数の大規模なリサイクル工場を自社で保有している点です。解体で発生したがれきや廃プラスチックなどを自社工場で直接処理するため、廃棄物の流れが明確になります。外部の処理業者を挟まないので、中間コストも発生しません。また、戸田建設をはじめとする大手ゼネコンから安全管理について数多くの表彰を受けており、現場の安全性が客観的に評価されていることがわかります。
解体工事を依頼するとき、意外と見落としがちなのが「解体後に出るゴミの行方」です。西興のように自社で大規模なリサイクル施設を運営している業者は福岡県内でも多くはありません。自社で処理まで行う業者を選ぶ利点は、廃棄物がどこでどのように処理されるかがはっきりしている点です。これにより、万が一の不法投棄などのトラブルに依頼主が巻き込まれるリスクを避けることにも繋がります。コストだけでなく、こうした「見えない部分」の安心感も業者選びの重要な判断材料です。
- 解体から廃棄物処理・再資源化までの一貫体制
- 廃棄物の種類ごとに処理する太宰府市内の自社リサイクル施設
- 大手ゼネコン各社から多数の安全表彰実績
株式会社石橋高組
株式会社石橋高組は、福岡県内だけでなく佐賀県・長崎県・熊本県など、九州北部広域の解体工事に対応しています。複数の拠点を持つ法人が各地の工事をまとめて依頼するようなケースでも相談が可能です。特徴として、産業廃棄物の「処分業許可」を取得している点が挙げられます。これにより、解体で発生した廃棄物の収集運搬から最終的な処分までの工程を自社で管理しています。外部業者に委託する工程がないため、不法投棄などの心配がなく余計な中間マージンも発生しにくい仕組みです。
解体工事では、建物を壊した後に大量の廃棄物がどう処理されるかも重要な確認事項です。石橋高組のように自社で最終処分場を保有し「処分業許可」まで取得している業者は限られます。これは解体から廃棄物処理の最後の工程まで、すべてに責任を持つということを意味します。依頼主から見れば自分たちが出した廃棄物が最終的にどこで、どのように処分されるのかを明確に把握できます。企業のコンプライアンスが厳しく問われる時代において、この透明性の高さは安心して工事を任せられる一つの判断材料です。
- 福岡・佐賀・長崎・熊本に対応する広域な事業展開
- 解体から最終処分まで自社で完結する一貫体制
- 複数の大規模工事を同時に進められる企業体力
株式会社坂口工業
株式会社坂口工業は、官公庁の工事を多数手掛けています。学校や公共施設など、特に厳しい安全管理が求められる現場の経験も少なくありません。こうした公共工事で培われた技術と管理体制は、個人の住宅や民間の建物を解体する際にも活かされます。木造家屋からRC造の建物、さらには地中に残った杭の撤去まで、幅広く対応している点も特徴です。
官公庁の工事を継続して受注しているという点は業者を選ぶ上での一つの参考になります。公共工事の入札に参加するには経営状態・過去の実績・安全管理体制など、多くの項目で厳しい審査を通過しなくてはならないからです。特に学校の工事経験がある場合、子どもたちがいる環境で騒音や安全に配慮しながら作業を進めるノウハウが求められます。住宅街での解体など、近隣への配慮が特に重要になる工事を依頼したい場合、こうした経験は安心材料の一つになります。
- 公営住宅の解体など、官公庁からの受注実績
- 学校や公共施設など、厳しい安全基準が求められる現場での施工経験
- 木造からコンクリート造まで幅広い工事への対応力
株式会社エスケイ
株式会社エスケイは、廃棄物処理を専門とする会社です。その知識を活かして解体工事も手掛けています。福岡市内に自社の中間処理施設を保有しており、解体で出た廃棄物の収集運搬から処理までを一貫して行える点が特徴です。これにより、処理のプロセスが分かりやすく、余分な中間マージンも発生しません。特に専門的な対応が求められるアスベスト除去工事も手掛けており、多数の有資格者が法令を遵守して安全な作業にあたっています。
保有資格の種類の多さは同社の専門性を判断する上で参考になります。解体の資格だけでなく、「ダイオキシン類業務に係る作業指揮者」や「特別管理産業廃棄物管理責任者」といった、より専門性の高い廃棄物処理に関する資格を保有している点に注目です。これは建物を解体した後、発生した廃棄物を環境や安全に配慮しながら適正に処理できる体制が整っていることを意味します。法令遵守への意識が高く、安心して工事を任せやすい業者の一つです。
- 収集運搬から中間処理まで、自社施設での一貫対応
- 専門スタッフによる安全性を重視したアスベスト除去工事
- 廃棄物処理や解体に関する多様な国家資格の保有
中村工業株式会社
中村工業株式会社は、1906年に創業した総合建設会社です。主な取引先には大林組や鹿島建設などのスーパーゼネコンが名を連ねており、長年にわたる取引実績があります。同社の事業範囲は解体工事にとどまりません。高層ビルの解体はもちろん、ダムやトンネルといった社会インフラに関わる大規模な工事も手掛けています。解体からその後の土木・外構工事までを一貫して自社で管理できる体制が整っているため、依頼主は複数の業者とやり取りする手間を省けます。
スーパーゼネコンを主要な取引先としている点は技術力を判断する上で参考になります。大手ゼネコンが元請けとなる工事では品質や安全管理において厳しい基準が設けられています。そのパートナーとして長年にわたり選ばれているということは、その厳しい要求水準を満たす技術力と管理体制を備えていることの現れです。個人の住宅解体を依頼する機会は多くないかもしれませんが、再開発事業が絡むような複雑な工事や、特に安全性が求められる現場では同社のような実績を持つ業者の存在が心強い選択肢となります。
- 大林組や鹿島建設などスーパーゼネコンとの取引実績
- 解体から土木・外構までを一貫して請け負う体制
- ダム建設や高層ビル解体など大規模・高難易度工事の経験
福岡市の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
-
相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体
【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
-
問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
-
いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。
解体工事で特に注意が必要なのがアスベストの扱いです。関連する法律は年々厳しくなっており、不適切な処理が行われた場合は依頼主が責任を問われる可能性もゼロではありません。九州プライムのようにアスベストの調査資格を持つスタッフがいる業者であれば、こうした法的なリスクを避けやすくなります。費用だけでなく、法令をきちんと守れる業者かどうかという視点で選ぶことが結果的に自分自身を守ることにつながります。