京都府京都市の解体業者54社を比較|費用相場と地域の解体事情 | 2ページ目
京都市で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
京都市に所在する54社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「京都市の解体費用相場」や「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。
下の「京都市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
京都市の解体工事事情と地域特性
京都市全域に共通する解体工事の特徴と注意点
歴史的市街地の狭い道路、盆地特有の地盤、そして廃棄物処分場の偏在が、京都市の解体工事における共通の課題です。
京都市は三方を山に囲まれた盆地にあり、中心部は平坦ですが、周辺部には丘陵地や山間地が広がります。都市構造は、平安京以来の碁盤の目と、その内側に網の目のように広がる「路地(ろおじ)」、そして戦後に無秩序に宅地が広がった木造住宅の密集エリア、郊外のニュータウンが混在しています。このため、解体工事では重機やトラックの搬入経路確保が最初の関門です。
地盤については、かつて川や湖だった場所を宅地化したエリアが多く、市内各所で軟弱地盤が見られます。基礎の取り壊し時に地下水が湧き出したり、解体後の新築で地盤改良が必要になったりする可能性を考慮しておく必要があります。
また、廃棄物処理施設(クリーンセンター)が市の南部(伏見区)と東北部(左京区)に偏在しているため、お住まいの区によって処分場への運搬距離が大きく異なります。これが解体費用の地域差を生む一因です。
さらに、「京町家条例」や「風致地区」といった歴史都市ならではの厳しい規制も、市全域で注意すべき重要なポイントです。
運営者 稲垣京都市の解体工事で一番重要なのは、現場の『制約』を正確に見積もりに反映できる業者かどうかです。特に歴史的な街並みが残るエリアでは、重機が使えない、道が狭くて何度も往復する必要がある、といった追加コストが必ず発生します。こうした費用を「諸経費」として一括りにせず、なぜその金額になるのかをきちんと説明してくれる業者を選んでください。
【エリア別】解体費用の相場観と工事難易度
同じ京都市内でも、都心部は駐車料金、密集市街地は人件費、山間部は運搬費が解体費用を押し上げる主要因で、エリアごとにコスト構造が大きく異なります。
A. 都心・商業エリア(下京区、南区の一部など)
京都駅や四条烏丸周辺では、駐車料金が極めて高く、工事車両を停めるだけで多額の経費がかかります。交通量が多いため交通誘導員の配置が必須で、祇園祭の期間中は工事が完全にストップするなど、都心ならではの制約が多く、工期とコストに影響します。
- 主な注意点:高額なコインパーキング費用、交通誘導員の必須配置、イベントによる工事規制
B. 木造密集・歴史的市街地エリア(北区南部、右京区南部、左京区南部、伏見区中心部など)
西陣や太秦、伏見の酒蔵周辺など、歴史的な街並みが残るエリアでは、トラックが入れない道が多数存在します。重機が使えず手作業での解体(手壊し)や、廃材を小さなトラックで何度も運び出す「小運搬」が必要で、人件費と工期が大幅に増加する傾向があります。特に、隣家と壁を共有する「長屋」の切り離しには、補修費用や高度な技術が求められます。
- 主な注意点:4tトラック進入不可、手壊しによる人件費増、長屋の切り離し補修
C. 丘陵・傾斜地エリア(伏見区東部、西京区、山科区東部、右京区御室など)
東山や西山の麓に広がる住宅地では、急な坂道や「ひな壇造成地」が多く見られます。重機運搬車が坂を登れない、敷地が道路より数メートル高い場所にある、といったケースでは、解体費用が嵩みます。また、古い擁壁の安全性を確認する必要があり、場合によっては擁壁自体の補強や造り替えが必要になることもあります。
- 主な注意点:急坂による重機搬入制限、擁壁の老朽化リスク、高低差に伴う足場・養生費
D. 郊外・遠隔山間エリア(北区北部、右京区京北、左京区北部)
京北や大原、雲ケ畑といった山間部では、処分場までの距離が圧倒的に遠いことがコストを押し上げる最大の要因です。ダンプトラックが処分場を往復するだけで半日以上かかることもあり、運搬費が都市部の倍以上になるケースも珍しくありません。また、冬期は積雪や路面凍結で工事が中断しやすく、工期が延びるリスクも考慮する必要があります。
- 主な注意点:長距離運搬によるコスト増、冬季の積雪・凍結リスク、インフラの脆弱性
道路・駐車事情の比較:見積もりを左右する物理的制約
道路の広さは見積もりに直結します。エリアごとの車両進入可否と駐車事情、処分場へのアクセスが重要なポイントです。
- 車両進入が困難なエリア:北区の西陣地区、右京区の太秦地区、下京区の路地奥などは、2tトラックがやっと入れるか、あるいは完全に手運びが必須となる現場が多く、運搬費が割高になります。
- 駐車コストが高いエリア:下京区や南区の京都駅周辺が最も高く、観光地である左京区の岡崎周辺や右京区の嵐山周辺でも駐車料金は高騰しています。作業員の駐車経費が見積もりを圧迫する要因です。
- 処分場へのアクセスと運搬費:市の主要なクリーンセンターが立地する伏見区や南区、左京区は運搬面で有利です。一方、市の北端に位置する北区北部や、広大な山間部を抱える右京区京北からは処分場まで片道1時間以上かかるため、運搬費が解体費用全体に占める割合が非常に高くなります。
運営者 稲垣「同じ京都市内なのに、業者によって見積もり額が100万円も違う」というご相談は頻繁に寄せられます。その価格差の多くは、実はエリア特性の違いから生まれています。例えば、山間部では処分場への運搬費が、都心部ではコインパーキング代や交通誘導員の人件費が見積もりを大きく左右します。ご自身の土地の弱点を理解した上で見積もりを比較することが、適正価格を見抜く第一歩です。
解体工事・空き家対策の補助金制度
京都市では、主に市場での流通や活用が難しい、古い木造住宅や狭い敷地の空き家を取り壊す際の費用を補助する制度が用意されています。
| 制度名 | 補助金額・率 | 対象・条件 |
|---|---|---|
| 京都市空き家等の活用・流通支援補助金(敷地活用) | 解体工事費の1/3(上限60万円)。隣地と統合利用する場合は最大20万円を加算。 | 原則、平成元年1月7日以前に建築された個人所有の住宅。敷地面積が50㎡以下など、狭小・不整形地であること。取り壊し後の土地を売却または自己利用(収益目的除く)すること。京都市内の業者への発注が必須。 |
| 京都市防災まちづくり推進事業補助金 | 取り壊し費用の2/3以内(上限額は年度や条件により変動)。 | 昭和56年5月31日以前に着工された旧耐震基準の木造建築物。市の耐震診断で危険と判定されていること。市が指定する「密集市街地」など防災重点エリア内にあること。 |
| ブロック塀等撤去助成 | 撤去費用の4/5(上限額は道路種別により15万円〜60万円)。 | 道路に面した、倒壊の危険性がある高さ1m以上のブロック塀など。通学路や避難路に面している場合は上限額が引き上げられる。 |
※特に「防災まちづくり推進事業」は、北区の紫野・柏野地区などが重点エリアとして指定されており、お住まいの地域が対象となるか事前の確認が重要です。いずれの補助金も、市の交付決定前に工事契約や着工を行うと対象外になるため、必ず事前に相談・申請を行ってください。
※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
京都市の公式サイトで詳細を見る
運営者 稲垣このように同じ京都市内でも、お住まいの区によって「道路の広さ(重機コスト)」や「駐車料金(経費)」、「処分場への距離(運搬費)」が異なり、解体工事の適正価格も変わってきます。ご自身のケースで正確な費用を知るためには、こうした地域特性を熟知した専門家への相談が不可欠です。
より詳しい情報は、以下の一覧からお住まいの区のページでご確認ください。
京都市の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 37,800円 | 44,000~44,000円 |
| 鉄骨造 | 52,900円 | 26,000~100,000円 |
| RC造 | 85,300円 | 65,200~101,600円 |
| 内装解体 | 32,200円 | 15,000~80,000円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
当サイト独自の50の調査項目
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
京都市の解体業者一覧
京都市の解体業者、全54社をご紹介します。
株式会社騎士コーポレーション
株式会社騎士コーポレーションは、1985年に創業した総合建設業者です。30年以上にわたり、1,000件以上の施工を手掛けてきました。同社の特徴は、解体からその後の土木工事、新築まで一貫して依頼できる点です。解体後の土地活用まで見据えている場合、窓口を一本化できるため相談しやすいでしょう。木造だけでなく、鉄骨やRC造の建物にも対応しています。また、京都・大阪・滋賀の3府県で産業廃棄物収集運搬許可を取得しているほか、解体業者としては珍しく古物商許可も保有しています。これにより、解体現場で出た建具や資材などを買い取ることができ、その分を解体費用から差し引く提案も可能です。
- 古物商許可に基づき有価物を買い取ることで費用削減を提案
- 解体から土木、新築工事までの一貫対応
- 1985年創業、施工実績1,000件以上
高橋興業株式会社
高橋興業株式会社は、壁一枚で隣家とつながっている「連棟建物」の解体など、京都特有の難しい工事に対応しています。同社の特徴は、公式サイトで情報を詳しく公開している点です。自社で保有する重機の型番や、「解体工事施工技士」などの資格を持つ技術者の氏名まで具体的に掲載されています。どのような設備と人材で工事が行われるのかを事前に把握できるため、住宅密集地での解体など、特に慎重さが求められる工事を検討する上で参考になります。
解体業者を選ぶ際、「高い技術力」という言葉だけでは、何を基準に判断すれば良いか分かりにくいものです。高橋興業株式会社は、自社が保有する重機の型番や、技術者が持つ資格を個人名と共に公開しています。これは「この機械を使って、この資格を持つこの人が工事をします」という具体的な情報を示しているのと同じです。抽象的な言葉ではなく、客観的な事実をもとに業者を比較・検討したい方にとって、こうした情報開示の姿勢は一つの判断基準となるでしょう。
- 京都の住宅事情に合わせた連棟建物の解体技術
- 保有重機の型番や技術者の資格情報をホームページで公開
- 「資源を大切に未来の子供達の為に」という理念を掲げた事業展開
株式会社ZENSIN
京都の市街地では、隣家と壁を共有する「連棟建て」の家屋が少なくありません。株式会社ZENSINは、こうした建物の解体で求められる、隣家を傷つけずに切り離す「連棟切り離し解体」を専門的に手掛けています。解体後の隣家の壁を補修する工事まで一貫して対応しているため、依頼者は複数の業者を探す必要がありません。また、費用面では、重機を入れる前に内装材を手作業で細かく分別する点に特徴があります。このひと手間が廃棄物の処理費用を抑え、結果として工事全体のコスト削減につながっています。
連棟建ての家を解体する際、一番の心配事は隣家への影響です。壁一枚でつながっているため、少しの振動や作業ミスが、隣の家の壁にひび割れなどの損傷を引き起こす可能性があります。ZENSINのように、解体だけでなく、その後の壁の補修まで一貫して請け負う会社に依頼するメリットは大きいでしょう。もし解体と補修を別々の業者が行うと、万が一トラブルが起きた際に責任の所在が曖昧になりがちです。最初から最後まで一つの会社が担当してくれる体制は、特に慎重さが求められる連棟切り離し工事において、大きな安心材料になります。
- 隣家との「連棟切り離し解体」と補修工事の一貫対応
- 重機投入前の手作業による内装材の分別とコスト削減
- SDGsを経営に取り入れ、多様な人材が活躍する職場環境
株式会社安田
株式会社安田は、50台以上の重機と100名を超える従業員を擁する解体業者です。高さ40mのビルに対応できる特殊な重機も自社で保有しており、その規模の大きさから全国的な大規模工事も請け負っています。建設業法で定められた最上位の許可である「国土交通大臣許可(特定建設業)」を取得している点も特徴です。これは、技術力や経営状況について一定の基準を満たした業者しか取得できません。また、専門資格を持つ従業員が多数在籍しています。特にアスベスト除去の専門家である石綿作業主任者が28名在籍しているため、アスベストを含む建物の解体も安心して任せられます。安全管理にも力を入れており、年次・月次・日次で安全会議を実施しています。
解体業者が「国土交通大臣許可(特定)」を取得しているかは、信頼性を判断する上での参考になります。この許可は、大規模な工事を安全に管理できるだけの技術力や経営基盤がある業者に与えられるものです。株式会社安田のように、重機や人員が豊富だと、予期せぬトラブルが発生しても対応しやすく、工期の遅れといったリスクを抑えられます。特に、アスベスト除去の専門家である「石綿作業主任者」が28名もいる点は注目すべきです。アスベストの除去は専門性が高く、少しのミスも許されません。これだけ多くの専門家がいるため、安全な工事を期待できる一つの材料になるでしょう。
- 高さ40mのビルに対応する特殊重機など50台以上を自社保有
- 従業員100名超、うち石綿作業主任者28名が在籍
- 全国規模の工事に対応できる国土交通大臣許可(特定建設業)を保有
株式会社TSK
株式会社TSKは、解体工事のほか、土木、舗装、水道施設工事に関する建設業許可も保有しています。そのため、建物を解体した後の土地を駐車場として整備したり、次の建物を建てるために造成したりといった工事まで一貫してお任せできます。依頼主にとっては、複数の業者を探して個別に契約する手間が省けるという利点があります。また、地元の「ミノベフットボールアカデミー」のスポンサーを務めるなど、地域に根差した活動も行っています。従業員は40名体制で、関西4府県(兵庫、大阪、京都、奈良)からの依頼に対応しています。
地元のスポーツチームのスポンサーになっているという点は、その業者の姿勢を判断する上で参考になります。こうした地域貢献活動は、短期的な利益だけを考えていては難しいものです。地域との良好な関係を長く続けたいという考えであるとうかがえます。工事を依頼した後も、何かあれば相談に乗ってもらえるような、地域で長く事業を続ける意思のある業者を選びたいと考える方にとって、一つの判断材料になります。
- 解体から土木、舗装、水道工事まで一括で対応可能
- 地元のサッカーアカデミーでスポンサーとしての実績
- 従業員40名体制で関西4府県の工事に対応
株式会社上村組
株式会社上村組は、京都で約60年にわたり事業を続けている会社です。特に、隣家と壁を共有する「連棟建物」の解体工事を得意としています。この工事は、隣の家に影響が出ないよう、建物の構造を理解した上で慎重に進める必要があります。長年の経験があるため、住宅が密集する地域での工事も安心して相談できるでしょう。また、同社は積極的に新しい重機を導入しており、その様子は会社のInstagramでも確認できます。SDGs行動宣言を採択するなど、環境や社会への配慮にも取り組んでいます。
「連棟建物」の解体経験があるという点は、業者選びの参考になります。壁がつながった建物を片方だけ壊すには、残す側の家にダメージを与えないための特別な技術が求められます。どの部分をどの順番で壊せば安全か、建物の構造を熟知していなければ難しい作業です。このような繊細な工事に対応できる業者であれば、住宅街での作業など、特に慎重さが求められる現場も安心して任せやすいでしょう。60年という事業年数は、京都の特殊な現場を数多く経験してきたことの表れとも考えられます。
- 京都で約60年の事業実績
- 隣家と壁がつながる「連棟建物」の解体に対応可能
- SDGs行動宣言の採択や新型重機の導入
株式会社道原建設
株式会社道原建設は、国土交通省や京都府、京都大学といった公的機関や、大手ゼネコンの工事を手掛けた実績があります。その信頼性を客観的に裏付けているのが、品質管理の国際規格「ISO9001」と、環境マネジメントの「ISO14001」の認証取得です。組織としての管理体制が客観的に評価されているため、高い水準が求められる工事でも安心して任せられます。また、超大型の解体機を自社で保有しており、一級土木施工管理技士などの有資格者も在籍しているため、大規模で難易度の高い工事にも対応可能です。
ISO9001や14001の認証を取得しているという点は、業者の信頼性を判断する上で参考になります。これは、工事の品質や安全管理について、個人の技術だけに頼るのではなく、会社全体で安定した水準を保つ仕組みが整っているといえるでしょう。京都大学の施設など、特に慎重な進行が求められる工事を任されているのは、こうした組織的な管理体制が評価されているからだと考えられます。計画通りに工事を確実に進めてほしいと考える発注者にとって、大きな安心材料になるでしょう。
- 国土交通省や京都大学などの公共事業の施工実績
- 品質(ISO9001)と環境(ISO14001)の国際規格を取得
- 超大型解体機「ZX1800K」などの自社保有
株式会社沖潮開発
株式会社沖潮開発は、施主が解体作業の一部に参加できる「解体体験」という独自のサービスを提供しています。長年暮らした家への想いに寄り添うための取り組みで、施主が参加した分、費用を抑えられるという側面もあります。同社の信頼性を判断する材料として、いくつかの客観的な事実が挙げられます。環境マネジメントの国際規格「ISO14001」の認証を取得しているほか、古材の再利用も進めています。また、ひらかたパークの大型遊具といった特殊な建造物の解体を担当した実績や、「優良解体工事業者」としての公的な認定も受けています。これらの事実は、同社の技術力や安全管理への姿勢を評価する上で参考になるでしょう。解体工事だけでなく、その後の土地活用や不動産売却に関する相談にも対応しています。
施主が自ら解体に参加できる「解体体験」は、非常にユニークな取り組みです。長年住んだ家が壊されていくのを見るのは、施主にとって寂しさが伴うものです。しかし、自分の手で壁を壊すなどの作業に参加することで、解体工事を「最後の思い出づくり」と前向きに捉えるきっかけになる場合があります。このように施主の気持ちに寄り添う姿勢は、工事全体の進め方にも影響を与える可能性があります。例えば、騒音や振動が発生する工事では、近隣住民への細やかな配慮が欠かせません。施主の心情を大切にできる会社であれば、周囲への気配りといった点でも丁寧な対応が期待しやすいでしょう。技術力だけでなく、こうした姿勢も業者を選ぶ上での一つの判断材料になります。
- 施主自身が一部の解体作業に参加できる「解体体験」サービス
- 環境規格「ISO14001」の認証取得と古材の積極的な再利用
- 遊園地の大型遊具など特殊な建造物の解体実績
ショウイン株式会社
ショウイン株式会社は、京都市伏見区を拠点に20年以上にわたって解体事業を手掛けています。同社の特徴は、超高圧水を用いる「ウォータージェット(WJ)工法」を導入している点です。この工法は、化学薬品を使わずにアスベストなどの有害物質を除去し、同時に粉じんの飛散を抑えられます。そのため住宅が密集する場所や、学校・病院の近くなど、特に周辺環境への配慮が求められる現場の工事にも対応しています。アスベスト除去から解体、産業廃棄物の運搬まで自社で一貫して行える体制も整っています。
同社が採用する「ウォータージェット工法」は、アスベスト除去の安全性を考える上で参考になる技術です。従来の工法では、建材を剥がしたり削ったりする際に、アスベストを含んだ粉じんが飛散する懸念がありました。ウォータージェット工法の場合、超高圧の水で対象物を湿らせながら剥がし取るため、粉じんが空気中に舞い上がるのを抑えられます。作業員の安全だけでなく、近隣への影響を特に心配される方にとって、こうした専門設備を備えている業者は、安心材料の一つになるでしょう。
- 粉じん飛散を抑える「ウォータージェット工法」の導入
- アスベスト除去から廃棄物運搬まで対応する自社一貫体制
- 大手ゼネコンとの取引実績と法令を遵守する体制
株式会社イワジツ建設
株式会社イワジツ建設は、廃石膏ボードを自社でリサイクルできる中間処理施設を保有しています。これにより、解体工事で発生した廃棄物を外部へ委託せず、自社内で適正に処理できる体制が整っています。施主にとっては、不法投棄といったリスクを避けられる安心感につながります。同社は平成9年の設立以来、解体から土木、舗装まで手掛けています。大規模な工事に対応できる「特定建設業」の許可も取得しており、「一級土木施工管理技士」といった国家資格を持つ技術者も在籍しています。法令に基づいた安全な工事管理が期待できるでしょう。
解体工事で出る廃石膏ボードは、そのまま埋め立てると有害ガスを発生させる可能性があるため、専門の施設でのリサイクルが推奨されています。しかし、対応できる処理施設は限られているのが現状です。イワジツ建設のように、石膏ボードをリサイクルできるプラントを自社で保有している点は、業者選びの参考になります。廃棄物の処理まで自社で完結できるため、処理工程が不透明になる心配が少なくなります。特に、内装解体で石膏ボードが多く出る店舗やオフィス、比較的新しい住宅などの解体を検討している場合、こうした設備を持つ業者であればより安心して相談しやすいでしょう。
- 廃石膏ボード専用の自社中間処理施設を保有
- 大規模工事に対応可能な「特定建設業許可」を取得
- 一級土木施工管理技士などの国家資格者が在籍
京都市の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
-
「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
-
相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体
【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
-
問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
-
いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。
解体現場から出る木材や金属類を「資源」として無償で引き取る業者は少なくありません。しかし「古物商許可」を持つ業者の場合、それらを「価値のあるモノ」として買い取ることができます。例えば、古い家にある立派な梁や凝った装飾の欄間などは、買い取ってもらえる可能性があります。その買取額を解体費用に充当できるため、最終的な施主の負担を軽減できるかもしれません。特に、古いものに価値が残りやすい家屋の解体を検討している場合は、見積もりの際に相談してみるとよいでしょう。