北海道江別市の解体業者8社を比較|費用相場と地域の解体事情

江別市で信頼できる解体業者をお探しの方へ。

江別市に所在する8社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。

そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「江別市の解体費用相場」「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。

下の「江別市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。

稲垣 瑞稀

この記事の案内人・編集長

稲垣 瑞稀

解体業界で6年間働く中で感じた『正しい情報が届かない』というもどかしさから、全記事の企画・編集に責任を持っています。専門家への直接取材を通じ、業界経験者として分かりやすい情報提供をお約束します。

目次

江別市の解体工事事情と地域特性

江別市の概要

江別市は札幌に隣接するベッドタウンで、高度経済成長期に建てられた住宅群が一斉に更新時期を迎えています。

北海道江別市は、札幌市の東に位置する人口約11万人の都市です。明治期の屯田兵入植から始まり、レンガ産業や製紙業で発展した歴史があります。

特に高度経済成長期には札幌圏のベッドタウンとして開発が急速に進みました。当時建設されたニュータウンの多くが、現在一斉に建て替えの時期を迎えています。

地形・道路事情と解体費用の傾向

「泥炭地盤」と「風の街」という特性が、重機作業や仮設工事の費用を押し上げる特別な要因です。

  • 地形の特徴:市街地の多くが、石狩川の氾濫原にできた「泥炭地盤」の上にあります。これは水分を非常に多く含んだ軟弱な地盤で、重機が転倒するリスクが高いです。それだけでなく、基礎を壊すときの振動が遠くまで響く「太鼓現象」を引き起こすこともあります。
  • 気候の特徴:石狩湾からの北西季節風が吹き抜ける「風の街」として知られ、札幌圏でも有数の豪雪地帯です。この強風は、解体工事で使う養生シートを破ったり、足場を倒したりするリスクを高めます。
  • 費用への影響:泥炭地盤への対策(敷鉄板を何枚も重ねるなど)で、仮設費用が札幌市内より15〜25%高くなる傾向があります。加えて、振動を抑えるための低振動工法の採用や、強風に備えた足場の補強も費用増の要因です。特に冬場の工事は排雪費用が加わるため、雪のない時期に比べて1.3倍から1.5倍の見積もりになるのが一般的です。
運営者 稲垣運営者 稲垣

『あけぼの団地』のように住民が生活する隣での解体は、騒音や振動に関するトラブル相談が特に多い案件です。だからこそ、見積もりの段階で「低騒音・低振動の工法」について具体的に説明してくれる業者を選んでください。ただ安いだけでなく、近隣への配慮実績が豊富な会社かどうかが、失敗しないための重要なポイントです。

大規模団地再編『あけぼの団地』計画と今後の解体市場

今後10年間の解体市場を牽引するのは、人口減少社会に対応した「減築」を伴う市営あけぼの団地の再整備事業です。

江別市の解体市場で、今後10年間の最大の需要源は、市内最大規模の市営住宅「あけぼの団地」の再整備プロジェクトです。この計画は1960〜70年代に建てられた古い団地を新しくするものです。

最大の特徴は、管理戸数を現在の586戸から約300戸へと半分近くに減らす「減築」という戦略です。これは、将来の人口減少を見据えた現実的な判断といえます。

事業は2026年度から2035年度までの10カ年計画で、住民が暮らしながら工事を進める「ローリング方式」が採用されます。だからこそ、解体工事には普段以上に騒音や振動への配慮が求められ、特に泥炭地盤での低振動解体技術を持つ業者が重要です。

さらに、解体で生まれた土地は、医療・福祉施設などを誘致する官民連携での活用が検討されています。地域の建設業者にとっては、まちづくりに関わる大きな機会です。

解体工事・空き家対策の補助金

市の補助金は需要が高く、年度の早い段階で受付を終了するため、次年度に向けた早期の準備が不可欠です。

制度名補助金額・率対象・条件
特定空家等解体補助金解体費用の助成(要件による)倒壊等の危険がある「特定空家」の除却
ブロック塀等撤去補助金費用の1/2(上限10万円)道路・公園に面する高さ1m以上の塀の全撤去
木造住宅耐震除却耐震診断・設計・改修・除却費用昭和56年5月31日以前に着工された旧耐震基準の木造住宅の解体

注意点として、令和7年度(2025年度)の「特定空家等解体補助金」と「ブロック塀等撤去補助金」の受付は、8月までに終了しました(2025年12月26日時点)。

これらの補助金は非常に人気があり、予算の上限に達するのが早いです。利用を考えるなら、前年の冬から準備を始め、新年度の募集が始まったらすぐに申請することが成功の鍵です。

※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
江別市の公式サイトで詳細を見る

廃棄物処理と分別ルール

解体工事で発生した廃棄物は、近隣の処理施設へ搬出しますが、札幌圏全体の建設需要により施設の受入が逼迫することもあります。

江別市内で延べ床面積が80㎡を超える建物を解体する際は、工事を始める7日前までに、市役所の建築指導課へ建設リサイクル法にもとづく届出が必要です。

解体で出たコンクリートガラや廃プラスチックなどの産業廃棄物は、許可を持つ市近郊の中間処理施設へ運ばれます。しかし、札幌圏全体の建設ラッシュの影響で、処理施設の受け入れが難しくなることもあります。工期を確実に守るためには、事前に廃棄物の処理ルートを確保しておくことがとても重要です。

運営者 稲垣運営者 稲垣

江別市での解体工事は、泥炭地盤や強風・豪雪といった北海道の中でも特に厳しい自然条件への専門的な対策が費用と工期を左右します。また、今後は市営『あけぼの団地』の再整備計画が市場の大きな柱となるため、この動向を把握しつつ、補助金申請のタイミングを逃さない計画的な準備が成功の鍵です。

江別市の解体費用相場

建物構造 坪単価あたりの解体費用 価格幅
木造 31,100 20,100~50,000
鉄骨造 50,000 50,000~50,000
RC造 56,900 55,800~57,900
内装解体 39,100 34,100~44,200

※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。

優良な解体業者の選び方

解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。

当サイト独自の50の調査項目

掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。

調査項目(全50項目)を見る

企業経験・規模 (7)

1,000件以上の実績 500件以上の実績 創業30年以上 従業員30人以上 中間処理場保有 公共工事の経験 重機保有

対応工事 (10)

アスベストレベル1,2除去 ブロック塀 土木工事 リフォーム工事 新築工事 外構工事 火災 杭抜き工事 県外出張 樹木伐採

保有資格 (9)

建設業許可 解体工事業登録 産業廃棄物収集運搬業許可 産業廃棄物処分業許可 石綿作業主任者 建築物石綿含有建材調査者 解体工事施工技士 1級土木施工管理技士 1級建設機械施工管理技士

安全対策・リスク管理 (7)

工事賠償責任保険 違反歴なし 表彰・受賞 現場清掃 ISO認証 電子マニフェスト 地域貢献・ボランティア

顧客対応・サービス (17)

自社ホームページ 無料見積もり 不要品回収 不要品買取 不動産取引 補助金・助成金申請 土地活用 滅失登記 建設リサイクル届 近隣挨拶 翌営業日連絡 クレジットカード 解体ローン SNS 土対応 日祝対応 年中無休

※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。

江別市の解体業者一覧

江別市の解体業者、全8社をご紹介します。

株式会社椿工業の公式サイトスクリーンショット

株式会社椿工業

江別市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

株式会社椿工業は見積もりから実際の工事、重機の操作までを自社のスタッフで対応しています。下請け業者を介さないため、工事費用に中間マージンが含まれません。窓口が一つにまとまっていることで、依頼主の要望が現場の作業員まで直接伝わりやすくなります。工事の途中で仕様の変更をお願いしたい場合もスムーズな対応が期待できます。解体工事業の他にもリフォーム事業を展開しており、解体後の土地活用についても相談可能です。

スッキリ解体の分析

解体工事では、元請けの会社が実際の作業を下請け業者に任せるケースがあります。この場合、依頼主の要望が正しく伝わらなかったり、トラブルの際に責任の所在が分かりにくくなったりすることも考えられます。その点、椿工業のようにすべての工程を自社で管理している業者であれば、こうした心配が少なくなります。相談から工事完了まで担当者が一貫しているため話の行き違いが起こりにくく、万が一何かあった際も責任の所在が明確です。費用だけでなく、安心して工事を任せられるかの判断材料になります。

注目ポイント
  • 下請け業者を使わない「完全自社施工」で中間マージンを削減
  • 自社のスタッフと重機による効率的な作業で費用と工期を管理
  • 解体後のリフォームや冬季の除雪・排雪にも対応
平成建設株式会社の公式サイトスクリーンショット

平成建設株式会社

江別市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

平成建設株式会社は、江別・札幌・ニセコを拠点とする総合建設会社です。土地探しから既存建物の解体、新築の設計・施工までを一貫して自社で対応できる体制を整えています。社内には6名の1級建築士が在籍しているため、解体後の土地活用についても専門的なアドバイスを受けられる点が特徴です。

スッキリ解体の分析

解体工事が終わった後で、「法規制で計画していた家が建てられない」といった問題が起こることがあります。これは、解体と建築を別の会社に依頼した場合に起こりやすいトラブルの一つです。平成建設では建築の専門家である1級建築士が解体の段階から計画に関わります。土地の法的な制約や特性をふまえた上でどのような建物が建てられるかを最初から見通せるため、解体後の計画をスムーズに進められます。

注目ポイント
  • 土地探しから新築までワンストップで対応
  • 1級建築士6名が在籍し、解体後の土地活用を提案
  • 江別・札幌・ニセコを拠点に、デザインを重視した建築実績
角山開発株式会社の公式サイトスクリーンショット

角山開発株式会社

江別市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

角山開発株式会社は、廃棄物処理を専門とする会社です。環境管理の国際規格である「ISO14001」を取得しており、管理体制が整っています。一般的な木くずやコンクリートガラだけでなく、アスベストや太陽光パネルといった特殊な廃棄物の処理にも対応可能です。ホームページには廃棄物の種類ごとにキログラム単位の料金表が公開されているため、事前に費用の見通しが立てられます。

スッキリ解体の分析

多くの解体業者が詳細な料金表を出しにくいのは、廃棄物の処理を外部の会社に委託していて費用が変動しやすいという理由が考えられます。角山開発がキログラム単位で料金を明示できるのは、自社で処理工程を管理できる体制があるからです。特にアスベストなどの専門的な処理が必要な廃棄物が出る建物の解体では、最初から費用が明確になっている点は安心して相談しやすいポイントです。

注目ポイント
  • アスベストや太陽光パネルなど特殊廃棄物への対応
  • 環境マネジメントの国際規格「ISO14001」の取得
  • ホームページで公開されているキログラム単位の詳細な料金表
北日本総業株式会社の公式サイトスクリーンショット

北日本総業株式会社

江別市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

北日本総業株式会社は1964年に設立され、60年以上にわたって事業を続けています。同社の特徴は自社で「角山リサイクルセンター」を運営している点です。これにより、解体工事で発生した廃棄物の収集運搬から中間処理までを一貫して自社で管理できる体制が整っています。廃棄物処理の工程が明確である点は北海道からも評価されており、「産業廃棄物収集運搬業の優良産廃処理業者」に認定されてます。

スッキリ解体の分析

解体工事で出た廃棄物が不適切に処理された場合、依頼主も責任を問われる可能性があります。そのため、廃棄物の処理工程が明確であることは業者選びの重要なポイントになります。自社でリサイクルセンターを保有している業者であれば、廃棄物がどこでどのように処理されるかを最後まで自社で把握できます。知らないうちにトラブルに巻き込まれるリスクを避けたい方にとっては注目すべき業者です。

注目ポイント
  • 自社リサイクルセンターによる一貫した廃棄物処理体制
  • 1964年設立、60年以上の事業実績
  • 北海道から認められた産業廃棄物処理業の優良性
北海道リオン株式会社の公式サイトスクリーンショット

北海道リオン株式会社

江別市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

北海道リオン株式会社は、解体工事に伴う依頼主の負担を軽くするサービスが特徴です。ホームページから依頼した場合、通常は司法書士に頼む「滅失登記」の書類一式を無料で作成してくれます。主な対象は個人住宅の所有者で、プレハブ倉庫のような小さな建物の解体も受け付けています。また、ホームページでは建物の構造ごとに坪単価の目安も公開しているため、事前に費用感を把握できます。

スッキリ解体の分析

建物を解体すると、法務局へ「滅失登記」を申請する義務があります。この手続きは一般的に司法書士へ依頼するため、数万円の費用がかかります。同社はこの書類作成を無料で行っており、工事費以外にかかる費用を抑えられるだけでなく専門家を探す手間も省けます。解体工事に慣れていない個人の方にとって、こうした具体的なサポートがある業者は相談しやすいでしょう。

注目ポイント
  • ホームページ経由の依頼で滅失登記の書類一式を無料作成
  • 個人住宅が主な対象でガレージなど小規模解体にも対応
  • 木造・鉄骨造・RC造の坪単価目安をホームページで公開
草野作工株式会社の公式サイトスクリーンショット

草野作工株式会社

江別市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

草野作工株式会社は、1953年に設立された江別市の建設会社です。国土交通省・JR北海道・小林製薬といった組織の工事を手掛けてきた実績があります。同社の特徴は、建設業の枠にとどまらない事業展開にあります。下水道管を補修するためのロボットや、医療分野での活用が期待される新素材「発酵ナノセルロース」などを自社で研究開発しています。建設で培った技術を応用し、全く新しい分野の課題解決に取り組んでいる会社です。

スッキリ解体の分析

草野作工は、決められた作業をこなすだけでなくロボットや新素材を開発することで、現場の課題に対して「どうすればもっと安全で効率的か」を根本から考えている企業です。このような問題解決能力は解体工事においても役立ちます。例えば住宅密集地での解体や特殊な構造の建物など、難しい条件の現場であっても、同社ならではの視点から解決策を提案してくれる可能性があります。マニュアル通りではない、柔軟な対応が期待できる点は業者選びの参考になります。

注目ポイント
  • 国土交通省やJR北海道など、公共性の高い工事実績
  • 下水道補修ロボットや新素材の自社での研究開発
  • 農業生産や大規模太陽光発電など建設以外の事業も展開
有限会社赤石工業の公式サイトスクリーンショット

有限会社赤石工業

江別市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

有限会社赤石工業は、江別市と岩見沢市を中心に事業を展開する工事会社です。解体工事のほか、造園・土木・店舗工事や除排雪まで幅広く手掛けており、地域での施工実績は年間100件以上にのぼります。特徴的なのは、水道トラブルに24時間体制で対応している点です。緊急時にすぐ駆けつけてくれる業者がいることは、地域住民の安心につながています。

スッキリ解体の分析

解体工事は依頼する機会が少ないため、どの業者に頼めばよいか判断が難しいものです。その点、赤石工業は水道トラブルの修理などの暮らしに身近なサービスも提供しています。例えば水漏れなどの小さな工事で一度対応を依頼してみることで、スタッフの人柄や仕事ぶりを事前に知れます。いざ解体のような大きな工事が必要になった時も、顔見知りの業者であれば安心して相談しやすいでしょう。

注目ポイント
  • 解体・造園・土木・店舗工事など暮らしに関わる工事に幅広く対応
  • 緊急時に頼れる水道トラブルの24時間受付サービス
  • 江別・岩見沢エリアに特化し、年間100件以上の施工実績
株式会社石川組の公式サイトスクリーンショット

株式会社石川組

江別市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍

江別市の解体業者が見つかりませんでした。

北海道の市区町村一覧

解体業者の選び方でよくある質問

「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?

「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。

建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。

しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。

解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?

それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。

同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。

例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。

また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。

このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。

もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?

いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。

廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。

不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。

  • 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
  • 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
  • 書面での契約を交わしていない場合

上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。

相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?

相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう

インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。

あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。

また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。

ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?

問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。

解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。

ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。

また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。

ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。

解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?

いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。

解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。

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