あんしん解体業者認定協会の実態は?業界歴6年の専門家が審査現場を徹底検証

あんしん解体業者って実際どうなの?
稲垣 瑞稀

この記事の案内人・編集長

稲垣 瑞稀

解体業界で6年間働く中で感じた『正しい情報が届かない』というもどかしさから、解体工事や空き家問題について全記事の企画・編集に責任を持っています。専門家への直接取材を通じ、業界経験者として分かりやすい情報提供をお約束します。

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・筆者の稲垣は、解体業界で6年以上の実務経験を持つ専門家です
・当サイト「スッキリ解体」は稲垣個人が運営しています
・記事内で紹介する「あんしん解体業者認定協会」とは情報連携を行っています
・上記を踏まえた上で、業界人としての本音をお伝えします

※2026年10月追記:この記事の数字(全国の解体業者 約75,000社、登録業者 956社、全国の1.3%)は、取材した2026年3月時点のものです。その後の協会の集計では、全国89,616社のうち登録業者は1,640社(約1.8%)です。

目次
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はじめに|なぜ私がこの検証を行うのか

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「全国トップ1.3%の解体業者が登録」

あんしん解体業者認定協会が掲げるこの数字に対し、「宣伝用の大げさな数字では?」と疑問を抱く方も多いでしょう。
私自身も最初は半信半疑でした。

私は「スッキリ解体」の運営責任者として、認定協会と情報連携を行っています。

認定協会が持つ11万件以上の相談事例・解体工事データを活用し情報発信をしているからこそ、そのせいで読者がトラブルに巻き込まれたら、当サイトの信用は崩れ去ってしまいます。

今回の検証は、私自身が安心して協会を推奨し続けられるかを見極めるべく実施しました。
皆さんと同じ目線で、協会の実態を厳しくチェックした結果をお伝えします。

検証1|「全国の1%台」しか登録できない審査の実態とは

中野理事への直接取材

中野理事と稲垣が並んで立っている様子
左:『スッキリ解体運営者』稲垣瑞稀 右:『あんしん解体業者認定協会理事』中野達也

本社である田町のオフィスに潜入した私は、あんしん解体業者認定協会の理事、中野達也氏と対面しました。

中野理事は2011年に解体業者紹介センターを創設。2015年に協会を設立して以来、現在まで数多くの解体業者の実態を審査している解体業者審査のプロフェッショナルです。
その実績は外部からも注目されており、「めざまし8」や「ひるおび」、「情報ライブ ミヤネ屋」などのメディアにも多数出演しています。

中野 達也 監修者

一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事

中野 達也 (なかの たつや)

解体工事業の技術管理者であり、解体工事施工技士を保有。2011年に解体業者紹介センターを鈴木佑一と共に創設。2015年に一般社団法人あんしん解体業者認定協会を設立し、理事に就任。めざまし8(フジテレビ系列)/ひるおび(TBS系列)/ 情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ系列)/バイキングMORE(フジテレビ系列)など各種メディアに出演。

私は「あんしん解体業者認定協会の実態」について単刀直入に聞きました。

稲垣に中野理事がノートパソコンを使って説明している様子

稲垣:「まず聞きたいのは登録業者についてです。サイトには『全国の1.3%が登録』と書いてありますが、これはどういう根拠なんでしょうか。色んなサイトに『業界No.1!』が溢れている時代ですし、少し信憑性を疑ってしまいます」

中野理事:「この数字には根拠があります。全国に解体業者は約75,000社ありますが、我々が『自分の実家を任せられるか』という基準で選別した結果、登録できたのは約1,000社。全国の業者に占める割合はわずか1.3%程度です」

実際のデータを確認

私は具体的な登録業者データを見せてもらいました。

登録している解体業者数を示すパソコン画面

協会には、過去の審査記録がデータベース化されています。登録業者数と全国の業者総数の推移を画面で直接確認しましたが、登録業者は956社。確かに全国の1%台にとどまっていました。

「1.3%」は実績に基づいた数字であり、演出で作られた数字ではありませんでした。

検証2|登録業者の審査基準を確認する

しかし、登録業者が少ないから安心とは限りません。むしろ選択肢が多い方が魅力的なのでは?とも感じます。

協会独自の13の審査基準

稲垣:「少し意地悪な言い方をすれば、適当な業者を1,000社ほど登録していたとしても『全国の1.3%が登録』という表現は使えますよね。厳選された業者が精鋭たちである裏付けはあるのでしょうか。」

中野理事:「もちろんです。まず、協会の登録業者は13の審査基準をすべてクリアしなければいけません」

そう言うと中野理事は、審査基準の一覧を見せてくれました。

あんしん解体業者認定協会の審査基準の一覧が示されたパソコン画面

【あんしん解体業者認定協会の審査基準】

  1. 解体工事を専門的に行い、実績が豊富であること
  2. 損害賠償責任保険に加入していること
  3. 解体工事に関する免許・許可書一式を保有していること
  4. 現地調査の上で見積もりに責任を持ち、不当な追加費用を請求しないこと
  5. 工事前に近隣へのご挨拶を責任をもって行うこと
  6. 工事中に近隣クレームがあったときは、責任をもって速やかに対応すること
  7. 解体工事は整地まで責任をもって行うこと
  8. 工事前に書面で契約書を交わし、代金の支払いや工事日程についても明記すること
  9. お客様が不快に思う不要な営業はしないこと
  10. 建設リサイクル法の届出をお客様に代わって責任をもって行うこと
  11. 工事完了後に取り毀し証明書をきちんと発行すること
  12. 不法投棄は絶対にしない。マニフェストの提出をきちんと行い、廃棄物は正しく処理すること
  13. お客様の個人情報を厳守し、外部に漏らさないこと

稲垣:「審査基準は明確で分かりやすいですね。しかし、この13項目だけで全国の1.3%に絞れるのですか?」

中野理事:「いえ、13の審査基準はあくまで『最低条件』です。それに加えて直接ヒアリングしている項目が100個以上あり、その上で最終的な判断を行っています」

具体的には、保有重機の種類と台数、従業員数と資格保有者の割合、得意な工事の種類、過去の施工実績、さらには見積テスト(見積もりの価格帯が適正かどうかの確認)まで行っていると言います。

審査基準だけではない、100以上のヒアリング項目

中野理事に案内され、鍵のかかった別室へ。そこには10年以上にわたる業者審査の歴史が詰まった、膨大な量のファイルが保管されていました。

登録されている解体業者の情報がまとめられたファイル
アナログな情報管理も徹底されています

稲垣:「これらは全てヒアリングした業者情報のファイルですか?」

中野理事:「そうですね。もちろん全てデータ化していますが、原本もちゃんと保管しています。万が一データが消えてしまった時のリスク分散にもなりますから」

稲垣:「『あ行』のファイルだけでこの分厚さ……協会の歴史を感じますね。審査のためにここまで細かくヒアリングしているとは思いませんでした」

中野理事:「これは単なる審査目的ではありません。業者ごとの特徴を細かく把握しておくことで、お客様の現場に最も適した業者をマッチングできるんです。極端なことを言えば、鉄骨造が得意な業者に木造の現場を紹介しても最適解ではありませんよね」

稲垣:「詳細な情報収集は、マッチング精度向上のためでもあると」

中野理事:「そして何より、トラブルを起こすような悪徳業者を万が一にも紹介するわけにはいきません。念には念を入れて『この業者になら任せられる』という基準は厳しくしています」

訪問調査の実態

中野理事:「ただ、書類審査だけでは分からないこともあります。不明瞭な点がある場合は、業者のオフィスや現場を訪問します。重機は本当に自社で持っているのか、保険証書は本物か、事務所の雰囲気はどうか。実際に足を運んで確かめることも重要なんです」

ファイルを広げ、解体現場写真を指差す中野理事
お客様や解体業者からも現場写真を都度回収し、チェックされている

この「訪問調査」は、他の一括見積もりサイトではほとんど行われていないそうです。養生シートの高さ、散水の状況、近隣への配慮など、工事品質を継続的に監視しています。書類審査上のごまかしやペーパーカンパニーを排除できる仕組みと言えます。

検証3|登録できない業者の特徴

審査で落ちる主な理由

稲垣:「これまでに登録できなかった業者は、主にどんな理由で審査に落ちるのですか?」

中野理事:「見積テスト(解体案件に対しどのように見積もるかを審査するもの)の結果、登録に至らないケースが多いです。相場より高すぎても安すぎてもアウトなので、基準は厳しいと思います。それでも私たちは『とにかく1円でも安い業者』ではなく、『現場ごとに適切な見積もりを出せる業者』に工事を任せたいんです」

稲垣:「無理をして安く契約しても、いい加減な工事をされたら本末転倒ですからね」

中野理事:「そうです。私たちが重要視するのは、お客様が安心して工事を依頼できること。工事の安全性を担保するのはもちろん、お客様や近隣とのやり取りがスムーズに行える業者を登録しています」

ブラックリスト(停止業者リスト)の存在

「絶対に悪質な業者は紹介したくない」と語る中野理事。その想いは徹底した業者管理に現れていました。

取材中に私が驚いたのは「ブラックリスト(停止業者リスト)」の存在。このリストには「問題を起こしている登録外の業者」や「一度登録したが業務改善が見込めず脱退させた業者」が一覧化されています。

協会のデータベースには「過去に行政処分を受けた履歴」や「利用者からのクレーム」まで記録されていたのです。

ブラックリスト(停止業者リスト)を示したパソコン画面
ブラックリスト内に登録された理由「不法投棄の疑い」を示したパソコン画面

ここにある「違反歴を持つ業者」や「大きなトラブルを起こした業者」は仮に登録申請があっても審査の時点で弾かれます。過去に問題を起こした業者は、どれだけ時間が経っても登録できない仕組みになっていました。

登録後も継続監視

ブラックリストにあるように、協会は常にお客様のフィードバックを吸い上げ、登録業者たちを監督しています。その結果、何か違反があった場合には脱退となります。

中野理事:「先の通り、解体業者は登録して終わりではありません。工事完了後にはお客様にアンケートを実施し、業者の改善点を常に調査しています。継続的な業者評価を行い、必要に応じて是正を促します。もちろん、その上で改善が見られなければ登録を取り消しています」

ブラックリスト内に登録された理由「担当者がコロコロ変わり信用度にかける」を示したパソコン画面

稲垣:「あれだけ精密に審査した後でも、実際の仕事ぶりに目を光らせてるんですね」

中野理事:「何より『品質の低い業者を紹介しない』ことが大切だと考えているので、この仕組みを徹底しています。その上でこれからは、活躍している解体業者の質もどんどん上げていきたいですね」

すると今回の取材中に、オフィスの奥で審査スタッフが電話している声が聞こえました。

認定協会オペレーターと解体業者の通話風景

「以前の現場で養生シートが甘いという報告が入っています。改善計画書を出さない限り、次の案件は紹介できません」

登録後も継続的にモニタリングし、問題があれば是正を求める。業者の品質管理は徹底されていました。

検証4|なぜ優良業者が「安い見積もり」を出せるのか

あんしん解体業者認定協会LP 見積金額が安くなった事例

引用:「解体無料見積ガイド」

協会の調査によると、利用者の94.0%が「手持ちの見積書(他社で出された見積書)よりも金額が安くなった」と回答し、平均で約31万円のコスト削減を実現していると言います。

調査概要
  • 調査対象: あんしん解体業者認定協会を利用して解体工事を行ったユーザー
  • 調査期間: 2019年6月~2019年12月
  • 調査方法: 電話によるアンケート調査
  • 有効回答数: 247名
  • 実施機関: あんしん解体業者認定協会

どうしてここまでの費用削減が可能なのか。過剰に「安さ」をアピールするのはかえって怪しいと感じた私は、その実態についても確認しました。

「悪い安さ」と「良い安さ」

稲垣:「協会を通すと見積もりが安くなるのはどうしてでしょうか。正直『安くなる』という謳い文句には怪しさも感じてしまいます」

中野理事:「不安になる気持ちは分かります。しかし一概に安さと言っても『悪い安さ』と『良い安さ』があるので、正しく警戒しましょう」

「悪い安さ」とは

中野理事:「最悪なケースは不法投棄をして処分費を浮かしている場合です。お客様が知らないうちに犯罪に加担させられ、最悪の場合は依頼した側が責任を問われることもあります」

中野理事:「また、見積もりの段階では安い金額を提示し、後から何かと理由をつけて追加費用を請求してくるケースもあります。これらは見積もりが安かったとしても警戒すべき「悪い安さ」です」

稲垣:「他社の見積金額より低く見せて、契約を得るためだけに安くしてるパターンですね。」

「良い安さ」とは

中野理事によると、安心して契約できる「良い安さ」には4つの要因があるとのことでした。

  1. 作業効率の良さ
    重機を自社で保有し、産廃の処分場を自社で経営している業者は、外注コストがかからない分、見積もりを大幅に抑えることができます。
  2. 予備や余剰のない適正な見積もり
    優良業者は現場をきっちり見て正確な見積もりを出します。手抜きで安いのではなく、正確な現場把握があるからこそ無駄のない価格を提示できます。
  3. 業者の空き状況マッチング
    協会のように業者の仕事の埋まり状況・空き状況を把握している場合、スケジュールに余裕のある業者を紹介できます。仕事が詰まっている時期よりも、空きがある時期のほうが業者も安価に提案しやすくなります。
  4. 得意分野のマッチング
    現場と解体業者には相性があります。木造が得意な業者、鉄骨が得意な業者、狭小地の施工に慣れた業者。得意な工事を得意な業者に任せれば、作業効率が上がり、結果としてお客様への見積もりも適正になります。
インタビューに受け答えする中野理事

稲垣:「協会の場合は、無理や誤魔化しによって安くなってるわけではないんですね」

中野理事:「もちろんです。協会ではお客様ごとに適切なマッチングをしているからこそ、適正金額に近い見積もりを出せるんです」

中間マージンのコストカット

「解体業者の適切なマッチング」以外にも協会を通すメリットはある、と中野理事は語ります。

中野理事:「ハウスメーカーや不動産会社で解体を依頼すると、下請けや孫請けなどの中間業者が挟まるため『中間マージン』が発生します。協会を通じて解体業者と直接契約することで、中間マージンをカットできます」

ハウスメーカーと認定協会の比較

協会では、必要以上に高額な見積もりで契約しないための仕組みづくりが確立されていました。

検証5|協会の収益構造を確認する

認定協会が運営する「解体無料見積ガイド」は一括見積もり取得や各種サポートを全て無料で利用できます。
これに対し「無料って言うけど、仲介手数料は取られるんでしょ?」という声も挙がっています。

この点についても、中野理事に直接確認しました。

稲垣:「協会はどのような収益で運営されているのですか?先ほど『中間マージンをカットできる』と言いましたが、紹介者として協会が挟まっている以上は、手数料が存在しているはずです。それなのに『無料』と謳われるとかえって不安に感じます」

中野理事:「ご不安はもっともです。これについても、隠すつもりはありません」

パソコンを使って稲垣に説明する中野理事

社団法人としての収益構造

中野理事:「当協会の収益源は主に3つです」

  1. 登録解体業者からの維持費
    全国1,000社以上の登録解体業者から、それぞれ最低限の維持費をいただく。
  2. 登録業者向けのホームページ作成・管理サービス
    解体業者は技術力はあっても、ウェブサイトの運営が苦手な会社が多い。そうした業者のホームページ制作や管理を行う。
  3. 解体工事に関する勉強会の開催
    登録業者向けに、法改正への対応や施工品質向上のための勉強会を定期的に開催。

中野理事:「株式会社ではなく一般社団法人として運営しているのは、利益が第一目的、利益最優先の組織とならないためです。だからこそ、審査基準を公開し、全国の業者のわずか1.3%しか登録できないという厳しさを維持しています」

稲垣:「維持費というのは、仲介手数料とは違うのですか?」

中野理事:「仕組みや考え方としては『広告費』に近いです。業者は広告宣伝が苦手なことが多く、優良なお客様と出会える場は大きなメリットになります。業者が自社で広告を出すと高額な費用がかかりますが、協会を通じたこの仕組みであれば、業者は見積もりにコストを上乗せする必要がありません」

なぜ無料でサービスを提供できるのか?

稲垣:「しかし、その3つの収益だけで運営できるものなのですか?」

中野理事:「業者からの維持費だけでも十分に可能です。あくまで協会の目的は優良な業者とお客様を繋げるプラットフォームの構築。なのでお客様からは費用は一切頂かず、無料でサービスを提供しているんです」

検証6|他の一括見積もりサイトとの違い

解体工事の一括見積もりサイトは、協会以外にも複数存在します。
その中でも認定協会の強みを伺いました。

「伴走支援型」という独自のサポート体制

中野理事:「認定協会の最大の特徴は『伴走支援型』であることです。我々は単に業者を紹介して終わりではありません。解体の相談から解体工事後の滅失登記の申請まで、一気通貫でサポートしています。地域に詳しい専任スタッフが、お客様に伴走する形でお手伝いします」

稲垣:「他のサイトはこのような体制ではないのですか?」

中野理事:「一般的な見積もりサイトでは、問い合わせ後にいきなり複数の業者から電話がかかってくることがあります。協会は地域専任の担当者が窓口になり、お客様と業者の間に入ります。しかも、ただ安い業者を紹介するのではなく、適正価格の中での最安値をご提供します。『サポートが手厚く担当者が懇切丁寧だ』とお客様からお喜びの声や応援の声を多数いただいています」

お客様の声が書かれたアンケートの山
お客様から送られた現場写真

稲垣:「ネット上では『見積もりサイトは適当な業者と繋げて後は放置している』なんて声もありますが……」

中野理事:「そういう見積もりサイトがあることは否定しません。実際、協会のお客様の中にも『他の見積もりサイトで連絡がつかなくなった』『比較したけど全然安くならなかった』とお困りになって相談してくださる方がいらっしゃいます」

中野理事:「しかし協会はあくまでお客様と最後まで伴走支援することをモットーにしています。適当な業者は紹介したくありませんし、紹介後のフォローも欠かさず行っています」

稲垣:「なるほど。しかしこれだけパーソナライズされた業者から見積もりを取っても、依頼できるのは1社だけですよね。せっかく紹介されたのに断るのは少し気まずいと言いますか……」

中野理事:「大丈夫です、お断りの連絡も協会が代行します。お客様から業者に連絡をする必要はありません。見積もりを比較した結果、今回は見送りたいということであれば、遠慮なくおっしゃってください」

客観的な実績と外部機関からの評価

取材を通じて、協会が外部からも高い評価を受けていることが分かりました。

  1. 国土交通省の空き家対策モデル事業に採択
    国土交通省の「令和6年度 空き家対策モデル事業」に採択されています。これは、協会の取り組みが国レベルで認められた証です。
  2. 自治体との提携
    複数の自治体と提携し、空き家問題や老朽化建物の解体について連携した取り組みを行っています。
  3. リピート法人1,600社以上
    法人のリピート利用が1,600社を超えています。一度利用した法人が繰り返し依頼するということは、サービス品質の証明です。
  4. メディア掲載1,000件以上
    TBS「ひるおび!」、日テレ「情報ライブ ミヤネ屋」をはじめ、テレビ、新聞、Webメディアを含めたメディア掲載が1,000件以上にのぼります。

登録業者を公開しない理由

稲垣:「ここまで厳選された優良業者を、ホームページに登録業者一覧として載せないのはなぜですか?」

中野理事:「談合を防ぐためです。登録業者同士が連絡を取り合い、価格を調整してしまったら、お客様のメリットがなくなります。だからあえて非公開にしています」

登録業者同士が健全に競争する環境を維持することで、適正価格が実現する。この仕組みは理にかなっていると感じました。

他サイトに関する注意喚起

取材中、中野理事からこんな話がありました。

中野理事:「残念ながら、FAXでお客様情報を解体業者に一斉配布するような仲介業者もあります。仕事に困っている業者が集まりやすく、トラブルになりやすい。また、当協会で過去に登録取り消しになった業者が、他サイトでは今も稼働している例もあります」

この業界に長く携わってきた身としては危機感を覚える実態です。だからこそ「登録後も品質管理に厳しく目を光らせている」という姿勢はやはり信頼に足るものでした。

検証7|トラブル発生時の対応体制

解体工事は、あらゆる工事の中で「最もトラブルが発生しやすい」と言われています。7件に1件の割合で何かしらのトラブルが発生するというデータもあります。

認定協会では、万が一のトラブルを防ぐためにどのような対策をしているのでしょうか。

工事費用・完工あんしん保証

中野理事:「協会には『工事費用・完工あんしん保証』という独自の保証制度があります。万が一、工事を依頼した業者が工事完了まで解体を続けられなくなった場合でも、工事の完了と、業者に支払った着手金を保証します。完全無料のサービスです」

稲垣:「この保証を使った事例は過去にありましたか?」

中野理事:「過去に1度だけありました。その時は、解体業者の元請け業者が工事代金を支払わず、連鎖倒産のような形になってしまいました」

正直なところ、保証の適用実績が1件というのは「十分に検証された制度」とは言い切れない部分もあります。ただ、裏を返せばそれだけトラブル自体が少なく、保証が「お守り」として機能している状態とも言えます。

中野理事:「こういった経営状況のトラブルは、自社以外が原因で引き起こされることもあります。だからこそ万が一に備えた『あんしん保証』が必要なんです」

工事中のトラブル対応

中野理事:「もし工事中にトラブルが発生した場合は、協会が間に入って対応します。近隣クレーム、予期せぬ追加工事、どんな問題でもすぐにご連絡ください」

第三者機関が間に入ることで、業者と施主の間で直接交渉する必要がなくなる。これは施主にとって大きな安心材料です。

検証を終えて|私が出した結論

お客様に現場情報のヒアリングをするオペレーター
インタビュー中、オフィスでは登録業者やお客様と終始コミュニケーションを取られていました。

今回の記事を読んでもなお「連携先だから褒めているのでは?」と思われるかもしれませんが、あくまで1ユーザーの立場から見ても「むしろ協会の審査・管理基準は厳しすぎる」と感じました。
業者側からすれば「なぜここまで細かく見られるのか」と不満も出るでしょう。

しかし、解体工事は失敗すると取り返しがつきません。建て直しはできない。近隣との関係が壊れたら、その土地に住み続けることすら難しくなる。厳しすぎるくらいが、施主目線ではちょうどいいのです。

私はこれまで6年間、解体業界のWebメディアに携わり、500社以上の解体業者を取材してきました。良い業者も見てきましたし、残念ながら問題のある業者も見てきました。

その中で、協会の審査基準は私が知る限り最も厳格です。13の審査基準に加え100以上のヒアリング項目、13年間で11万件以上の紹介実績、11万件以上の相談データ、継続的なモニタリング体制、問題業者のブラックリスト管理。国土交通省のモデル事業に採択され、リピート法人1,600社以上という実績が、その信頼性を裏付けています。

私は今後も認定協会と連携して情報を発信し続けます。スッキリ解体の威信をかけて、そう判断しました。

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ファイルを広げて説明をする中野理事

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※当サイトは「あんしん解体業者認定協会」と連携しています
※見積もり依頼は協会の公式システムを利用します

来社相談にも対応

中野理事:「他の一括見積もりサイトではオンラインや電話のみの対応が多いですが、うちは田町のオフィスに来ていただいて対面相談も受け付けています。実際に顔を合わせて相談したいという方にも対応できるのは、我々の大きな強みです」

来社対応の部屋に座る稲垣
来社対応で使用する部屋に入らせていただきました。見晴らしが良く開放的なスペースです。

認定協会の田町オフィスまでの道のり

田町オフィスまでの道のりを紹介します。来社相談されたい方は参考になさってください。

JR田町駅芝浦口から出発する様子

オフィスの最寄り駅はJR田町駅(京浜東北線・山手線)。芝浦口から出発します。

JR田町駅前 横断歩道

地上へ降りたら「田町駅東口」の交差点へ進み、渡ってそのまま直進します。

芝浦3丁目の交差点

「芝浦3丁目」の交差点で信号を渡り右折します。

八千代橋交差点前

「八千代橋」の交差点を道なりに進み、橋を渡っていきます。

VORT芝浦までの歩道

橋を渡ってすぐの信号は渡らず、手前で左折。そのまま道なりに進みます。

VORT芝浦ビル前

田町駅から10分ほど歩き「VORT芝浦」というビルに到着しました。認定協会のオフィスは本ビルの4階にあります。
道中は平坦ですが、初めての方は地図アプリの併用をおすすめします。

オフィス前 受付台

4階に到着すると受付台があります。訪問する際は電話機にて数字の「313」と「#」ボタンを押してお呼び出しください。

理事 中野達也

お電話でもご来社でも、解体工事のご相談はいつでも歓迎いたします。
1人でも多くの方が安心して完工できるようお手伝いさせてください。

協会名一般社団法人あんしん解体業者認定協会
代表理事鈴木佑一
所在地東京都港区芝浦4丁目12-31 VORT芝浦WaterFront 4階
電話番号03-5730-8487
営業時間8:00~20:00
営業日月・火・水・木・金・土・日・祝
公式サイトhttps://www.kaitai-guide.net/
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この記事を書いた人

「一個人の責任と情熱で、本当に役立つ情報を発信したい。」

『スッキリ解体』運営責任者。解体業界で6年間働く中で感じた『正しい情報が届かない』という現状を変えるため、全記事の企画・編集に携わり、責任を持って情報発信を行う。

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