香川県高松市の解体業者13社を比較|費用相場と地域の解体事情 | 2ページ目

高松市で信頼できる解体業者をお探しの方へ。

高松市に所在する13社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。

そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「高松市の解体費用相場」「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。

下の「高松市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。

稲垣 瑞稀

この記事の案内人・編集長

稲垣 瑞稀

解体業界で6年間働く中で感じた『正しい情報が届かない』というもどかしさから、全記事の企画・編集に責任を持っています。専門家への直接取材を通じ、業界経験者として分かりやすい情報提供をお約束します。

目次

高松市の解体工事事情と地域特性

高松市の概要

人口約41.6万人を擁する四国の中心都市ですが、過去の無秩序な市街地拡大(スプロール)が課題となり、解体市場にも大きな影響を与えています。

高松市は、国の出先機関や企業の支店が集まる四国の中心都市です。人口は約41.6万人、世帯数は約20.5万世帯(2025年4月時点)を数えます。

近年、世帯数は横ばいにもかかわらず空き家率が上昇しているのが特徴です。これは、郊外の住宅が相続後に放置されるケースが増えていることが背景にあります。

そのため、建て替えを目的とした解体だけでなく、資産価値が低下した不動産を整理するための解体需要が高まっています。

地形・道路事情と解体費用の傾向

城下町ならではの狭い道や、かつて「ため池」だった土地の軟弱地盤など、高松市ならではの土地の歴史が、解体工事の難易度と費用に直結します。

  • 地形の特徴:市内には、かつて農業用に使われていた無数のため池が埋め立てられ、宅地として利用されてきた歴史があります。特に太田・三条・林地区などでは、地盤改良が不十分な軟弱地盤も多く、重機作業の振動や、建て替え時の追加の杭工事に注意が必要です。また、庵治・牟礼地区ではマサ土と呼ばれる風化した花崗岩による崖崩れ、沿岸部の埋立地では地震時の液状化リスクも考慮に入れる必要があります。
  • 道路事情:仏生山町や一宮町といった旧城下町・門前町のエリアには、城を守るために意図的に作られたクランク(鍵型の道)や丁字路が今も残っています。そのため、4tトラックや大型重機が現場に入れず、小型車両への積み替え(小運搬)や、手作業での解体(手壊し)が必須になる現場が少なくありません。
  • 費用への影響:道が狭い現場では、小運搬や手壊しの手間がかかるため、坪単価が通常の1.5倍から2倍に達することもあります。軟弱地盤では、予期せぬ湧水対策や土留め工事で追加費用が発生する可能性も考えられます。さらに、女木島や男木島といった離島での工事は、重機や廃棄物の輸送にフェリー代などが加わるため、本土の2倍以上の費用がかかるのが一般的です。
運営者 稲垣運営者 稲垣

「居住誘導区域」の外にあるご実家など、売却が難しい土地の解体相談は、ここ数年で本当に増えました。固定資産税を払い続けるのは大きな負担ですからね。ただ、解体費用をかけて更地にしても、すぐに活用できるとは限りません。本当に今が解体のベストタイミングなのか、長期的な視点で慎重に判断することが大切です。

都市計画が促す解体市場の二極化:「居住誘導区域」の影響

市が進める「立地適正化計画」によって不動産価値の二極化が進み、特に「居住誘導区域」の外側では、空き家を解体せざるを得ない状況が生まれています。

高松市では、過去の無秩序な市街地拡大(スプロール)で非効率になった公共サービスを見直すため、「立地適正化計画」に基づき、街の機能を特定のエリアに集約する「コンパクトシティ」化を進めています。この政策が、解体市場に大きな影響を与えています。

市が定めた「居住誘導区域」の外側にある住宅地は、将来的なインフラ維持への不安から不動産としての価値が大きく下がっています。その結果、売却も難しくなり、「解体して更地にして管理コストを下げる」という選択をする所有者が増えています。

市も区域外から区域内への住み替えを支援しており、これは単なる危険家屋対策ではなく、都市を計画的に縮小させるための積極的な解体誘導ともいえる動きです。だからこそ、高松市で解体を考えるなら、ご自身の土地が市の計画上どのような場所にあるのかを把握することが非常に重要になります。

解体工事・空き家対策の補助金

市の基準を満たす危険な空き家には補助制度が用意されています。特に住民税非課税世帯に対しては、全国的に見ても手厚い上限額が設定されているのが特徴です。

制度名補助金額・率対象・条件
高松市老朽危険空き家除却支援補助事業(通常枠)対象工事費の3分の1(上限50万円)・市の基準(評点100点以上)を満たす老朽危険空き家であること
・市内業者が施工すること
・交付決定前に契約・着工していないこと
高松市老朽危険空き家除却支援補助事業(住民税非課税世帯枠)対象工事費の5分の4(上限120万円)・上記条件に加え、世帯全員が住民税非課税であること

※この補助金は年度ごとに予算が決められており、申請期間中でも上限に達すると受付を終了する場合があります。利用を検討する際は、必ず事前に市の担当窓口へ相談し、市の職員による現地調査を受けてください。

※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
高松市の公式サイトで詳細を見る

廃棄物処理と分別ルール

解体工事で出る廃棄物はすべて産業廃棄物として扱われます。そのため、市のクリーンセンターへの持ち込みはできず、許可を持つ専門業者による適正な処理が法律で厳しく定められています。

高松市では、解体工事で発生したコンクリートがら、木くず、石膏ボードなどは全て産業廃棄物です。市の南部クリーンセンターや西部クリーンセンターといった一般ごみの処理施設へ持ち込むことはできません。

解体業者は、香川県と高松市の許可を受けた産業廃棄物処理業者へ、運搬と処分を委託する必要があります。また、建設リサイクル法に基づき現場で分別解体することが義務付けられており、特に石膏ボードなどが他の廃棄物に混ざらないよう、厳しく管理しなくてはなりません。

運営者 稲垣運営者 稲垣

高松市で解体工事を成功させるには、まず市の「立地適正化計画」を理解し、ご自身の土地が「居住誘導区域」の内外どちらにあるのか、その将来性を見極めることが不可欠です。その上で、仏生山のような城下町特有の狭い道や、旧ため池の埋立地といった地盤の問題など、土地の歴史からくる物理的な課題に対応できる、地域に詳しい業者を選ぶことが成功の鍵です。

高松市の解体費用相場

建物構造 坪単価あたりの解体費用 価格幅
木造 31,900 21,300~57,000
鉄骨造 45,700 45,700~45,700
RC造 53,700 53,700~53,700
内装解体 29,000 17,600~40,500

※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。

優良な解体業者の選び方

解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。

当サイト独自の50の調査項目

掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。

調査項目(全50項目)を見る

企業経験・規模 (7)

1,000件以上の実績 500件以上の実績 創業30年以上 従業員30人以上 中間処理場保有 公共工事の経験 重機保有

対応工事 (10)

アスベストレベル1,2除去 ブロック塀 土木工事 リフォーム工事 新築工事 外構工事 火災 杭抜き工事 県外出張 樹木伐採

保有資格 (9)

建設業許可 解体工事業登録 産業廃棄物収集運搬業許可 産業廃棄物処分業許可 石綿作業主任者 建築物石綿含有建材調査者 解体工事施工技士 1級土木施工管理技士 1級建設機械施工管理技士

安全対策・リスク管理 (7)

工事賠償責任保険 違反歴なし 表彰・受賞 現場清掃 ISO認証 電子マニフェスト 地域貢献・ボランティア

顧客対応・サービス (17)

自社ホームページ 無料見積もり 不要品回収 不要品買取 不動産取引 補助金・助成金申請 土地活用 滅失登記 建設リサイクル届 近隣挨拶 翌営業日連絡 クレジットカード 解体ローン SNS 土対応 日祝対応 年中無休

※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。

高松市の解体業者一覧

高松市の解体業者、全13社をご紹介します。

株式会社アシスト香川の公式サイトスクリーンショット

株式会社アシスト香川

高松市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

株式会社アシスト香川は解体工事だけでなく、その後の土地活用まで見据えたサービスを提供しています。木造・鉄骨造・RC造まで幅広い建物の解体に対応可能です。特に解体後の土地を造成して産業用太陽光発電所を建設する事業を得意としており、解体・造成・建設までを一貫して請け負っています。また、解体する建物の隣にある蔵や塀など、残しておきたい部分を「エコロビーム」という洗浄システムで再生するサービスも行っています。

スッキリ解体の分析

通常、解体とその後の土地活用は別の業者に相談することが多いです。その点、同社は解体計画の段階から土地活用を前提とした相談ができるのが特徴です。例えば「太陽光パネルを効率よく設置するには、どう造成すればよいか」といった具体的なアドバイスを初期段階から受けられるため、別々の業者に依頼するよりも計画がスムーズに進む可能性があります。解体後の土地をすぐにでも活用したい方にとって、相談しやすい業者の一つと言えるでしょう。

注目ポイント
  • 解体後の造成から太陽光発電所の建設まで一貫対応
  • 土地活用を見据えた解体・造成計画の提案
  • 洗浄システム「エコロビーム」で、残したい蔵や塀を再生
株式会社珀栄の公式サイトスクリーンショット

株式会社珀栄

高松市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

株式会社珀栄は、高松市に拠点を置く解体専門業者です。住宅一棟の解体はもちろん、店舗の内装解体やブロック塀などの外構撤去まで幅広く対応しています。小規模な工事から住宅が複数建つ敷地のような大規模案件まで依頼できる柔軟さが特徴です。また、費用を抑えた提案に力を入れており、解体に伴う役所への届け出など各種手続きも代行しています。依頼主の負担を最小限に抑えるサポート体制が整っているため、初めて解体工事を依頼する方でも安心して相談しやすい業者と言えるでしょう。

スッキリ解体の分析

解体工事を検討する際、「家の解体」と「庭まわりの片付け」を別々の作業として捉えてしまいがちです。しかし、実際にはブロック塀の撤去やカーポートの解体といった外構工事が同時に必要になるケースも多く見られます。その点、珀栄のように住宅本体から外構まで一括で対応できる業者であれば、複数の業者を探して手配する手間を省けます。さらに役所への届け出などの手続きも代行しているため、工事以外の事務的な負担も軽減できます。必要な作業をまとめて依頼できる業者を選ぶことで全体の流れも分かりやすくなり、安心して工事に臨めるでしょう。

注目ポイント
  • 住宅全体から部分的な解体まで幅広く対応
  • 規模の大小を問わない柔軟な施工体制
  • 費用を抑えるための直接施工・管理
株式会社RS企画の公式サイトスクリーンショット

株式会社RS企画

高松市
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

株式会社RS企画は高松市で足場工事を主軸に、土木や解体といった建築工事全般を請け負っています。特筆すべきは、従業員25名のうち6名が国家資格である「1級とび技能士」の資格を持っている点です。技術力の高さを客観的に示す指標となり、現場の安全管理や正確な作業への意識がうかがえます。また、同社は独立支援制度を設けており、未経験者でも職人として成長できる環境が整えられています。代表自身が職人からの独立経験者であるため、現場で働く人の視点に立った技術指導が行われているようです。技術力の確かな会社に依頼したいと考える方にとって検討の価値がある1社です。

スッキリ解体の分析

従業員の約4分の1が「1級とび技能士」であるという点は、業者の技術レベルを判断する上で参考になります。1級とび技能士は、7年以上の実務経験がなければ基本的に受験できない国家資格です。単に足場を組むだけでなく、図面の作成や後輩への指導など現場全体をまとめる能力が求められます。そうしたリーダー格の職人が複数いるということは会社全体の技術力が底上げされ、どの現場でも品質が安定しやすいことを意味します。特に安全性が厳しく問われる足場工事などでは安心して工事を任せやすい業者です。

注目ポイント
  • 高松市を拠点に建築工事全般に対応
  • 従業員25名のうち6名が国家資格「1級とび技能士」
  • 職人からの独立経験を持つ代表による現場重視の体制

高松市の解体業者が見つかりませんでした。

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解体業者の選び方でよくある質問

「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?

「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。

建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。

しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。

解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?

それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。

同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。

例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。

また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。

このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。

もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?

いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。

廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。

不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。

  • 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
  • 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
  • 書面での契約を交わしていない場合

上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。

相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?

相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう

インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。

あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。

また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。

ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?

問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。

解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。

ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。

また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。

ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。

解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?

いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。

解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。

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