香川県さぬき市の解体業者3社を比較|費用相場と地域の解体事情
さぬき市で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
さぬき市に所在する3社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「さぬき市の解体費用相場」や「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。
下の「さぬき市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
さぬき市の解体工事事情と地域特性
さぬき市の概要
さぬき市は5つの町が合併して誕生した都市で、高松市のベッドタウンから山間部の農村まで、エリアごとに全く異なる性格を持つのが特徴です。
さぬき市は、2002年に津田町、大川町、志度町、寒川町、長尾町の5町が合併して誕生しました。そのため、市内にはっきりとした中心市街地はなく、歴史や産業が異なる複数のエリアがそれぞれ独自の顔を持っています。
総人口は約47,000人(2020年国勢調査)。高松市へのアクセスが良い西部はベッドタウンとして発展する一方、東部や南部にはのどかな農村地帯が広がるなど、場所によって全く違う景色が見られます。
地形・道路事情と解体費用の傾向
旧町域ごとに地形や道路事情が全く異なり、特に旧志度町の門前町エリアや南部の山間傾斜地では、特殊な作業が必要で解体費用が割高になる傾向があります。
さぬき市の解体工事費用は、現場がどの旧町域に属するかで大きく変動します。
- 地形の特徴:北部は瀬戸内海に面した平野部や砂地が広がる一方、南部は讃岐山脈へと続く山間・傾斜地で構成されています。特に南部の山間部には、土砂災害警戒区域に指定されている場所も多くあります。
- 道路事情:四国八十八箇所霊場の門前町として栄えた旧志度町エリアには、昔ながらの町割りが残り、道幅2.7m未満の狭い道が網の目のように入り組んでいます。
- 費用への影響:旧志度町のような狭い道が多い場所では、4tトラックが入れません。そのため、小型車で廃材を何度も往復輸送する「小運搬」という作業が必須で、人件費が通常エリアの1.5倍から2倍に膨らむことがあります。
また、南部の傾斜地では、重機を安全に設置するための仮設足場を組む追加費用が発生するケースも多く見られます。
運営者 稲垣旧志度町のような道が狭いエリアや、南部の傾斜地での工事は、業者さんの経験と技術が特に問われます。私がこれまで見てきた失敗例で多いのが、見積もりに「小運搬」や「仮設足場」の費用がきちんと計上されておらず、後から高額な追加請求をされるケースです。最初の見積もりの段階で、こうした特殊作業について具体的に説明してくれる業者を選ぶのが、失敗しないための重要なポイントです。
農家住宅特有の解体課題と高額化リスク
旧農村部に多く残る農家住宅は、複数の建物や大量の不用品があるため、登記情報だけでは判断できません。そのため、解体費用が見積もりを大幅に上回るリスクを抱えています。
さぬき市の旧農村部(寒川・大川・長尾エリア)における解体工事では、都市部の住宅とは異なる特有の課題があります。
まず、伝統的な農家住宅は「母屋・離れ・納屋」といった複数の建物で一つの屋敷を構成しているのが一般的です。登記簿には母屋の面積しか記載されていなくても、未登記の納屋などを含めると実際の解体対象面積が2倍以上になることも珍しくありません。現地調査をせずに概算見積もりを取ると、後で大きな追加費用が発生する原因です。
特に納屋には、数十年分の古い農機具、農薬、肥料、タイヤなどが大量に残されていることがよくあります。これらの「残置物」の処分費用は建物解体費とは別にかかり、場合によっては数百万円単位に上ることも。これが、空き家解体をためらう一番の理由になっているケースも少なくありません。
加えて、2006年以前に建てられた納屋の屋根や外壁には、アスベスト(石綿)を含んだスレート波板が使われている可能性が高いです。その除去には専門的な作業と追加の費用が必要になります。
解体工事・空き家対策の補助金
さぬき市では、倒壊の危険性がある空き家の解体に対し、最大160万円という非常に手厚い補助金制度を設けています。ただし、利用するには市の事前認定が必須です。
さぬき市では、空き家対策として補助金制度が整備されています。特に老朽危険空き家に対する補助は、他の自治体と比較しても非常に手厚い内容です。
| 制度名 | 補助金額・率 | 対象・条件 |
|---|---|---|
| 老朽危険空き家除却支援事業 | 対象工事費の4/5以内 (上限160万円) | 市の現地調査により「老朽危険空き家」として認定された建物。所有者の所得制限や市税の滞納がないことなどが条件です。 |
| ブロック塀等撤去支援事業 | 撤去費用の4/5以内 (上限16万円) | 市が指定した通学路などに面する、基準を満たした危険なブロック塀。 |
【重要】これらの補助金を利用する場合、市の交付決定通知が届く前に解体業者と契約したり、工事に着手したりすると対象外になってしまいます。解体を検討し始めたら、まず最初に市役所の担当課(都市整備課)へ相談することが不可欠です。
※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
さぬき市の公式サイトで詳細を見る
廃棄物処理と分別ルール
廃棄物処理は「大川広域行政組合」が管轄しており、一般廃棄物の搬入先が市の北端にあるため、南部エリアからの運搬コストが割高になる傾向があります。
さぬき市の廃棄物処理は、隣接する東かがわ市などと構成する「大川広域行政組合」が運営しています。解体工事で発生した廃棄物は、種類によって搬出先が異なります。
木くずの一部や畳、家財などの一般廃棄物は、さぬき市小田にある「志度クリーンセンター」へ搬入します。この施設は市の北端にあるため、特に南部の寒川町や大川町エリアからの運搬には時間がかかり、運搬費に影響が出ます。
一方で、コンクリートガラや金属くずなどの産業廃棄物は、市内の民間中間処理施設や、隣接する三木町の施設などへ搬出します。現場で適切に分別する「分別解体」を徹底しないと、混合廃棄物として扱われ処分単価が3倍以上に跳ね上がります。丁寧な手作業が、最終的なコスト削減に繋がります。
運営者 稲垣さぬき市での解体工事は、旧志度町の狭い道や南部の傾斜地といったエリアごとの特性を理解することが第一歩です。特に旧農村部では、登記簿にない納屋や大量の不用品といった農家住宅特有の課題が費用を大きく左右します。だからこそ、現地調査に基づいた正確な見積もりが不可欠です。最大160万円の補助金制度を有効活用するためにも、業者と契約する前に、まずは市役所へ事前相談することをお勧めします。
さぬき市の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 63,600円 | 63,600~63,600円 |
| 鉄骨造 | 45,700円 | 45,700~45,700円 |
| RC造 | 53,700円 | 53,700~53,700円 |
| 内装解体 | 29,000円 | 17,600~40,500円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
当サイト独自の50の調査項目
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
さぬき市の解体業者一覧
さぬき市の解体業者、全3社をご紹介します。
株式会社新開組
株式会社新開組は、道路や橋といった公共インフラ事業も手掛ける会社です。公共事業に求められる高い水準の安全管理や土木技術を、個人の解体工事にも活かしています。特に注目すべきは、取得が難しいとされる「一般廃棄物処理業」の許可を得ている点です。これにより、解体工事だけでなく、通常は依頼主が自身で処分する必要のある家財道具(家庭ごみ)の片付けまで一括で任せられます。解体からその後の造成、土地活用まで広く相談できる体制が整っています。
- 「一般廃棄物処理業許可」を活かした家財道具の一括処分
- 公共インフラ工事の実績に基づく高い土木技術
- 解体後の造成やリフォーム、外構工事まで対応可能
有限会社サンケイ工業
有限会社サンケイ工業は、解体工事を専門とする会社です。解体機25台、アタッチメント51機を自社で保有している点が特徴です。重機を外部からレンタルする必要がないため、その分の費用を抑えられます。また、現場の状況に応じて適切なアタッチメントを使い分けられるので、より安全で効率的な工事が期待できます。工事中は高圧洗浄機で散水を行うなど、近隣への配慮も具体的に示しています。
ホームページで保有する重機の種類や数を詳しく公開している点は、業者選びの参考になります。解体工事では、建物の構造や周辺環境に合った重機・アタッチメントを使えるかどうかが、工事の安全性や速さに直結します。例えば、狭い場所では小型の重機が、頑丈な基礎を壊す際には強力なアタッチメントが必要です。豊富な設備の中から最適なものを選べる体制を整えていることは、安全な工事を重視する方にとって安心材料の一つとなるでしょう。
- 解体機25台、アタッチメント51機を自社で保有
- 自社施工と自社重機活用による中間費用の削減
- 高圧洗浄機での散水といった具体的な近隣への配慮
津田企業株式会社
津田企業株式会社はさぬき市を拠点に、解体工事・足場工事・産業廃棄物の収集運搬を手掛けている専門業者です。解体工事に必要な足場の設置も自社で行うため、外部業者を介さずに一貫した施工管理が可能です。同社の特徴は、自社で「三木リサイクルファクトリー」を運営している点です。解体で発生した廃棄物を収集運搬するだけでなく、自社施設でリサイクルまで行う体制が整っています。ホームページではドローンで撮影した施工事例も公開しており、実際の工事の様子や整地後のきれいな状態を事前に確認できます。
解体業者が自社でリサイクル工場を保有している点は、業者選びの重要な参考材料となります。解体工事では大量の産業廃棄物が発生しますが、その廃棄物を最終的にどこでどのように処理するかを業者自身が責任を持って管理できる体制は、依頼主にとって安心材料です。不法投棄の心配がなく、解体から廃棄物処理までを一つの窓口で任せたい方にとって、同社は有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
- 足場・解体・廃棄物運搬までの一貫体制
- 自社リサイクル工場による適正な廃棄物処理
- ドローン撮影による分かりやすい施工事例の公開
さぬき市の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体
【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。
解体工事で意外と負担になるのが、工事前の家財道具の片付けです。解体業者が引き取れるのは産業廃棄物だけで、家具や衣類などの「家庭ごみ」は別に処分を手配しなければなりません。その点で、新開組が持つ「一般廃棄物処理業」の許可は大きな意味を持ちます。この許可があれば、家庭ごみの処分も合法的に引き受けられるため、依頼主は片付けの手間を大幅に減らせます。「家一軒まるごと片付けて解体」という流れを安心して1社に任せられるのは利点です。