広島県広島市西区の解体業者4社を比較|費用相場と地域の解体事情
広島市西区で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
広島市西区に所在する4社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「広島市西区の解体費用相場」や「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。
下の「広島市西区の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
広島市西区の解体工事事情と地域特性
広島市西区の概要
広島市西区は、デルタ地帯の密集市街地、埋立地の工業拠点、丘陵地の住宅団地という3つの異なる顔を持つエリアです。
広島市西区は、市の西の玄関口としての役割を担い、約18.5万人(2025年1月時点)が暮らす街です。この区は、地理的な特徴から大きく3つのエリアに分けられます。
一つは横川・己斐周辺の商業施設や交通機関が集まる中心地、二つ目は商工センター周辺の埋立地に広がる産業・物流拠点です。そして三つ目が、高度経済成長期に開発された己斐上・井口台などの丘陵住宅地です。
空き家率は11.8%(2018年時点)と市内の他区に比べて低い数値ですが、昔からある住宅地には老朽化した空き家が数多く残っており、今後の解体工事の主な対象になると見られています。
地形・道路事情と解体費用の傾向
西区の解体費用は、崩れやすい『マサ土』の斜面地と旧街道沿いの狭い道路という二重の制約で、市内他区に比べて高額になる傾向があります。
広島市西区で解体工事を計画する際は、市内でも特に注意が必要な地理的条件があります。
- 地形の特徴:己斐上や井口台といった丘陵住宅地の多くは、花こう岩が風化した「マサ土」と呼ばれる非常に崩れやすい地盤の上にあります。この地質は水はけが悪く、大雨による土砂災害のリスクと隣り合わせです。そのため、解体時の重機の振動が地盤の緩みを引き起こさないよう、慎重な作業や事前の地盤補強、擁壁の健全性調査が不可欠です。
- 道路事情:草津本町や己斐本町周辺には、江戸時代の西国街道の名残で、道幅2メートル以下の狭い道が網の目のように広がっています。これらのエリアでは、重機や大型トラックが入れない現場が数多くあります。
- 費用への影響:マサ土の斜面地では、安全対策費や擁壁の補強費が追加でかかることがあります。また、道が狭い現場では重機が使えず、手作業で壊す「手壊し解体」や、廃材を軽トラックで大通りまで運び出す「小運搬」が必要です。工期が長引き、人件費もかさむため、結果として見積もり金額が高くなる大きな要因です。
運営者 稲垣西広島駅のような大規模再開発エリアの周辺では、解体需要が一気に高まり、腕の良い業者のスケジュールはすぐに埋まってしまいます。私の経験上、いざという時に慌てないためにも、建て替えの計画が少しでも具体的になったら、早めに複数の業者から見積もりを取って比較検討を始めるのが、費用と品質の両面で後悔しないためのコツです。
西広島駅周辺の再開発と解体工事の動向
西広島駅周辺で進む大規模再開発は、駅前だけでなく周辺住宅地の建て替え需要も掘り起こしており、西区全体の解体市場を活性化させています。
現在、西区で特に注目されているのが「西広島駅南口西地区市街地再開発事業」です。これはJRと広島電鉄の乗り換え拠点である西広島駅周辺をより便利にするため、高層の住宅・商業施設などを整備する計画です。
すでに「ひろでん会館」の解体は完了し、2027年度には地区内の既存建物の一斉解体が始まる予定で、2033年度の完成を目指しています。この大規模な工事では、古いビルに多く使われているアスベスト(石綿)の厳格な処理や、JR山陽本線に隣接して進める工事の安全管理など、都市部ならではの専門的な技術が求められます。
さらに、この再開発は駅前だけの話ではありません。周辺の己斐地区などの利便性が高まることへの期待から地価が上がり、周辺エリア全体で、古い家を壊して建て替える動きを活発にしています。
解体工事・空き家対策の補助金
広島市の老朽危険空家等除却補助制度が利用できますが、採択件数が年間10件程度と非常に少なく、厳しい条件を満たした上で抽選になる可能性があります。
広島市西区の空き家解体では、広島市が設けている補助金制度を利用できる場合があります。
| 制度名 | 補助金額・率 | 対象・条件 |
|---|---|---|
| 広島市老朽危険空家等除却補助制度 | 上限50万円(工事費の1/3以内) | 建物の傷み具合が市の基準(評点100点以上)を満たし、かつ道路に面しているなど、通行人に危険が及ぶ可能性のある空き家。 |
この制度は、倒壊の危険性が特に高い建物を優先するため、対象となる条件が厳しく定められています。
ちなみに、令和7年度(2025年度)の申込期間は5月15日から5月30日までで、すでに受付は終わっています。応募が予定件数を超えた場合は抽選になるため、補助金ありきで計画を立てるのは注意が必要です。
※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
広島市の公式サイトで詳細を見る
廃棄物処理と分別ルール
西区内には廃棄物処理施設が複数あり、広島市全体の処理拠点として機能しています。そのため、区内の解体工事では廃材の運搬コストを比較的抑えやすいという利点があります。
広島市西区の商工センターや井口台などには、産業廃棄物の中間処理施設やリサイクル施設が複数あり、広島市全体の建設廃棄物処理において中心的な役割を担っています。
このため、区内の解体現場から処理施設までの距離が近く、廃材の運搬コストを抑えやすいのが特徴です。ここで処理されたコンクリートガラなどは、県の特性を活かし、江田島市など瀬戸内海の島々にある最終処分場へ船で海上輸送されるルートが整っています。
運営者 稲垣広島市西区での解体工事は、崩れやすいマサ土の斜面地や昔ながらの狭い道といった特有の課題にどう対応するかが重要です。特に、これから本格的に始まる西広島駅周辺の再開発は、周辺エリアの解体需要にも大きく影響します。再開発の動きをよく見ながら、こうした地域の地理的条件に詳しい業者を選ぶことが、工事を成功させる鍵です。
広島市西区の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 34,300円 | 31,500~39,100円 |
| 鉄骨造 | 37,400円 | 26,400~59,900円 |
| RC造 | 82,500円 | 55,000~110,000円 |
| 内装解体 | 31,200円 | 16,800~59,100円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
当サイト独自の50の調査項目
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
広島市西区の解体業者一覧
広島市西区の解体業者、全4社をご紹介します。
株式会社桑原組
株式会社桑原組は建物の解体だけでなく、その後の土地活用までを一貫して手掛けている会社です。同社の「ワンストップ土地更地化サービス」では解体工事やアスベスト調査に加え、不動産の売買や「無印良品の家」の新築まで一つの窓口で相談できます。広島銀行本店のような大規模な建物の解体実績があり、工事に必要な大型重機も自社で保有しています。こうした体制や実績から、技術力や管理能力が求められる工事にも対応できることがうかがえます。
- 解体から新築まで1社で対応する「ワンストップ土地更地化サービス」
- 広島銀行本店など、大規模な建物の解体実績
- 大型重機の自社保有と国際規格ISOの認証取得
BizEarth株式会社
BizEarth株式会社には、不動産取引の専門家である宅地建物取引士が在籍しています。そのため建物の解体からその後の土地売却までを一つの窓口で進められます。解体業者と不動産業者を別々に探す手間を省きたい場合に適しています。ホームページでは、実際の施工事例と費用が具体的に公開されているため、依頼前に費用の目安を確認できます。また、工事費用の一部を依頼主が選んだ団体(日本赤十字社など)へ寄付する仕組みがあるのも特徴です。
解体工事の後に土地の売却を考えている場合、解体業者と不動産業者の両方とやり取りが必要になり、手続きが煩雑になりがちです。BizEarthように宅地建物取引士がいる業者であれば、解体計画の段階から売却を見据えたアドバイスを受けられます。例えば「更地にした方が高く売れるか、古家付きで売るべきか」といった専門的な判断も相談できるため、依頼主にとって心強い存在と言えます。費用の一部を寄付できるという取り組みも企業の社会貢献に対する姿勢がうかがえるユニークな点です。
- 宅地建物取引士が在籍し、解体から土地売却まで一括対応
- ホームページでの具体的な施工事例と費用の公開
- 依頼主が選んだ団体へ工事費用の一部を寄付できる制度
株式会社大前工務店
株式会社大前工務店は、1964年に広島市で創業した会社です。60年以上にわたり、地域に根差した事業を展開しています。同社の特徴の一つは、社会貢献性の高い工事経験です。1995年の阪神大震災や2011年の東日本大震災では復興支援のための解体工事を手掛けました。こうした大規模災害時の対応実績は同社の技術力や動員力を判断する上での参考になります。また、一般的な家屋解体だけでなく、より専門的な技術が求められる工事にも対応しています。過去には、ダイオキシン対策が必要な焼却場の解体や製鉄所の大型解体工事なども受注した実績があります。
解体業者を選ぶ際、特に注目したいのが「どのような現場を経験してきたか」という点です。大前工務店の沿革にある「ダイオキシン類労働新法適用第1号の焼却場解体」という実績は、その技術力を判断する上で一つの参考になります。焼却場の解体では有害物質を外部に飛散させないための厳重な管理が不可欠です。作業員の安全確保はもちろん、周辺環境への配慮も最大限に求められます。このように特に慎重さが求められる工事を経験している業者であれば、住宅が密集するエリアでの解体やアスベストを含む建物の解体といった安全管理が重要になる工事も安心して任せられます。
- 阪神・東日本大震災での復興支援工事の経験
- 特殊な設備(焼却場)や大規模プラントの解体に対応
- 解体工事だけでなく宅地造成まで一貫して手掛ける
有限会社岡田組
有限会社岡田組は、広島市と廿日市市を中心に活動する解体業者です。創業から現在までに手掛けた工事は2,500件を超えています。対応範囲は一般的な木造家屋だけでなく、RC造のビルや構造が複雑な機械式駐車場など多岐にわたります。多くの実績に加えて、工事前の近隣への挨拶や完了報告といった周辺への配慮を大切にしている点も特徴です。
2,500件という施工実績は業者の経験値を判断する上での一つの目安になります。解体工事の現場では、事前の調査だけでは分からない問題が発生することも少なくありません。例えば古い建物の基礎が予想以上に深かったり、隣家との境界が複雑だったりといったケースです。数多くの現場を経験してきた業者であれば、こうした予期せぬ状況にも過去の事例をもとに落ち着いて対処できることが期待できます。
- 広島市・廿日市市を中心に2,500件を超える施工実績
- 木造家屋から機械式駐車場まで多様な建物に対応
- 近隣への挨拶や工事完了の報告を徹底
広島市西区の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体
【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。
「家を解体した後の土地をどうしようか」というのは、多くの人にとって悩ましい問題です。通常であれば解体は解体業者、土地の売却は不動産業者、新しい家の建築は建築会社へと別々に相談しなければなりません。同社のように、これらすべてを一つの窓口で依頼できる体制は業者を探す手間を省けるという点で利点があります。また、解体の段階から売却や新築といった次の計画を見据えて作業を進めてくれるため、「解体はしたけれど、この後どうすればいいか分からない」といった不安を解消できます。