広島県東広島市の解体業者3社を比較|費用相場と地域の解体事情
東広島市で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
東広島市に所在する3社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「東広島市の解体費用相場」や「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。
下の「東広島市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
東広島市の解体工事事情と地域特性
東広島市の概要
東広島市は学園都市として発展する一方、歴史的な町並みや広大な山間部が混在しており、エリアごとに解体工事の条件が大きく異なります。
広島県の中央部に位置する東広島市は、広島大学の移転などを背景に学園都市・工業都市として発展し、人口約19万人を抱えています。
市の中心である西条地区は醸造の町として古い町並みを残し、沿岸部の安芸津地区は港町、北部の河内・豊栄・福富地区は山間地と、多様な顔を持っています。
都市の拡大に伴い空き家も増加傾向にあり、その解体は単なる建て替えだけでなく、歴史的景観の保存や防災対策といった側面も重要になります。
地形・道路事情と解体費用の傾向
西条地区の狭い道や安芸津地区の傾斜地、そして広島県特有の脆い「真砂土」の地盤が、解体費用を押し上げる主な要因です。
- 地形の特徴:中心部は西条盆地で比較的平坦ですが、周辺は山々に囲まれています。特に傾斜地では、花崗岩が風化した「真砂土(まさつち)」と呼ばれる非常に脆い土壌が広く分布しており、解体工事の際には土砂災害への注意が欠かせません。2018年の西日本豪雨の経験から、防災の観点はより厳しく見られています。
- 道路事情:西条駅周辺の旧市街地は、宿場町時代の区画が残り、重機が入れない2〜3m幅の狭い路地が網の目のようにあります。また、安芸津地区などの港町では、傾斜地に住宅が密集し、搬出入の経路が限られます。
- 費用への影響:狭い道や傾斜地では重機が使えず、手作業での解体(手壊し)や小型車での小分け搬出が必要になるため、工期が長引き人件費が増えてしまいます。加えて、山間部では処分場までの運搬距離が長くなるため、輸送コストが高くなる傾向があります。
運営者 稲垣西条酒蔵通りのような歴史的景観を守る地区では、単に「安く解体できる」という業者を選ぶと、後で必ずトラブルになります。私がこれまでに見てきた失敗例では、行政との調整不足で工事が中断したり、古い隣家を傷つけて補修費用を請求されたりするケースが多いです。見積もりの際に、このエリアでの施工実績や、行政協議の経験が豊富かどうかをしっかり確認することが、失敗しないための最も重要なポイントです。
西条酒蔵通りの歴史的景観が解体工事に与える影響
「西条酒蔵通り」周辺では景観保護の規制が厳しく、単に建物を壊すだけではありません。歴史的価値を守るための専門的な技術と、行政との丁寧な事前調整が求められます。
東広島市の解体工事で特に注意が必要なのが、「西条酒蔵通り」を中心とした伝統的建造物群保存地区(伝建地区)です。このエリアでは、ただ壊して新しく建て替えるという考えは通用せず、歴史的な景観を守るための厳しいルールが定められています。
具体的には、昭和30年代以前の建物は「伝統的建造物」とされ、解体には市の教育委員会などとの綿密な事前調整が必須です。周囲の古い建物へ振動が伝わらないよう、重機の使用が制限され、熟練した職人による手壊し作業が中心になります。
また、この地区の象徴である「赤桟瓦(赤瓦)」や白漆喰、焼杉板といった建材は、他の廃材と混ぜずに丁寧に分別し、状態が良ければ再利用のために回収されることもあります。
敷地の境界にある古い石垣なども保護対象になる場合があり、これらを傷つけずに基礎だけを撤去するような、非常に高度な技術が求められます。このように、伝建地区での解体は、通常の工事とは全く異なる専門知識と施工計画が必要です。
解体工事・空き家対策の補助金
東広島市では、危険な空き家の解体費用はもちろん、工事の妨げになる家財の撤去や、複雑な相続登記にかかる費用まで補助する、手厚い制度が用意されています。
| 制度名 | 補助金額・率 | 対象・条件 |
|---|---|---|
| 東広島市空家対策事業 | 上限50万円(補助率 1/3) | 市の基準で「危険」と判断された空き家の解体が対象です。 |
| 空き家解体・跡地支援事業 | 上限50万円(補助率 1/3) | 解体後の土地を、地域活性化のために10年以上活用することが条件です。 |
| 空家住宅等家財撤去支援事業 | 最大15万円 | 空き家バンクに登録された物件内の、残置物処分が対象です。 |
| 空家住宅等登記支援事業 | 上限10万円(補助率 1/3) | 相続登記など、解体や活用を進める上で必要な登記費用が対象です。 |
これらの補助金を利用するには、必ず解体業者との契約前に市へ事前申請し、交付決定を受ける必要があります。工事を始めてからの事後申請は認められないため、注意してください。
※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
東広島市の公式サイトで詳細を見る
廃棄物処理と分別ルール
市の処理施設には最大4t車までという車両制限があり、建築廃材は一切持ち込めません。そのため、業者による適切な分別と運搬計画が、コスト管理の鍵です。
東広島市では、解体工事で出る廃棄物の処理ルールが厳格に定められています。家庭の不用品などを処分する「広島中央エコパーク」や「賀茂環境センター」といった市の施設へは、最大4t車(ロングボディ不可)までしか持ち込めません。
このため、大規模な家財整理では運搬回数が増え、費用が余分にかかることがあります。
特に重要なのは、これらの施設には瓦やコンクリート殻、建設木材といった「産業廃棄物」は一切持ち込めないという点です。これらは市内の民間処分場へ別途運搬する必要があり、解体業者は一般廃棄物と産業廃棄物を現場で正確に分別し、それぞれ適切なルートで処理する計画を立てなければなりません。
運営者 稲垣東広島市での解体工事は、西条酒蔵通りのような歴史的景観への配慮や、真砂土による土砂災害リスクへの対策が求められます。特に景観保存地区では専門技術と行政協議の経験を持つ業者選びが、また傾斜地や狭い道が多い場所ではその土地の条件に対応できる施工能力が、適正な費用で工事を終えるための鍵です。
東広島市の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 29,500円 | 23,000~44,000円 |
| 鉄骨造 | 36,600円 | 35,500~37,700円 |
| RC造 | 82,500円 | 55,000~110,000円 |
| 内装解体 | 31,200円 | 16,800~59,100円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
当サイト独自の50の調査項目
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
東広島市の解体業者一覧
東広島市の解体業者、全3社をご紹介します。
株式会社後藤組
株式会社後藤組は、東広島市から「優良建設工事施工者」として表彰された実績があります。これは、同社の施工品質が公共事業の基準を満たしていることを示しています。従業員の半数が国家資格である「1級土木施工管理技士」を取得しており、専門知識を持ったスタッフが現場の管理を行っています。また、解体工事だけでなく、廃棄物の処理や行政への各種手続き代行まで一貫して依頼が可能です。そのため依頼主が複数の業者とやり取りする手間がありません。環境経営に関する認証「エコアクション21」も取得しており、法令遵守の意識が高い業者です。
- 東広島市による「優良建設工事施工者」の表彰歴
- 従業員の半数が「1級土木施工管理技士」の有資格者
- 解体から廃棄物収集運搬・行政手続きまで一貫して対応
福村建設株式会社
福村建設株式会社は、1957年に創業した東広島市の建設会社です。60年以上にわたって地域に根差した経営を続けてきました。事業内容は多岐にわたり、一般住宅の新築やリフォームはもちろん、店舗や工場、さらには官公庁の工事まで請け負っています。木造・鉄骨を問わず対応できるため、様々な建物の建築や改修を相談できます。「小さな修理」も事業内容に含まれており、暮らしの中のちょっとした困りごとから大規模な工事まで幅広く頼れる会社です。
建設会社を選ぶ際、対応している工事の種類は一つの判断基準になります。福村建設のように一般住宅だけでなく店舗や工場、公共工事まで手掛けている会社は、それだけ多様な建物の構造や法律上の要件を理解していると考えられます。また、創業から60年以上も同じ地域で事業を続けている点も注目すべきです。建設業は施工後のアフターフォローも重要になるため、長年にわたって地元で築いてきた評判は会社の誠実さを判断する上で参考になります。
- 民間工事(住宅・店舗・工場)から公共工事まで対応する事業範囲の広さ
- 小さな修理から新築・増改築まで柔軟な対応力
- 東広島市に根差した地域密着の経営
高屋ブロック工業有限会社
高屋ブロック工業有限会社は、自社で中間処理場と最終処分場を保有している点が特徴です。解体工事で発生した廃棄物の処理を外部に委託せず、すべて自社の管理下で完結させています。この一貫体制により、不法投棄などのリスクを心配する必要が少なくなります。また、中間マージンが発生しないため、費用を抑えられる可能性もあります。同社は木くずを燃料にしたり、がれきを再生資源にしたりするリサイクル設備も導入しています。廃棄物が適正に処理されることを重視する方にとって安心できる選択肢の一つです。
解体工事で出た廃棄物が不法投棄された場合、依頼主も責任を問われることがあります。業者選びの際は、廃棄物が最終的にどこで処分されるのかまで確認することが大切です。その点、高屋ブロック工業のように自社で「最終処分場」まで持っている業者は県内でも珍しい存在です。解体から処分までの全工程を自社で管理しているため、誰がどこで処理しているかが明確です。廃棄物処理の過程でトラブルが起きる心配が少なく、法的な面でも安心して工事を任せられます。
- 解体・中間処理・最終処分までの一貫体制
- 自社管理による不法投棄リスクの低減
- 木くずや建設残土の再資源化
東広島市の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体
【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。
業者を選ぶ際に「何を基準にすればよいか」と迷うことは少なくありません。その中で、自治体からの表彰歴は技術力や信頼性を判断する上での参考になります。公共工事では一般の工事以上に厳しい品質管理や安全対策が求められます。そうした現場を経験している業者であれば、一般家屋の解体においても丁寧で安全な作業が期待できます。客観的な評価を重視して業者を選びたい方にとって、分かりやすい判断材料の一つです。